
九州ロータスデー参加決定!@ひでエリです。
妹と調整の末、姪の友達を阿蘇に呼んで遊ばせるので帰りは自由解散ということで、アゴアシ持ちでアサインしました。
サポートカーは黒メルです。
妹にナナちゃんを貸したことはあるのですが、メルはないので練習させないといけません。
たぶん3回くらいはウインカー空振りすると思います。
さて山葉ブイくんのレストアですが終盤の山場に差し掛かってきました。
今回はフロントブレーキの分解です。
先ずフロントブレーキは効いているので、まあピストンスルッと出るんじゃない?とか思っていましたが甘かった…。
普通にエアで抜けたのは一つだけ。
エア7kgかけて動かないピストンがマトモに稼働していたとは思えません。
つまりピストン1つで止まっていたということw
いやはや。
とりあえずキャリパーを割って、水煮からスタートしました。

白いのはシリコンブレーキグリースですね。水溶性でフルードの中でこんな風に溶けているということなんですな。

沸騰5分でポンポン抜けました、が!

一つだけ残ってしまいました。一度抜けたピストンを再度差し込み、バンジョーボルトの代わりにM10ボルトを入れ、タイラップで止めつつエアを送りますが固着ピストン出ず。
M10はピッチが合わず、シューシューとエアが漏れ、再挿入ピストンはシールがダメになっていて、ココからもエアが漏れてしまいます。
色々考えた結果、ダメシールは捨て、程度の良さそうな他のキャリパーのシールを装着、タイラップでは止める力が弱いので、万力で片方だけ挟み、絶対出てこないようにした上で、バンジョー穴とエア挿入側と逆の穴は指で抑え、ちょうど遊びに来たやまちゃんにエアを送ってもらいましたが出ず。
そこでやまちゃんが
「炙れ!」
の一言。塗装もあるんで火炙りの刑は本当に最後の手段と思っていましたが、背中を押されてバーナーで固着ピストンを炙り、2度ほど炙って景気良くポーンと押し出しました。
あースッキリ!
フロントブレーキピストンはディスコンでして、絶対に抜いて再利用しなければならないという状態だったので心から安心しました。

ということで、シリンダーの煮込みでも登場したメタルクリーンαでキャリパーとピストンを3時間ほど煮込みまして、洗浄済みです。
この後は塗装と組立になります。

ブレーキマスターは塗装済み。
キャリパーはリアと同じ耐熱ゴールドにしようと思います。
明日は何だかやまちゃんが張り切っていて午前中にフレーム洗いに来ると言ってました。
手伝って頂けるのはありがたいw
スタンドを付けておきました。
さあ最後に残った分解整備はフロントフォークですね!何事も起きませんように!
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TZR250R_3XV1 | 日記
Posted at
2022/11/17 19:29:21