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ひでエリのブログ一覧

2025年06月21日 イイね!

ブレーキのアタリ付けツーリング

ブレーキのアタリ付けツーリングナウマンゾウではない...だと?@ひでエリです。

以前からどっかで聞いた気がしてずっと勘違いしていました。
関東の方にはなじみ深い、富士サファリパークですが、大分にもサファリパークってのがあるんです。
子供の頃にいったっきりで中身は思い出には全然ないのですが、前は頻繁に通っています。ここは入り口に巨大な象の像があるんですよね。あまりに巨大なのでマンモスかナウマンゾウだと思っていて、耳の形がナウマンゾウということで記憶していました。
でも良く調べてみると、どうやらなんと園の職員の方が作ったアフリカゾウをモチーフにした架空のゾウということでビックリ。
50年くらい勘違いしていましたよ。
言ってくれよ全く。

さて、本日は土曜日。お友達はみな仕事やソロ活で忙しいので、私もソロ活しようということに。
朝ごはん終わりからせっせとバイクいじりを開始。
ブレーキがイマイチと感じていた本田ブイくんのフロントブレーキパッドをデイトナのゴールデンパッドに交換するのです。
まあこの手の作業はもう何度もやってるので秒殺で終わると思いきや、初手でパッドピンのマイナスカバーボルトをとるのに一苦労。ああもうこれはマイナスインパクトドライバを使うしかないと思いいたるのに数分。
最初からサクッとこれ使っとけば本当の秒殺でした。
修行が足りません。
パッドの端を面取りして、可動部にスレコンを塗って泣き防止。この辺はもう手慣れたものです。
交換が終わればアタリ付けです。

施設入りしている母が大ファンの友永パンにでもいって、彼女の大好物であるアンパンでも買ってきましょう。

ソロ活なのでBTでJ-WAVEを聞きながらツーリングできるのはいいですね。
友人やまちゃんとのツーリングの場合、インカムで駄弁りながら行くので、安物インカムの私の場合、チャンネルが一つしかなくて駄弁りチャンネル専用になってしまうのです。

別府までのR500はもう何度走ったかわからないくらい走っているのでナビなど必要ありません。
本能で走っていきます。
今日はできるだけ高燃費を目指して、出来るだけ高いギアでノッキングギリギリで(具体的には各ギアで2500rpmくらい)走ることを目指します。
非常に調子よく走るブイくん。
ブレーキも純正パッドは握ってからも滑る感じがあったんですが、デイトナのゴールデンパッドは握ってからグイっと効いていく感じが良いです。
初期制動タッチもいい。
替えてよかったです。
で、燃費はこう
やればできるんですよ、このくらいは!

快調に飛ばして別府到着。
本日は夏至ですが、大分は曇り空だからか気温は31℃くらい。東京のほうは既に35℃越えという感じで猛暑みたいですが、田舎はまだそこまでではありません。
メッシュジャケットだけでまだいけます。
先日買ったワークマンの冷え冷えベストを投入するまでもなかったですが、せっかくなので着てもよかったなと今思いました。

常連とまではいかないものの、何度来たかわからない友永パン、今日はそんなに並んでいませんでした。まあ暑いからね、冷房もきいてない外で30分並ぶのやだよね。
10分ほどで妹宅と母、自分の分のパンを都合2800円分(30個ちかく)くらい買い込んで帰路につきます。ブイくんのペイロードのライフはゼロです。
復路はちょっと面倒な気がしたのでETCにカードを差し込んで高速へ。
高速だと1時間もせずにあっという間に自宅に着きます。
乗って直ぐの別府湾SAにはカトレア醤油という名物醤油があります。

同級生の地元スーパー社長バイヤーがガン推しの醤油です。
別府の地元にしか基本卸さないため、出回っていません。
いわゆる出汁醤油で純粋な醤油ではありませんが、料理に使うと美味しい。
妹宅へのお土産に一本買っていきました。自宅には在庫あります。
先日のトウモロコシご飯に使ったら、美味しかったです。

母とマイ奥の施設を巡って、パンの仕分けや介護をし、その後サウナへ。
夏になると風呂に入るならサウナがないといられない体質になってきました。
とりまサウナでしょ、という感じです。
今日はもう全部、本田ブイくんでいこうと思っていたので、最近の推しサウナである宇佐の「めぐり湯」か、地元の金色温泉にするか一瞬悩んで、後者にしました。

金色温泉の男湯はアタリの左側
マイスレの「湯道」が充実しすぎてサウナリーグ10位圏内オチしてしまいましたが、水風呂体感16℃と休憩所が充実していて文句ないサウナです。
ツイてます。

サウナ内TVは見たくもないジャビットvs青猫戦でした。
まあマリーンズ戦は散々なので本日に関してはこっちも見たいわけではありませんでしたが。
とりま現在の交流戦の経過としてはパリーグが全チーム勝ち越しているんですけど、上から6位まで全部パリーグ、でも6位はマリーンズ。それじゃ意味ねえんだよオイ!

気を取り直してサウナ。最近のサウナでは水風呂後の休憩が長めになってきています。夏場のサウナは水風呂後の外気浴が本当に気持ちいい。
だいたいガチ寝してしまいます。
無呼吸症候群のせいかもしれませんがw、マジで気持ちよく寝れます。
サウナを2セットこなして気づいたら1.5h。
だいたいこのくらいかかります。
本日はソロ活だったので3セットいっても良かったのですが、やまちゃんが循環器負担がどうとかいうので、最近2セットでやめています。
運動しない代わりに心拍上げるのは逆にいいんじゃねえかと思ったりしますけどねえ、どうなんでしょうか。

朝から晩まで全力でバイクで遊んで、酒飲みながらこれからモンハンです。
素敵な休日、最高です。
(すみません、実はほぼ毎日休日みたいなもんですけども)
Posted at 2025/06/21 18:46:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | VTR1000F | 日記
2025年05月19日 イイね!

別府〜やまなみ〜長者原ツーリング

別府〜やまなみ〜長者原ツーリングホームでサヨナラ勝ち!@ひでエリです。

負けっぱなしのマリーンズですが、昨日は若手の活躍で12回裏サヨナラです。
息子が現地参戦していたようでいい試合が観れて羨ましい。
もうちょい勝ち筋が見えてきたらペイドでも行きますかね。まだちょっと行く気にはなれません。

息子レポートによれば、中津からあげのぶんごやがマリンに出店していたようです。
私の中では上から5番目くらいですが、冷えても美味しいからあげかと思います。
むら上食堂、ふじや、大名といった推しからあげ屋さんは関東には進出していませんので、ぶんごやなら良いと思います。

さて復活したブイくんとチズルくん、揃ってツーリングに行くことにしました。
9時スタートで別府方面にいつものR500でスタートです。
ほぼ不安要素は消えているので、長距離負荷テストの様相ですが、結論からいうとチズルくんの冷却系に多少不安が残るものの、エラーなく帰宅できました。
良かった。

まずは別府志高湖でソフト。
安心院高原は霧とPM2.5で視界不良。
今日は山の方が暑いらしいというやまちゃんに従ってメッシュジャケットを着てきたのですが、日が出てないので寒い。
嘘つき!

寒いけど志高湖に来たらソフトクリームを食べないわけにはいきません。
季節ごとに変わるソフトクリーム。
今回はヨーグルト白桃でした。
(タイトル写真)
これまた絶品で、この辺のソフトクリームではナンバーワンかと思います。
ちなみにナンバーツーは飯田高原の高原堂ブルーベリーミックスを推します。

私は本田ブイくんでスタートしましたが、特に問題なくモリモリトルクで3〜4速に入っていればどこからでも加速する感じで調子が良い。
下りでスロットルオフにすると、多少バックファイアするので、やはりリアキャブのエアスクリューの開きが足りないのでしょう。
タンク開けないとやりにくいのでまた今度。
交換したヘッドライトバルブは安定して点灯しており、チラつきや点滅などというあってはならない不調はありませんでした。
これなら長距離ツーリングも大丈夫そう。

チズルくんの方は峠で実質11,000rpmまでブチ回すと水温が一瞬100℃に至るということで、クーラントをもうちょい足そうかという話になりました。
サイレンサーからでるオイルは左右ともに同質のもののようで、どちらかが生っぽいなどということはありませんでした。
帰宅してから濃すぎるのでないか?という懸案の右前プラグをみてみましたが、やはりもうちょいだけ被り気味。
ですが、ここで絞りすぎるとまた焼き付く気がするので、あとはエアスクリューとスロットルストップスクリューで微調整でしょうね。

やまなみを抜けて長者原レストハウスでランチ。

大分といえばとり天。
まー豊前人の個人的にはからあげですけど、豊後の国の人たちはとり天大好きですからね。

珍しく長者原レストハウスにR1-Zのライダーがおられたので、ひとしきりヤマハの2ストの悪口を一緒に言いつつ、でも代わるものがないから、なんとか直しながら乗るしかないよねといういつもの結論に。
もはやYSPしか見てもらえないそうです。
私もバイク屋に持ち込むのは躊躇しますし、小田原での故障の時は全然ダメでしたからね。
やっぱ自分でやるしかないです。

復路は私がチズルくんを駆り、下り峠でブチ回しましたが、水温は90℃を超えませんでした。
なんでじゃいw
ともかく2台とも無事に帰宅できました。
チズルくんはクーラント100cc追加、ブイくんはリアキャブのエアスクリューをあと1/2回転開ければとりあえずバイクの方はもういいでしょう。

そしてチズルくんの燃費はなんと19.6km/Lに!
本当にこれは2ストなんでしょうか。
峠でもそこそこ回したのにこの燃費。
大したものです。
対してブイくんは14km/L、オイ!
ホント燃費の悪いバイクです。
まあこれは上り峠でブチ回した私のせいでもあるとは思いますけど。
あと極端なショートストロークのせいで低回転トルクが薄い。だからブチ回して燃費が悪くなるという燃費悪循環。まあコレはもう仕様なんで仕方ないですけどね〜。

今週末からは関東遠征シーズン3です。
エリーゼの整備を怠りなくやっておこうと思います。
Posted at 2025/05/19 15:01:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | VTR1000F
2025年05月10日 イイね!

別府にパンを買いに行く

別府にパンを買いに行くチズルくん冷却系エラー@ひでエリです。

一筋縄ではいかないですねぇ。
峠をブチ回すとクーラントがリザーバーにどんどん回ってしまってラジエーター本体からクーラントが減ってしまうという事態が。
ラジエーターキャップがおかしいのかと思いきや、新品ですし水が移動するということは、ウオポンのインペラは回ってるということ。
ここがヤバいとまたクラッチやらミッションやら全バラになるので避けたい。
水は送っているのに、ラジエーターから溢れるということは、ラジエーター出口が詰まっている可能性が高い。
畑のたんぽぽの綿毛が悪さをしているのではないかと!アイツら絶滅しれ!
とりあえずラジエーターを洗浄して圧をかけてみましょう。全く暇になりませんなぁ。
せっかくナイスバディにしてあげたのに、またアンダーカウルを脱がせないといけませんわ…。

さて一昨日はチズルくんに乗って玖珠に行ったので、今日はブイくんで別府へ。
入院中の母の好物である、友永パンのつぶアンパンを買いに行きます。
友人カメちゃんのお母さんも好きなのでお土産に買っていきましょう。
いつも景色を撮らないので、今日は珍しく途中で停まって十文字原で写真を撮ってみました(タイトル写真)。
背景の丘は自衛隊の管理地です。

R500沿いの硫黄のキツい明礬温泉の中をのんびりと抜けつつ、ちょっと始動に難ありな雰囲気を醸し出しつつ、大きな問題なく別府に到着しました。よしよし。
久しぶりの友永パンの店員さんはいつも通り別嬪さんがズラリ。
2025/4/1からさすがに値上げしたそうですが、それでもこの値段。

昭和か!
+20〜30円でも良かったと思いますが、たったの+10円です。まあ毎日売り切れてますからね、ロスは無いのだと思いますがそれでも安すぎでしょう。


土曜日だからか、いつもの2割マシでお客さんが並んでいます。灼熱の時期じゃなくて良かったです。
30分ほど並んで発注。

復路は高速試験走行です。
今日は風が強くて、200kg程度のブイくんだと風に煽られます。
6速3000rpmで100km/h前後でる安定の走行でした。
途中の別府湾SAで、キムタクもお勧めするカトレア醤油を買ってみました。

スーパー経営の友人に聞いたところ、別府のこの辺にしか卸していないそうで、地元二反田醤油とどう違うのか楽しみですな。
慣らし運転をしているというカワサキ400の新車持ちの若人と談笑して帰路へ。

友人カメちゃんのウチにアンパンを届けた後は、最近豆しか買っておらずお金を落としていなかった地元喫茶店クラフトへ。
ここのピラフが好物です。

美味しい!

ブイくんの方は大きな問題はありませんが、始動に若干時間を要するので、エアスクリューの調整をした方が良いかもです。
暑くもなく寒くもないツーリング日和でした。
こーゆー日はエリーゼでもいいんですけどね…。
まあ試走しなきないけないので、エリちゃんごめんね!
次、次乗るから!
Posted at 2025/05/10 14:41:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | VTR1000F
2025年04月29日 イイね!

本田ブイくん復活

本田ブイくん復活よこりくのマッス遺伝子強すぎでしょ!@ひでエリです。

宮城に勝ちがつかなかったのが唯一の救いか…
まあ宮城嫌いじゃないけど。

カムチェンテンショナー交換しようとして、カバー落っことし疑惑からの、カムヘッドバラしからの、キャブOHでガソリン漏れ発生で、組み直して完成。

思いの外しんどい整備となってしまいました。
分かってしまえば、容易かった訳ですがこういうことを積み重ねて自分のバイクになるんだよね。

キャブOHはほぼOリング交換だけで特に何も無かったのに、エンジン掛けたらガソリン漏れ。
なんとパイロットスクリューから漏れるという不思議状態でした。

たぶんフロートがうまく動いてなくて、オーバーフロードレンのないVTR1000Fのキャブなので、パイロットスクリューから漏れてたのでしょう。
パイロットスクリュー自体はちゃんと組めていました。

といいつつ、フロートも開けてみて特に動きにも問題ありませんでしたが、何故かこういうのはバラして組み直すと直るんですよね。
トンボくんの時もガソリンがダバダバ漏れて組み直したら直るということがありました。
まあフロートバルブも綺麗に出来たし、フロートピンもすぐ抜けたので特に苦労はありませんでした。

試走の結果は上々で、気になるガチャガチャ音もなくなり、原因はほぼカムチェンの緩みにあったものと思います。
トルクの出方もエンジンの回転も特に問題なく、スムーズでした。

ただ今回手をつけていないディマースイッチの問題は改善されておらず、ヘッドライトの点灯が不安定ですね。
とりあえず夏前に走れる様になったのは行幸。

あとは山葉チズルくんのチャンバーとサイレンサーを付けないと。
あー忙しい忙しい。
Posted at 2025/04/29 16:55:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | VTR1000F | 日記
2025年04月19日 イイね!

カムチェンリフター交換顛末記

カムチェンリフター交換顛末記ドッグファイトチャンバー&サイレンサー来た!@ひでエリです。

チズル君のチャンバーとカーボンサイレンサーきました!
大変失礼ながら、ドッグファイトのタグが微妙に好きではないのでw、付けないで送ってくださいというお願いをしました。
とりあえずやまちゃんと開封の儀をやりましたが、ともかく軽くてキレイ、カッコいい!早くつけたい!

その前に後ろシリンダーの水漏れを直さないと...
その前に本田ブイくんをお不動様から復活させないと...

という訳で、モンハンに感けて全然やってなくてやまちゃんに怒られた本田ブイくんの復旧作業をやりましょうか。

え、復旧というのはですね...エンジンから異音が出始めたブイくんの持病であるカムチェンテンショナーを交換しようとしたわけです。
VTR1000Fのカムチェンテンショナーはカムヘッドについていて、カムを稼働させるカムチェンにテンションをかけてカムおよびバルブがずれないようにするパーツですが、この動きが渋くなってテンションを維持できなくなり、チェンが暴れて異音がするという流れです。
リアは何も問題なかったのですが、フロントのテンショナを取り出したらテンショナの先っぽについてるカバーがありませんでした。
すわ落っことした最悪!
と思って、USBカメラを突っ込むも見つからない上に引っかかって出てこなくなり、絶対やりたくなかった4ストリッターバイクのエンジンをバラさないといけなくなりました...。


で、結局開けてみたらカバーは見つからないという...。
前オーナーに聞いたところカムチェンテンショナーの交換はしてないという話だったのですが、たぶんその前のオーナーがカバーの注文を忘れて、パーツそのまま組んでしまったということだと思います。

しかし、今回お話したい知見はそれではなく。
カムチェンテンショナーの交換の純正手順と巷で書かれている野良手順の違いです。

結論から言うと

エンジンの調子がいいならクランクタイミングだけちゃんと合わせれば野良手順でもOK

ということです。
(ただし素人レストアラの虚言なので自己責任で信じてくださいね)

0.共通手順
①まず左クランクケースのクランクカバーのクランク回転窓とタイミング確認窓を開けます。
1.純正手順
②色々外してカムヘッドを開ける
③カムギアがずれないようにフロントはFT、リアはRTにタイミング確認窓を合わせる
④カムチェンテンショナーを外して
⑤カムギアの位置をフロントはフライホイールタイミングをFT位置に合わせて、ギアの刻印をFI・FE(FI:フロントインテーク、FE:フロントエキゾーストの略)位置、リアはRTに対角になるようにヘッドの水平に合わせる
⑥リアも同様にフライホイールタイミングをRTにしておいて、RI・REに合わせる

⑦ズレていればギアを刻印にそろえて
⑧ヘッドを戻して完成

2.野良手順
①カムヘッドを開けるのが面倒なので、カムチェンテンショナだけを交換する
②クランクタイミングとクランク回転窓から見える刻印+プラグ穴から上死点を確認する
③ピストンが上死点に来ているタイミングでカムチェンテンショナを外して交換する
④純正手順と違うのでドキドキしながらセルを回して「ガキン!」といってエンジンが止まらなければ完成

という手順です。
明らかに後者の手順が少ないわけですが、純正手順でないのでドキドキします。
今回は野良手順でやろうとしてテンショナーカバー紛失(未遂)のために、結果純正手順になってしまったというケースだったので、結局どうなんだ!というのがわかりました。

解説していきましょう。

純正手順の理由は、テンショナを外したタイミングでカムがずれてんじゃないか確認しなさいね、せっかくやるなら大した手間ではないのでギア位置まで確認しなさい、ということです。
ただ開けてみてわかったのは

a.カムがバルブを押していなければ、カムギアに対してのテンションは皆無。
b.クランクを回してのフライホイールタイミングでFTおよびRTのあたりに関しては、両方のシリンダーともカムはバルブ(リフタ)を押していない(ピストンは上死点付近にある)。
c.そのあたりでカムチェンのテンションを緩めてもギア位置に影響はない。
d.逆にバルブを押しているタイミングでテンショナを外すと、チェンが緩んでギア位置がズレ、そのまま組むとバルブとピストンが干渉してエンジンブロー。
e.ということで、異音はしているものの吹け上がりがいいエンジンなら、FTやRTあたりでカムチェンテンショナを交換すればOK


という結論になりました。
が、まあ異音がしている時点でカム(ギア)のタイミングがずれている可能性もあるし、面倒vs安心の構図はいつものことですね。

が、ここで注意してほしいのはそもそもエンジンに異音がしている訳なので、チェンの緩みでの異音なら、テンショナの交換で直りますが、テンションが緩みギアが既にズレてしまっていたらアウトです。
前述のタイミングを守れば、現状よりは悪化しないので、

・面倒なので、ワンチャンテンショナ交換だけに留めて、
・異音が直らないようなら、残念ですがヘッドを開ける


という手順が素人レストアラのタイパが良いかなと思いました。

あと純正マニュアルに載っている
・刻印を合わせたらカム山が上を向いていることを確認し
という記述には違和感があります。
だってどう考えてもカム山が同じ位置にきたらおかしい。
両方のカム山が合っていればギアが回ると吸気と排気が同時に全開放/全閉になるという話です。
あったりまえですが、吸気をしているときは排気バルブは閉じてなければいけないし、排気するときには吸気バルブは閉じてないとキャブに逆流します。
つまりカム山の位置は吸排気側で逆を向いているのが正しいと思うんですが、いかがでしょうか。
実際、ギアの刻印に合わせたらカムはインテークとエキゾーストで真逆を向きました。こうあるべきではないかと思います。


Posted at 2025/04/20 00:46:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | VTR1000F | 日記

プロフィール

「雨の倉庫は涼しいのでちょっと作業しました。NSRのラジエーター、チャンバー、インマニ、ダイナモカバー取り外しました。何故かラジエーターホースバンドのネジが6mmレンチという聞いたことない仕様で手持ちがありません。せめてプラスかマイナスの頭を切っといてくれれば回せたんだけど。」
何シテル?   08/11 13:58
ひでエリ です。よろしくお願いします。 エリーゼを愛し、ナナちゃんを愛し、ロッテを愛し、酒、マンガ、サウナと温泉を愛しています。 最近(2025年)はめっき...
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