
調子だだ下がり…@ひでエリです。
さてプロ野球もラストスパート。残すところ10試合を切ります。我がマリーンズは檻に3タテをくらってからボロボロになり、自爆マーティンが戻ってきたものの、打棒に精彩を欠きつながりません。
最下位のハムにあわや3タテを喰らいそうになりましたが、何とか3戦目の最終回に同点に追いつき2敗1分けとしました。さすがマリーンズの帳尻魂を持つ岡、意地のツーランです。しかしこんなところでモタモタしている間に、首位のオリには2.5差をつけられてしまいました。
そして来週火曜日から運命の首位攻防3連戦となります。ここで檻に仕返しの3タテをお見舞い出来れば優勝の目も出てきますが、かなり厳しい戦いです。
小島とロウキ、+1で何とか踏ん張って欲しい。他の先発は心配で…特にエース (仮)の申し訳ない大臣二木には投げてほしくないです。
さて4月から延々とレストアを続けてはや半年。最長の寵愛期間を誇る愛車、本田トンボくんですがまだ直ってませんw
全部組み上がったところでプラグチェックをしたら火が飛ばない…から1ヶ月以上が経過します。
点火系の原因になりそうなハーネスは実働車外しのヤフオク品に交換、イグニッションコイルは純正新品、点火タイミングをはかるパルスジェネレータに至ってはeBay、ヤフオク、オリジナルと3つ集まった後に全てが正常パーツであることが分かるという残念具合。
蓮仲間板で色々相談して、あんだ〜野良整備王よりバッテリーを繋いで問題の切り分けをせよ!との業務連絡あり。余っていた秋月バッテリーを充電し、コネクターを購入して12Vを供給出来る様にしました。

秋月バッテリーから100V配線用の太めの電線を

住友電工2芯コネクタメスに接続して常時給電状態にします。
トンボくんはバッテリーレス車なのです。
これでジェネレータとレクチ/レギュレータの問題は一旦回避。
ハーネスは前述通り実働車か外しということで、問題なしとします。
イグニッションコイルは新品なのでこれも問題なし。
パルスジェネレータはテスターに繋いで、センサー部でドライバーを動かすと電圧に変化があります。端子間の抵抗値も500Ωあたりと問題なしとします。
こうなると1番怪しいのがCDI。純正新品は既にディスコンで手に入りませんので、中華CDIの実績があるモノで代用、または純正品を修理することを視野に入れて進めます。
手持ちのCDIは、現在壊れているかもしれない純正オリジナルCDI、中華CDIその1、中華CDIその2と3つ揃っています。
それも全部コネクタが違うので、検証するのに繋ぎかえるのが面倒なのです。
とりあえず純正オリジナルと中華1を付け替えたりしながら、ハーネスヤフオク+パルスジェネレータ正常品+12V常時接続仕様で蹴ってみるのですが、火が飛びません…。
CDIから出た+端子とアース間で電圧を測ると250Vくらいから徐々に下がっていきます。一応、12Vを20倍くらいまでは昇圧出来ているようです。で、なんで火が飛ばないのか…謎すぎます。
改めて色々検索してみると、

スパークプラグテスターなるものがありました。原付などのスモールエンジンから、クルマなどの大きいエンジンまで4万ボルトまで計測出来るテスターです。
プラグの代わりにイグニッションコイルにテスターを差し込み、エンジン始動するとどこまで高圧の火花が飛ばせるか計測できるというものです。
これを使えば本当に飛んでないのか、弱いのか、イグニッションコイルがダメでないなら、CDIがダメなのか切り分けられそうです。
早速取り寄せて刺そうとしてみるとハマりません。

すったもんだしてやっと分かった、キャップ外しw
この金属キャップを外すと、プラグと同じネジが出てきました。
で、接続してまずはスモールエンジン (SE)設定で蹴ってみると火が飛びました!
これで導通、パルス信号は大丈夫だけども、火が弱いということが分かりました。
と、ここでキックスピンドルが動かなくなり、アレッと思ってみてみると

マズいことにスピンドルが下がって、クランクケースを削ってしまっています。
マニュアルを見ると、
「右クランクケースを外すとスピンドルが片持ちになるので、手で保持してクランクケースの変形を防ぎましょう」
とか書いてあります。やべー。片持ちの状態でバッコンバッコンとキック連発してしまいました…。
とりあえず目で見えるエラーは少しクランクケースが削れてるだけなので、元に戻して見なかったことにすることにしました。
最悪、クランクケースの変形部分からジェネレータ側にオイルが漏れて発電不良を起こす可能性がありますが、そうなったらもう諦めてエンジン交換すればいいだけです。
で、話を戻すと新品チェック済、及び動態確認出来ているパーツ類に問題は無いとすると、問題はCDIに絞られます。
ただし中華CDI1は電圧計測済みで多分電圧に問題は無さそう。抵抗値も計測しましたが問題ありませんでした。
そうなると電流が足りないのか?
そうなるかもと既にアーシングでアースポイントからエンジンマウントまでアース線をバイパスで増やしてあります。

マニュアルを見つつ片持ち状態を解消するために右クランクケースを取り付けます。オートデコンプ部分の戻し方法がちゃんと書いてないので不安ですが、キックの際に引っ張られて排気バルブを引っ張る仕様のはず。
とりあえずこの状態でCDIを交換しつつ、イグニッションテスターで1番良さそうなCDIを採用したいと思います。
あとプラグも新品なのですが、もしもの初期不良を考慮して新品をもう一つ注文しました。
完成まであと一息! (のはず)
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バイク整備
Posted at
2021/10/10 20:27:21