痛飲@ひでエリです。
久しぶりに記憶が飛ぶまで飲んでしまいました。
倉庫からの地元スナック街をはしごして、友人は電車の時間で早く帰ってしまったのに、そのあとも居座って呑み続けること...何時間飲んだのでしょうか...。
財布にもそこそこ金が入っていたのに万札が無くなってるし...。
タクシーの領収証は通常2000円もかからない道を5500円もかけて帰っています。
たぶん普通に住所を言えばいいものを、道案内をしながら眠ったり、どんどん明後日の方向に走らせて走行距離が伸びたのでしょう。
いい年してどうかと思います全く。
反省しましょう。
さてそんな日の翌日はひどい二日酔いなのに、朝8時半から約束をしていました。
高速のって数秒で帰りたくなり、やまちゃんに運転代わってとねだったのですが、お不動様のメルの代わりのエリなので、バケットシートに尻が入らないから無理と断られてしまいました。まあどうせ運転してくれなかったとは思いますが。
行き先は福岡アジア美術館。目的の展示は
江口寿史展 in Asia
です。
そもそもはギャグマンガ家であった江口寿史ですが、もはやイラストレーターとなって久しく、もうマンガは書いてくれそうにありません。
そういえば、先日某巨大板で
kenta_44さんの娘さんがバイト先で江口寿史と会い、スマホケースに似顔絵描いてもらっててすっごくうらやましいと思ったのを思い出しつつ入館です。
先日の森薫展に続いて、こちらも写真も動画もOK、フラッシュだけはダメというありがたい展示です。
さっそく写真を撮りまくります。
私が小学生のときに連載していた「進めパイレーツ」や性癖を歪めるに充分な影響を及ぼした「ストップ!ひばりくん」などから始まって、イラストが大量に展示されています。
当初は手書き水彩着色だったのですが、パントンによる着色、現在のデジタル移行という歴史も見ることができました。
デジタル作品なので、出力が原画扱いになるわけで、まあそういう意味では写真OKというのも分かります。
当時のギャグマンガの中で一番尖っていて面白かった「マカロニほうれん荘」を強く意識していたのだろうなと分かる作画、本人も当時もっとも愛して最も憎んでいたと語っています。

そりゃそうだろうなあと思います。
あの頃のギャグマンガ家と言えばTop3、鴨川つばめ、山上たつひこ、そして江口寿史でしたからね。お互いにバッチバチに意識しあっていたのではないでしょうか。実際、それで江口氏は精神を病んでしまった時期もありましたしね。
そして鴨川つばめは3年で燃え尽き、マンガ業界からいなくなってしまいました。
ああ、イラストの話でした、閑話休題。
展示は大まかに年代ごとに並んでおり、イラストを描き始めの頃はリキテンシュタインやウォーホルの影響が色濃く見られるものもありますが、

その後、独自のスタイルに進化していき、今のエグチスタイルになった感じです。

絵の背景に描き込まれているものが、大貫妙子だったり、

YMOだったり、

カセットテープのウォークマンだったりと、我々世代的には懐かしいものも多いです。

場内のBGMはもちろん大瀧詠一様です。同じ時代を生きてきた!感が半端ないです。

この辺は貴重なアナログ原稿ですね。
時代を感じます。
あー、これ見た〜的な。
最近の絵の方はとりあえず全員オシャレで可愛い。流石の画力。

なぜ千葉がないのだ!

ワインの本にずっと描いてるみたいで、カレンダーにもなってます。

コレは私の元同僚が勤めているAVOTというイヤホンメーカーの販売Tシャツの原画。まさにコレを買いました。

ちょい桂正和風?

品川のアンミラが閉店する時に勝手に描いたという「さらばアンミラ」
ちょっと載せ切れないのでこの辺にしときましょう。
大満足でお土産も奮発してしまいました。
総額18kくらいでしたが、隣のおじさんは33k買ってました。

2025年1月12日までやってるそうなので、ご興味ある方は是非。
ブログ一覧 |
サブカル | 日記
Posted at
2024/12/06 18:49:19