
午前中で8000歩@ひでエリです。
歩く歩く。
東京で電車移動だとともかく歩きますね。
絶対田舎より都会の人の方が健康に良いですよね。
今朝は歩くからいっかと日課のランニングはサボり、宿から武蔵溝ノ口まで歩きました。
向かう先は世田谷文学館。
目的はタイトルの森薫と入江亜希展です。
JAF割りで800円で入れました。
割と使えるんですよね、JAF。
鍵の閉じ込めとレッカーだけじゃないんですよ、JAF。
まあ今年は元とったかな。
さてテクテク歩いて入り口のドアにどどんと2人のイラスト。否応なくテンション爆上がりです。
入江さんは「北北西」で有名ですが、未読。
今回の目当ては森薫さんです。
なんとスマホなら写真を撮っても良いという太っ腹展覧会です。
結論非常に良い展示でファンは絶対に行くべき内容になってました。
2人の漫画に対する姿勢や考え方までも見えてくる秀逸な展示で世田谷文学館さんのキュレーターさんには頭が下がるばかり。
森薫さんはエマ、乙嫁語りあたりがメジャーな作品となりますが、掲載誌はハルタ、青騎士などなので、購読している人はかなり少ないかと。
昔であればガロやリュウなどの流れ、いや今となってはもっと尖った感じでしょうか。
売れるものではなく、良いものを作りたいという漫画編集方針の下、フラッグシップとしてのお二人です。
ご存知の方には既知のことになりますが、森薫さんといったら、常軌を逸した美麗な描き込みと重厚なネームで有名な作家さんで、出版社的にマンガアプリなどには出てきません。
もちろん全巻買ってますが、渋谷勤務時代に会社の福利厚生に一度献本したので、一部散逸してしまいました。
特に現行連載の「乙嫁語り」は中央アジアの数百年前くらいの乙嫁(美しいお嫁さん)たちを生き生きと描く作品で全ての巻が素晴らしい。
特に第一の乙嫁であるアミルがカッコよく、可愛く、美しく凛々しい。

原画がともかく尊い。
眼福以外の何ものでもありません。

貴重なネームなども公開されており
創作の裏側が垣間見える展示には

ファンとして震えてしまいます。

展示は広くはないもののとても濃い内容で文句のつけどころがありませんでした。

中央アジア関連の友好の架け橋にもなっておられる様子。素晴らしいです。

そしてハクミコ好きなんだ!
ファンとして神と好きなものが被っているなんてという喜び。
入江さんの美麗なカラー原稿も素晴らしいものでした。

北北西、読みたくなってきたなぁ。

乙嫁は大人気で、各国で各言語に翻訳されて出版されています。すげぇ。

大満足のお二人の展覧会。
2025年2月までやっているので、ファンは必見です。
是非ご覧になってください。
絶対に損はありません!
えっ?仕事?
あっ、今からやります、今から!
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サブカル
Posted at
2024/11/12 14:16:24