あーまた酔って変なの買っちまったよ@ひでエリです。
ウイスキーに入れる木ってのがありましてね。
後付けでウイスキーに香りや味をつけるものなのですが、先日頼んだ覚えもないのに2本くらいシェリー樽とかの木切れが送られてきまして。
まあ良くやるんですよ、特に火曜日。
毎週悪い仲間とZoom呑みをやってるもんですから、おだてられたりその気にさせられたりして良く欲しくもなかったものを勢いで買っています。
特に週明け初のマリーンズ試合で負けたりしたときに。
なんだか洒落た箱に入って2本だけきたもんですから、送り状も良く見ずに開けて、あーまたやっちまったよと思ったんですが、帰省してる息子から倉庫で一緒にマリーンズ戦を見ていると
「あ、そういや、木、木きた?木」
というので、ん?と思ったら
「父の日プレゼントにいいかなと思って送っといた」
ということで私が酔って注文したものではありませんでした。
如何にも酔って買いそうなものだったので、意外性もなく、送り状を見もしませんでしたが、息子からの父の日プレゼントでした、あざすw
さて新婚旅行を終え、数カ月ぶりに祖母と母の見舞いがてら帰省してくれた息子夫婦をアテンドし、あちこち回りました。
お嫁さんは若い女の子ですから、雑に扱える男とは違って、色々と配慮が必要です。
例えば温泉巡りとか難しいんですよ、知ってます?
化粧をしたり落としたりと頻繁にはできないので、温泉は一日の最後に一回だけしかチャンスないのです。
なのでどっちかというとご飯の方に力を入れることになりますが、こんな田舎では引き出しが段々と尽きてきます。
もちろん息子の義父(こういうのなんていうんでしょうか、義娘のお父さんのことを私はなんと呼べば...)さんが来てくださったときを最高峰にして、徐々に引き出しを開けていくのですが、もう帰省も3回目くらいになっており、引き出しが枯渇してきました。
遠方ですがとっておいたフランス料理のオーベルジュは予約が取れず、夕食は温泉とセットで考えたり、何だかダイエットしてる風なので肉より魚の方がいいのかなと思ったり。
ということで、先ずは初日のランチです。
肉と魚から選んでいただこうと思ったんですが、場所の関係でお肉としました。
1.とろろ乃湯
ですね。こちら私の連載スレ、湯道でもご紹介しておりますが、猪と地鶏の炭火焼きを食べることが出来る上に温泉もある、というお店ですが、温泉は前述のとおり昼間には封印です。
オキニのジビエ屋、熊本小国の楽楽にはイノシシがグランドメニューにないんですよね、なんでかな。とろろにはイノシシがありますのでこちらを頂きます。
まあ冷凍なんですけど、保健所の指導でジビエに関してはマイナス20℃(だっけな?)以下で凍らせないと出してはいけないそうなので仕様として受け入れるしかないですね。寄生虫怖いですから。
続いて夜の部です。
2.求菩提温泉卜仙の湯
はい、夜の部に移行するまで何をしてたかというと、
どうしようもないマリーンズ戦(完封で敗戦)を倉庫で見てました。
息子がはまってしまい、お嫁さんそっちのけでロッテ戦が終わった後には、無間地獄の楽天戦に沼ってしまっていました。そばにいてハラハラしましたが怒られませんでしたかね?
ずっと詰まんなそうにスマホいじってたんだけど...。
思った以上に倉庫の快適性に馴染んでしまってた息子でした。
で、ここの推しはヤマメの刺身です。

川魚の生なんて基本寄生虫が怖くて食えない訳ですが、こちらのは養殖でそういう心配がいりません。
珍しいので食べにきました。
しかし高いからと思って「背ごし」なる輪切り仕様を頼んだのは失敗でした。
骨まで入った薄切り仕様で食べにくい。
歯が丈夫じゃないと絶対食えないヤツでした。
普通の刺身の方が安心でしょう。

そしてこちらの温浴施設はサウナ付き!
いつものように2回入ってたら、21時で追い出される羽目にw
さて2日目です。本当は深耶馬渓のオーベルジュに連れて行こうと思ったんですが満席でNG。
地元で最も店名がわけわからない店で有名な
3.本マグロ炊き餃子井上
へ。こちらランチが充実しており、海鮮丼が人気なのです。
日曜日やってるとは知りませんでしたが、人気なだけに満席で回避。
次点は
4.和食味処鬼太郎
はい、こちらは本当に素晴らしい店なんです。
何がすんばらしいかと申しますと、時を遡って40年ほど前。
ある中学生がエイプリルフールにこの鬼太郎さんに電話をしました。
電話口で何をしたかというと...
「ゲ、ゲッ、ゲゲゲのゲー♪」
と歌い始めたのですが、なんと1番全部黙って聞いてくださったのです。
なんて心の広いお店なんでしょう!
その中学生は私です。
40年後の今、改めてありがとうをいいたい!
あの時はすみませんでした、
聞いてくださってありがとうございました!
なんかライブ終わりの歌手みたいになってますが、そうではなくて食レポですね。
こちらの名物はなんと言ってもハモ。
あー、またハモかー。
私が地元にいた時はハモとか聞いたことなかったんですけど、いつの間にか京都より先にこっちでやってたんだ!とか言ってるんですけど本当かなあ。
まあ後先はどうでも良くて、美味しいか美味しくないかですよ。

はい、すみませんでした、めっちゃ美味かったです、ハモかつ丼。

かつ丼ってそもそも手間が2重にかかるんで絶対家では作りたくないメニューナンバーワンですよね。
ちなみに「かつ煮」というメニューが関東ではありますよね。
30年ほど前に上京して驚いたのはうどんのつゆとかつ煮でした。
カツはご飯の上にのせてたまごで閉じるか、別に皿に盛ってソースで食うことしか知らなかった私は、我孫子でかつ丼の上だけ別の皿に盛って出てくるという料理にカルチャーショックを受けたことがあります。
しかしそもそも何で別にする必要があるんだ?と息子と私で考えていたら、お嫁ちゃんがいいました。
「ご飯の上に乗せると出汁がご飯にしみすぎて味が濃くなりすぎてしまう」
ふぁー!
そういうことなのか!
いま明かされる「かつ煮」の謎!
そして親子二人は揃って「ハモかつ丼」を食っていたのでしたw
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Posted at
2025/06/16 01:10:18