
さむいさむい。
今日に限って半日雪な上に、最高気温は3℃という極寒状態。
本当にここは九州、湯の里別府なのでしょうか。
もっと湧き上がる湯の力で地熱があったかいとかならいいのに、と想像した直後に夏がとんでもないことになるのでナシ、と思いました。
先日、彼女を紹介にきた息子が
「竹瓦温泉行って砂蒸し入って。オススメ」と言われたので、行ってみました。
が、クルマで行くと場所がめっちゃ分かりにくい。
この辺は一通が多く、一度失敗すると初めからみたいな感じになってしまう上に、行く途中は別府のピンクゾーン界隈なのでなんだか怪しいオトコがうろうろしていてあんま気持ちよくないです。
R10から直接歩いて入れればすごく簡単にいけるのですが、クルマでいくのは覚悟がいります。結論、ほんの5mくらい進入禁止違反をして、竹瓦温泉の目の前のコイン駐車場に停める感じです。
最初から知ってれば簡単なんですが...。
とはいえ到着。
5.竹瓦温泉
外観は非常に趣ある感じ。道後温泉のような歴史ある堂々とした建物です。
そして別府市営温泉なので入湯料は300円!やっす。
期待が高まります!
中に入ると番台らしき場所に係の人がいないので、勝手に入って入湯券を買っていると「すみませーん」とお姉さんが走ってきました。ちょっとトトロのメイちゃん風味なお姉さんです。
番台前の待合所のようなところはこんな感じ。

市営だからか、普通だったら飲食店が併設されていてもよさそうな空間が、ただの待合室として使われていてちょっともったいない...。
入って左側が砂蒸し温泉で、こちらは別料金で1500円。
息子からオススメされていましたが、今回はこっちはキャンセルして、内湯だけ入ってみます。

外見通り、非常に高い建物高はそのまま浴槽の高い天井となっていました。
ふきぬけは気持ちよい。
そして変わったことに、脱衣所は高い場所にあって、まあまあ大きな浴槽は階段を下りて3mほど下にあります。砂湯と併設されている関係でしょうか。
メイちゃん風のお姉さん曰く
「お湯は熱めになっていまして、水道で埋めることもできますから、熱かったら水を出してもらって、その近所で入ってください」
ということでした。
まあひょうたん温泉のように入湯料が高い施設は、先般のように源泉の成分を下げずにお湯の温度を下げる工夫などをしているのですが、市営温泉はそんな面倒なことはせず、水で埋めてくれという普通のお家の内風呂感覚のようです。
まあ300円で番台があるほうが難しいかもとは思いますので、仕方ないです。
そしてまずは黙って入ってみますが熱い!
熱すぎる!
首まで浸かって「ふぅー」とか言ってる先客がいるので、埋めたりはできません。江戸っ子レベルの別府っ子ですね、熱いの好きすぎだろ!
そしてこんな海に近いところにあるのに、お湯はほとんど塩辛くありません。
どんだけ山が近くて水圧、湯圧が強いのか、ということですね。
さらに先般の100円市営風呂と同じく、洗い場にカランの類はなく、シャワーもないので、浴槽のお湯を洗面器ですくいながら頭や身体に掛けつつ洗うということになります。抵抗ある方も多そうな感じです。
もちろんシャンプーも石鹸もありません。砂湯は別料金なので300円で入れるのは本湯ひとつのみ。
まー、趣はあるものの、ちょっと施設的に何もなさすぎなので竹瓦温泉の本湯300円はナシですね。これなら鉄輪の100円市営温泉と比べても、屋根が高くて建物が趣あるだけでお湯は同じレベルですし、内湯だけを先の
柴石温泉の300円と比べてしまうと格段に落ちます。
実はここの砂湯に行かなかった理由は、浜辺の方に別府市営の砂蒸し温泉があるということを知っていたので、そっちの方が安いだろうと思っていたのもあったのですが、ここで配布されていた市営温泉のパンフをみていたら
「別府海浜砂湯は令和5年4月1日に廃止になりました」
とあって、がーん!
じゃあ、ここで入ったら良かったじゃん、ということになりました。
まあ次回以降に期待しましょう。
ということで、ここまでで入った温泉では
市営温泉リーグ 暫定1位 柴石温泉@300円
独自温泉リーグ 暫定1位 ひょうたん温泉@940円
という事になっています。
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湯道 | 日記
Posted at
2023/12/22 22:46:32