オリンピック開始@ひでエリです。
世の中はオリンピック開会式で盛り上がっていますが、個人的にはブルーインパルスで開会式終了でしたので、夜はいつも通りアニメやマンガを観て楽しんでおりました。(つまり観てないw)
賛否両論、議論百出色々あるようですが、やはりこういうお祭りを皆んなは観たかったし、それを観て色々言いたかったんだなと思いました。それは良いことだと思います。こんな前例のない環境下で、世界規模の大会の現場運営をしている皆さんには本当に頭が下がります。欲を言えば始まったからには、最後までやり切ってこんな時なのに日本でオリンピックが出来て良かったと世界の皆さんに思って欲しいですね。
さて昨夜のアニメのメインは先日劇場で放映されたメイドインアビス史上最悪のシナリオ、黎明卿ボンボルドのお話です。
マンガでは4〜5巻あたり(既刊9巻)のお話なので、ネタバレ上等でいきます。
主人公リコ・ナナチ・レグの3人がアビス6層に降りるためにはミーティの仇、人間だったナナチをなれ果てにしたボンボルドの5層最下層の基地を通っていくしかありません。
ナナチはそこでおぞましい何が行われているのかを良く知っています。
何とか何事もなく通して欲しいとお願いするものの、思い叶わずやはり対峙して押し通ることになってしまいます。
ロボットのレグは捕まり右腕を切り落とされ、頼みの火葬砲はあと三発。これでは勝てないどうするか…。
ボンボルドは初手でやっつけるものの、すぐさま2人目のボンボルドが復活。フル装備のボンボルドと対戦することになってしまいます。
ボンボルドの娘プルシュカはリコたちを通してあげて、レグの腕を返してあげてと頼みますが、逆に捕まって手術台に。
なんと人非人ボンボルドは身寄りのない子供たちをアビスに連れてきて、人体実験を繰り返し、アビスの上昇負荷の呪いを子供達を切り刻んだ「カートリッジ」で回避していたのです。ナナチは昔カートリッジ化を手伝わされていました。その実験の元がミーティを不死に、ナナチ自身をなれ果てにしたのです。哀れプルシュカはアゴ、手足を切り取られカートリッジにされてしまいます。血が繋がっていないとはいえ、自分の娘を切り刻むその狂気、身の毛がよだちます。
プルシュカを含むカートリッジをフル装備したボンボルドに対して、基地の発電機を乗っ取って充電した鬼人レグがボンボルドを押しまくり、カートリッジは次々と使い切られていきます。
何とか主人公3人の連携作戦でボンボルドを倒すものの、プルシュカは既に絶命寸前。既に話すことも動くことすら出来ず、カートリッジからは体液が流れ出してきます。
泣き叫ぶリコ。
そしてそのカートリッジの口からプルシュカの「白笛」がコロンと…。
「リコ、私を冒険に連れて行って!」
リコは泣きながらプルシュカの白笛の持ち主となり、6層に行くための装置の起動に成功するのでした…。
というなんとも胸糞悪い最悪の展開。マンガで読んでいた時も全身の毛が逆立つような悪寒がするネームでした。しかしコレがメイドインアビスなんだよなあ〜。
井澤詩織のナナチは変わらず健在

で、絶妙な声と雰囲気で最高ですし、この対戦シーンを分かりやすく描き切るキネマシトラスに脱帽です。
しかしコレと同レベルのネームが現行既刊で進行中で、これまた酷い話なんです。
でもコレがメイドインアビス、これが未知の世界の冒険だと言われれば、背骨がしっかりした素晴らしいファンタジーという評価が多いのも頷けます。まあゆるゆる軟弱ファンタジーも嫌いじゃないですけど(ハクメイとミコチみたいな)。
じゃなきゃ私もマンガ全部買いませんしね。
さて最新刊は1週間後に発売の予定。獣の姫が激昂してヒキだった9巻からどんな展開が待っているのか。連載リアタイでお読みの方、絶対にコメントでネタバレなき用にw
第六層のアニメ化も楽しみにしています。
あ、蛇足ですがアマプラで「からくりサーカス」も全話配信されているので、先日一気見しました。話が長いのでどうするのかと思ったら中国編がぶった斬られていて驚きました。
が、良いものは良い。
最後の3話は泣きながら見ておりました。しろがねとナルミに幸あれ。
ブログ一覧 |
サブカル | 日記
Posted at
2021/07/24 16:30:10