
黒メルのフロントガーニッシュの鉄ネジ、バカかっ!@ひでエリです。
納車時から既にサビが出ていた黒メルのフロントガーニッシュネジ。こんな水がバンバン当たるとこに鉄ネジを採用するメルセデスの仕様が不明です。外してみたところトルクスT20でφ4の16mmのタッピングビスです。
この手のネジでトルクスとかヘキサとかはほぼ日本のホームセンターにはありません…残念ながら。
せめて錆びにくいブロンズメッキ加工で同規格ステンのプラス皿タッピングビスを買ってきました。
さてまだまだジャンプラ読んでます。ああ恐ろしい、集英社の漫画の底が知れません…。
今回は本屋の漫画棚では何度も見ていたアクタージュです。
結論から言うと★4つの凄まじい漫画でした。
1つ取りこぼしは絵ですが、充分に上手い。まあでもこれ以上の美麗絵師は確かにいるので5はつけないでおこうかな、くらいの消極的な理由なので実質★5と言っても過言ではないです。
主人公 夜凪景(女性)が一流の女優になるまでの話ですね。
母に先立たれ、父は放蕩し帰らず、高校に通いながら双子の弟妹と生活している景ですが、夜には別人になるために家にある映画を見まくって「役者になる」ということを毎夜繰り返していました。
ある日、妹に
「お姉ちゃん、役者にならないなら(その所行は)気持ち悪い」
と言われ、お金を稼ぐ目的でオーディションに応募、そこで本物の目を持つ監督に見出されますが、そのオーディションには落選。理由は主役を食ってしまうから。
その監督が日を改めて、景を自らのスタジオにスカウトし景の役者人生が始まります。
当初は自らの経験を演技に落とし込むメソッド演技しか出来ませんでしたが、監督のマネジメントによりCM、モブ、映画端役、舞台助演、高校の映像部活主演、舞台主演と演技の引き出しを増やし、天才女優の階段を登っていく話です。
Jazz漫画、Blue Giantにも似た舞台の描写、ビリビリと緊迫感や緊張感が表現され恐ろしい程です。
全ての役者がこうではないと思うものの、主人公 景の役者としての才能や努力、役への入り込み方に尋常ではない狂気のようなものを感じます。
それに引っ張られていく共演者たち。景の演技を見て自らの不足を感じ、共に成長していきます。が、その成長は和やかなものではなく、まさにバトル漫画。

(最新刊11巻 羅刹女編表紙の景)
唯一、弱いと思っていた放蕩父親の設定を前巻にぶち込みただの伏線回収ではなく漫画の質をぶち上げました、圧巻!
とりあえず8巻まではジャンプ+と姉妹アプリのゼブラックを使えば待てば読めるので、とりあえず8巻まではありがたく無料で読ませていただき、9-11巻をKindleで買いました。作者さんへの感謝を込めてです。いや嘘、待てませんでしたw
最近のジャンプ系漫画を読んでいて思うのですが、単純な競技系や格闘系の構図ではなく、コスプレや演劇でバトルを表現してしまうという全く恐ろしいとしか言いようがない構成力。
もちろん絵師さんも素晴らしいのですが、原作者と編集のチカラによるものは大きいと思います。
ジャンプの王道、バトル、成長、友情を新たな解釈で展開するこの非格闘系ジャンプ王道、むしろこちらが本筋になってきている気がしますね。
そして最近感じるのは、このジャンプ王道、ジャンプ邪道に加えてジャンプ癒し道?が3本目の柱として確立しつつある感じが。
オトメの帝国、姫さま拷問の時間です、スライムライフなどなど読んで癒される美しい、または耽美なネームと優しい絵柄、ヤサグレたこの世にはぴったりなのかもしれません。
まあ癒し道に関してはジャンプだけでなく、金字塔である「よつばと」やらもあるので固有のものではありませんが裾野が広い。
ジャンプという自らの編集方針を堅持しつつ売れ筋を作り、新たな柱をチャレンジしつつ確立してゆくという漫画編集の本筋を見ております。
集英社ジャンプ編集の皆さん、鬼滅、約ネバなどの人気連載が次々と終了し、読者は不安を抱えているというネット民のさえずりが聞こえていますが、気にせずジャンプはジャンプとしての編集方針を貫いてください!
しかしロマキラが打ち切りなのは納得いかないですがw
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サブカル
Posted at
2020/06/17 13:19:12