3人w@ひでエリです。
相も変わらずサブカルどっぷりな毎日ですが、本日は仕事あがりに映画に行くことにしました。
見るのは、
アマプラ版ドラマ推しの子の続編かつ完結編である
【推しの子】-The Final Act-
です。
アマプラ版の8話構成ドラマに関しては、思いのほか好印象高評価だったので、今月20日に公開の映画も見に行くことにしました。
地元の映画館にいくなんて何年振りでしょうか。
高校生くらいまでは「銀映」なる映画館があって、そこでガンダムの映画などを見たものですが、すっかり映画離れした市民から見限られて閉館してしまい、3年ほど前に実質的なこの市の商業施設の中心であるイオンモール三光に新しく作られたセントラルシネマ三光という施設が常設映画を再開してくれたのです。
ありがたやー。
まあ田舎の映画館なので、4DなんちゃらとかIMAXとかはないです、単にでかい画面でそこそこの音響で楽しめるだけですが、ないよりは全然いいですよね。
水曜日は1300円ということで、通常料金の1900円よりも600円も安いです。

次もいくなら水曜日に行くことにします。
そして映画館の中の売店で売られているものが高い!
しょぼいSサイズコーヒーとスタバでいうところのベンチサイズの紙コップに入った塩ポップコーン、ナゲットの3点セットで800円くらいとられました。

日本道路公団時代の高速道路の売店みたいなクオリティの商品でこの値段は腹立ちますが、持ち込みできないので仕方ないです。
そして何より心配なのが膀胱です。
今回は17時くらいから19時過ぎまで2時間ほどの上映時間。危険です。
それも最後のクライマックスで映画の盛り上がりに合わせて膀胱も盛り上がってくる可能性が高く、極力飲み物は少な目、上映直前にトイレは必須です。
客は私も含めて
3人ww
200人くらいは入る会場で3人は快適ですが、営業が心配になりますね。
いつもの映画泥棒の動画などを見つつ、上映がスタートしました。
さて、ここからはネタバレになりますので、原作完読勢でない方、または見る予定でまだ見てない方はご自身のご判断でお進みください。
が、先に結論だけ言っておきましょう。
「原作・アニメ未読勢にはむしろドラマ版がお勧め!」
このくらいでいいかいな。
さて、今回の映画はサリナちゃんとゴロー先生の高千穂のシーンからスタートです。ここにこの構成を持ってくる脚本にまず脱帽しました。
アマプラ版配信ドラマの冒頭に原作ではここから始まるこの高千穂シーンがなく、話の構成が難しくなるのになと思っていたのですが、なんと映画用にとっておいたとは。
これによって、まあほとんどいないとは思いますが、映画から見始めてもギリギリ理解ができる構成となります。
配信ドラマのカットもところどころに使いつつ、アイの出産シーンやサリナちゃんが亡くなってしまうシーンなどが映画の前半になります。
ここで唯一残念だったのが、産婦人科医ゴローせんせの転生シーンです。
あんなポップに演出する必要があったでしょうか...。よく邦画でやってしまう過剰なアニメ表現などを演出で噛ましてしまうケースでした。
このドラマはマンガ原作では目立つ「目の中の☆」シーンも余り目立たないようにひっそりと演出していて非常に好感触だったのに、ここにきて何故こんな過剰なアニメ演出をしてしまったのか...残念。まるで併映されている「働く細胞」とのコラボのようでした。
しかしここ以外は演出は素晴らしいもので、文句ございません。
映画の尺自体に合わせて、どうネームを削るか、どう納得させるかが大事になってくるわけですが、原作では持ち上げておいて落とすという地獄だったカミキヒカル展開を元嵐の二宮くんが怪演していました。
その表情やしゃべり方、喋りの緩急スピードなど完璧、むしろ原作以上のカミキヒカルを演じており、明らかに私が脳内再生していたカミキヒカル像を上回る出来でした。
凄すぎる。
この映画脚本を見てしまうと、原作のテンポが余計な寄り道や無駄キャラを出してしまったことで死んでいたのではないかと思ってしまいます。
映画のコアはアクア脚本の「15年の嘘」の撮影を中心に進んでいくわけですが、撮影シーンはルビーのアイ刺殺シーンの演技どうする問題とカミキの不気味なアイとの過去、現在のニノ演じるカミキ描写に大半が割かれており、原作のようにラブコメと見紛うギャグシーンなどは入ってくる隙間がありません。
物語の核心に沿った無駄のない脚本と展開が非常に分かりやすかったです。
また割とぼんやりした子と勝手に決めつけていた齋藤飛鳥のアイの演技が素晴らしくて見直しました。前回の配信ドラマでも思いましたが、今回の映画では冒頭の高千穂シーンから登場シーンが多く、その演技もじっくり堪能できました。
小悪魔的な、でも寂しげなアイの絶対アイドル像、非常に上手く演じていたと思います。
最後のカミキとアクアの「火サス」シーンですが、これもルビーをさらったカミキから目の前で眠るルビーを守るために、腹部を刺されて余命いくばくもないアクアがカミキと無理心中をはかる、という説得力のあるもので、これもニノの怪演に助けられた部分はありますが、原作以上に綺麗にまとまったと思います。
まあここからは蛇足になりますけど、アクアが亡くなった後、周りのみんなが立ち直るシーンでMEMちょの結婚シーンがあるわけですが、あれ要る?wとは思いました。企画なのかなw
エンディングは
B小町のShining Songが流れ、テロップも飽きることなく全部見ることができました。
最初は2次元のドラマ化は爆死決定、と思っていましたが、この推しの子ドラマに限ってはそんなことはありませんでした。
マンガ原作はお勧めしませんwが、アマプラ版からの映画版ドラマに関してはお勧めできます。むしろ原作を読んでいない人にお勧めです。
またはアニメの1話だけみて、展開がエグすぎてアニメを見るのを止めたりした人などにもお勧めの脚本となっています。
是非どうぞ。
あれ?オレ、クリぼっちだった?ww
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サブカル | 日記
Posted at
2024/12/25 21:06:04