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ひでエリのブログ一覧

2025年11月23日 イイね!

関東遠征4-Day8-9:負けイン聖地巡礼

関東遠征4-Day8-9:負けイン聖地巡礼同窓会@ひでエリです。

義理堅いひでエリとしては、来てもらったら行かなきゃいけない。
そもそも関東の同窓会を仕切った経験があればなおのこと行かないといけない。
会費厳しいですからね。
関東遠征最後の用事は高校同窓会でした。

まあなんも役とかないので、久しぶりに会う同級生たちとそろそろ祖父母になる話をして終了。

メインは翌日の豊橋です。
豊橋といえば…そう!
「負けヒロインが多すぎる」
の聖地巡礼になります。

大分ではJ-WAVEの交通渋滞情報を聴きつつ、みんな大変だよねえ、で笑って済ましていた東名渋滞に巻き込まれることに。
首都高の表示では御殿場まで4時間以上となってます。
先日の箱根行きの時も渋滞してましたが、その比ではないレベルで混んでいそう。
パニアを付けての牛鼠は神経使いそうです。
結局、足柄SA下りまで2時間かかりました。

富士山もこれで当分見納めですね。

給油して新東名をぶっ飛ばして、あっという間に豊橋PAに。

豊橋というからには!とここでも負けイン風味を期待しましたが何もなし。

と、この辺で私とのみん友歴最古参にあたる豊橋在住の一(いち)さんに連絡。
と、私のサブカル脳を120%分かってくださっているレスが付きます。


ということで、

きた!道の駅とよはし!


ぬっくん!


珍獣ラッコ!


OPがんがん流れてます。
が、なぜか妹かじゅはいないのでした…。
気を取り直してガスト豊橋橋良店!

はなんと改装されて小綺麗になり、コーラを噴き出した席の面影がなくなっていました…。
残念すぎる…価値が分かってないな!スカイラークよ!

その後は本日のお宿にチェックインして、駅近辺の探索です。

全然歩ける距離ですが、来たからにはリニア化する路面電車に乗らねばなりません。


外装はなんか愛知ダイハツで雰囲気ないのですが。

更に「うわきだよっ!」のボン千賀は休み…。

ま、まあ気を取り直して行きましょう!

あー!OPアニメの豊橋駅カット!


そして伝説のときわ通り商店街!


更に精文館書店豊橋本店!


負けインコーナー


負けインコーナー2。
手頃な小鞠

グッズを買おうかと思ったのですが、バスタオル5500円は流石に手が出ず。
さらにTシャツはアラカンのオサーンが着るには流石に痛すぎる…。
オッさんであるこの身を恨むのみでした。

更に別スレで立てる予定の夜の豊橋の流れで一(いち)さんに案内してもらった水上ビルで負けインキャラの壁面コンプリートを。





これらは市の予算で行われているというすごい話を聞きました。
いやーラノベの推しを市がやるという政策が許される日が来るんですねぇ…。


最後は珈琲とカヌレで締め!
大満足の聖地巡礼となりました!
Posted at 2025/11/24 06:24:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | サブカル | 日記
2025年11月18日 イイね!

関東遠征4-Day4:描く人安彦良和展

関東遠征4-Day4:描く人安彦良和展2日連続松濤@ひでエリです。

昨夜のお寿司に続いて松濤に参りました。
目的地は、本日から始まった安彦良和展が開催されている、渋谷松濤美術館です。

生けるレジェンドアニメーターかつ漫画家である安彦良和御大の展覧会。
こーゆーのがあるから東京っていいよなぁ。

他のレジェンドたちの寄せ書きも。

渋谷区立の建物だからか、なんと入館料は1000円とお安い。
展示は前後編に分かれており、本日から12/23までが前編、12/24から会期終了までが後編だそうです。
後編は来れませんが、前編の方が思い入れが深いものが多いはず、と思ったんですけど、展示品が変わるだけで、御大の生誕から現在までは丁寧に追われています。

子供時代のノートがすごい!
手塚治虫ライクなキャラが学術マンガの様相で挿絵入りのノートになってます。
すんご!
弘前大学文学部で学生運動に傾倒し、最後は逮捕されてしまうという御大。で、ここで一回「終わった」らしいです。

ここからアニメーターへの道に「食うために」入っていきます。
ライディーン、ザンボット3、コンバトラーV、ヤマトなど我が少年時代にアニメにハマり込む作品がズラリ。
そしてファーストガンダム。

テレビ版の終盤で、御大は過労で入院したらしいのですが、それでもかの有名なシャアとアムロの肉弾戦シーンは原画描いていたようで、カットが展示されています。アニメシーンも流れているので同時に観ることができます。
素晴らしい展示。

そして漫画家としては、私の厨二病の発症の原因ともなった「アリオン」がリュウにてデビュー連載が開始。
ギリシア神話をベースに愛憎渦巻く人情劇、圧倒的な作画、変わらぬカラー原画のクオリティ、今見ても全く古さがありません。
ご存知の向きも多いでしょうが、御大の着色は水彩ながらもはや油絵の様相を呈しており、アムロの顔に銀色の光が掠れ気味に塗られている絵を見た時には鳥肌がたったものです。

残念ながら多少展示枠が小さく、個人的にはこのアリオン、クラッシャージョウ、ダーティペアなどの漫画、イラストももうちょい広げて欲しかったところです。
漫画の方ではなく子も黙る、ガンダムオリジンが御大の代表作になるのでしょうが、ご本人としては、文学部の血がそうさせるのか、歴史、信仰、古代、中世、古事記をベースとしたものなどなどかなり文学寄りな作品も多いです。

ほとんどが昭和の手書きカット、カラー原稿になるので、館内は非常に限られた作品以外の撮影は禁止となっています。


今回の戦利品です。

御大ファンなら是非行くべき展覧会と断言します!
Posted at 2025/11/18 13:17:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | サブカル
2025年11月09日 イイね!

汝、暗君を愛せよ読破

汝、暗君を愛せよ読破天草味噌15年物@ひでエリです。

亡き母が貯め込んでいたゴミの類をどんどん捨てております。
マイ奥もだいぶ容体が安定したので、年末年始は2泊3日で自宅に連れ帰ろうという計画です。
そのためには1階の寝室を片付けて、2階にあるマイ奥用の背もたれが電動で動くベッドを下に持ってきて、居間にある母ちゃん用だったベットと入れ替えなければなりません。
そのためには盛大に溜まっている20年分くらいの衣服や布団を寝室から駆逐する必要があります。土曜日に妹と一緒になんとか床が見えるところまではやり切りました。アルファード1台分のゴミが出ました...。
まだ捨てきれてませんが...一応これでベットは移動できるようにはなりました。
あとは掃除と床の拭き上げです...たいへんだ。おわんねえw

さてずいぶん前に読破済みでしたが、まだレビューしていなかった

汝、暗君を愛せよ

のレビューをしていきたいと思います。
タイトル写真はノベライズ版のキャラ説明ページです。
そうカクヨムでタダ読みさせていただいたのですが、これは課金せねば!ということでノベライズ版もkindleで購入させていただきました。
それほどの納得度、完成度の小説でございました。

世界観的にはいつもの「転生もの」です。
が、チートも魔法もオレTsueeeeも何にもありません。
中小企業の2代目社長がマネジメント力不足を理由に現代の日本で自4したところ中世っぽい世界の一国の王子に転生したというスタートです。
なにせ、何もチートはありませんから、異世界の記憶があるだけのタダの人。
それもどちらかというと自信がなく、自らの存在を消そう消そうと動きます。
異世界の記憶が植え付けられるまでの王子は奔放で自由、他国への侵略を良しとする性格だったため、「彼」が転生してからの性格の変容に周りは戸惑いますが、嫁候補だった姫君たちは、これを好ましく感じ始めます。

しかし彼は前世の記憶から自信がないため、彼女たちの好意を受け取れません。
それに恋愛にうつつを抜かしている暇はなく、先代の血の気の多い王が他国との戦争に明け暮れたため国庫は火の車。
更に前王が亡くなって、新王を自陣に取り込むための貴族たちの勢力争いも始まり、自信のない転生者である新王は苦しみます。
そんな中、自らに根付いている現代日本の民主主義を自国に植え付けようと、自らの権力を弱め無くし、専制君主制を終わらせようとする政策を、丁寧に丁寧に、相手の立場を慮りつつ、ある時は政治的な意味で婚姻をし、ここぞという時には声も枯れよと名演説をぶちかますことで、しかし精神をすり減らしながら乗り切っていきます。

正直、こういう小説は大好きです。
私自身も一人で出来ることは限られているので、他人の力を借りながらここまできました。正直、渋谷時代は自分でやったことなど、本当に大したことではなく、実際にやってくれたのは同僚の皆さんでした。

そんな中、私が考えていたのは
この判断は正しいのか?
本当にこれで皆は幸せになれるのか?
彼らの家族までを守っていると言えるのか?
そして世間に自信をもってこの仕事をやっている、この仕事は世の中に必要とされている、と皆は言えるのか?

ということでした。

そんなことを自問自答しながらやってきたものですから、この主人公には共感しかない。
私自身は無能でよいのだ、私の力などなくていい、皆が王ではなく国のために、と言ってくれるようになれば、私の望みはそれだけなのだ、という独白には涙が出ました。

新王は専制君主制を閉じ、共和制に移行できた直後に、精神的に疲れ果てて倒れてしまいます。その描写が凄惨で残酷、読んでいて震えました。
ここまでが転生者である新王の視点から描かれた1部。
そして第三者視点で描かれる2部に移行します。

2部はやりたくなかった隣国との戦争が始まってしまいます。
4人の王妃たちとの子供たちへの現代日本の民主主義の帝王学伝授が大きな伏線になっています。
そして2部からはサブキャラの活躍がいい。
視点が切り替わるので、強力なサブキャラの王への視点が新鮮でかつ高い評価を得ていることが描かれます。奔放で無能扱いされていた王が、信頼に足る有能で閣僚になくてはならない中心人物に変わっていったことが綺麗に描かれており、読者として非常に満足です。
そして、王と友誼を結んだ共和主義の論客が、実質貴族たちだけで占められていた議会への平民の参画を勝ち取ります。
しかしこの時点で、王は既に糖尿病に罹り、従前のような明晰な判断を下せなくなっていました。
この王の最期がまた泣ける...。
4人の王妃たちのそれぞれの病床の王に対する反応が、余りにリアルです。
最期は推しのブラウネさんが看取ることになるわけですが、彼女の王に対する愛にあふれたその筆致にまた涙します。

王の没後は近隣の国々との戦争をまとめつつ、共和制に移行した際に責任を取らされて国を追われた王子が、そしてその兄が、そしてその姉が...。
詳しくはわざと書きませんが、王が望んでいたシンボリックな君主制になるのです。まさに現在の日本の天皇家のような、しかしこの世界では1議員としての、しかし大統領のような、しかし暴走はできないという政治的な均衡を成しえた政治体制に落ち着いた、というところでお話は終わります。

本当に地に足の着いたしっかりした筆致で、魔法もチートも全くなく、政治とのリアルさ、施政者の裏の過酷さが描かれた素晴らしい小説でした。

こういう原作小説が、この日本では数限りなく生まれてくる土壌があり、数えきれないくらいの神絵師がおり、毎シーズン30を超える新しいアニメが作れる土壌があります。
世界ナンバーワンのサブカル大国であることは間違いないでしょう。
誇らしい。
ポリコレがはびこる世の中で、我ら「ネギま!」の赤松先生も表現の自由に奔走され、我らオタクの象徴である貴腐臣おだきみは、サブカル輸出を大幅に増やしていくと説きました。

日本のサブカル界の未来は明るいです。
関連情報URL : https://amzn.asia/d/6kSV0d0
Posted at 2025/11/09 20:36:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | サブカル | 日記
2025年10月09日 イイね!

ゆりあ先生の赤い糸(全11巻完結)

ゆりあ先生の赤い糸(全11巻完結)T・OGINO選手いかないで!@ひでエリです。

散々な2025年プロ野球シーズンだった我が鴎軍ですが、最下位チームに粛清の嵐が吹き荒れております。
大好きだったよっしー監督は、まあ最下位チームの監督なので辞任は致し方なしとしても、マリーンズを支えてきたベテランが一気に退団を表明しています。
そこにここ10年のマリーンズの象徴である荻野タカシ選手が退団して現役続行を表明しました...。
引退試合もさせずにコーチにも迎え入れられず、現役続行で他チームにいくなどというファンからしたら驚天動地のニュースが現実となってしまっています。
きっと無能なフロントが雑にコーチ就任を進めてタカシと決裂して出ていく話になったんじゃないかというのが大方のファンの予想です。
石川や二木(はまあどうでもいいけど)、岩下や澤村などがいなくなってしまいます。チームの若返りというのはどこかで必要なんですが、こんな禍根を残すようなやり方がいいとは誰も思いません。
Vision2025にて常勝軍団を目指す、が成らなかったことに対してフロントの責任はないのか?みなそう思っています。社長含めた役員陣は更迭でしょう!
が、そうはならなさそうなのよねえ...まあこれがマリーンズか...。
来年はサブロ~~~~♪が監督として帰ってきます。
最下位チームを走らせまくって高校生のような練習をさせているようですねw
自分は現役時代怠慢プレーでファンから総スカンくらったりしてたのにw

さてマンガです。
ちょっと前に菅野美穂主演でドラマ化もされた

ゆりあ先生の赤い糸

をご紹介したいと思います。
私にしては珍しく、主演の菅野美穂と重要なみちる役である松岡茉優のファンなので実写ドラマから入った作品です。キャラの相関図リンクになってますので、興味のある方はこちらを見ていただくと、どれだけ複雑なありえんキャラ構成になっているかが分かっていただけると思います。

作品としてはかなり前のものになるので、ネタバレ全開でいきますね。
私のつたないあらすじではなく、放送作家さんか脚本家の方がまとめたドラマの1話のあらすじを転記しますと
===
売れない小説家・伊沢吾良(田中哲司)と結婚した後、自宅で刺繍教室を開きながら、長年にわたって“穏やかな幸せ”を味わってきた平凡な主婦・伊沢ゆりあ(菅野美穂)。そんな彼女の人生が激変する“不意の知らせ”が舞い込んだ。なんと吾良がホテルで倒れ、緊急搬送されたというのだ! しかも…ゆりあが慌てて病院に駆けつけると、そこにはさめざめと泣く見ず知らずの美青年・箭内稟久(鈴鹿央士)の姿が! 稟久が救急車を呼んでくれたと知り、丁寧にお礼を述べるゆりあ。ところが…。
 主治医・前田有香(志田未来)による手術が成功し、吾良は一命を取り留めるも未だ意識不明で、いつ目覚めるか予測できない状態。そこへ畳み掛けるように、稟久から衝撃の告白が飛び出す。
 「僕が『抱いてほしい』って言って…こんなことになりました」――
 なんと稟久はほかでもない、吾良の“彼氏”だったのだ! 疑ったことすらない“事実”を突きつけられ、思わず絶句するゆりあ。だが何を思ったか、引き続き吾良との面会を許可し…!?
 そんな中、ゆりあは緊急家族会議を開催。結婚後ずっと同居している吾良の母・伊沢節子(三田佳子)をはじめ、自分本位な生活を満喫している吾良の妹・伊沢志生里(宮澤エマ)、何かにつけて辛口な実姉・泉川蘭(吉瀬美智子)と共に、吾良をどういった形で介護していくべきか話し合おうとする。ところが、意見は見事に決裂! ゆりあは考えあぐねた挙げ句、“自宅介護”を選択するが…。
 向き合わなければならない問題は、まだまだ山積みだった!? これまで“穏やかすぎた”ゆりあの人生は、みるみるうちに激動の一途をたどっていき…。
===

という感じです。

まあ30年近く連れ添った夫が内緒にしてる愛人がオトコだった、というだけで先ずびっくりですよ。それもラブホで脳溢血ですからね。
更にそのあともシンママのみちる(松岡茉優)が子連れで出てきて、愛人2号疑惑が持ち上がります。更に2児の下の子は吾良の子供ではないかという疑惑が...。
こんな状況で植物状態で胃ろうの夫を介護しながら、ボケはじめの義母やKYな義妹の相手をしなければならないとか気が狂いそうです。
可哀そうなゆりあ先生(菅野美穂)。
介護のために家のリフォームをするため、便利屋を呼ぶことに。
そしてその便利屋の子持ちで離婚しかけた若い男とうっかり恋に落ちてしまうゆりあ先生。
これで自分も夫と同罪だと思いながら、なんと愛人1号2号とその子供たちと同居しながら介護を続けるゆりあ先生。
懐の深さと漢っぷりがすさまじい。

ドラマでは最後まで語られませんが、マンガ原作が完結してますので、10巻まではマガポケで読破、最後の1冊はいつものように感謝のkindle推し買いということになりました。
結論的にハッピーエンド、なので途中のネームが地獄なんですが、安心して読んでよいお話です。

で、ですね、今日書評家の方のインタビューをJ-WAVEで聞いてたら
「何を書いてあるかではなく、どう書いてあるかを紹介するようにしています」
というお話があり、それに倣った方針に今後この手のサブカルレビューは変えていこうと思います。
まあある程度はあらすじ書かないと分かんないので「何を」も書きはしますけどね。

で、「どう書いてあるか」です。
自宅介護現場の実態はもちろんですが、主人公ゆりあの精神状態が心配で心配で仕方なかったです。
私の場合は、そういう愛人関係とかは出てこない、フツーの介護でしたが、それでもボケはじめの義母や感情をコントロールしきれないマイ奥、家事がどんどんできなくなっていく現実などなどは痛いほど実感しました。
これに加えて、愛人関係が2つ降りかかってきて、全く協力的でない義妹が関係を引っ掻き回すこの脚本とネームには、当事者であれば気が狂いそうです。
そんな普通の人なら発狂するであろう状況を、ゆりあは生来の漢気(女性ですが)と開き直ってポジティブに解決していくその姿に惚れます。

見た目も映えないですし、体型も既に50のオバさんで、美人でもなんでもない(いや菅野美穂は美人ですしファンですけど原作漫画のキャラデザの話です)ですが、その心意気をあり得ないと思いながら、彼女の幸せまでの軌跡を読者として読ませていただいたという幸せ。
これに尽きるかと。

ゆりあの心の変遷がともかくドラマティック。
夫の愛人1号(リク)に夫を助けてもらってありがとうだけど、嫉妬?共感?依頼?
夫の愛人2号(みちる)には、嫉妬、羨望、依存、癒し?
夫(ゴロー)には憎しみ、達観、喜び...
この主要キャラクターだけでも、愛憎渦巻く心理描写が想像されると思います。
更にサブキャラとして出てくるみちるの娘たち2人がもたらす困惑からの愛、癒しには本当に心が洗われます。
終盤、ゴローの意識回復によってこの共同体が崩壊しかけるのですが、自らの乳がん発見もあって折れかけたゆりあの心を、行方不明になっていたリクが凶暴なやり方で立ち直らせるシーンは圧巻でした。

入江先生の原作の作画は美麗ではありませんが、この手の「苦労するオバさん」を描かせたら、そのネーム力で日本マンガ家の中では5本の指には入りそうな気がします。

機会があれば是非読んで頂きたい名作です。
関連情報URL : https://amzn.asia/d/7v5xRgI
Posted at 2025/10/09 22:00:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | サブカル | 日記
2025年09月25日 イイね!

チェンソーマン レゼ篇みてきました

チェンソーマン レゼ篇みてきました毎日サウナ@ひでエリです。

昨日も今日もサウナです、ともかく毎日サウナ。
早くも廣島蓮の会では年末予定が進行中。
この時期から予約するとチョー早割が効きますね。
agodaでなんと広島駅脇の天然温泉&サウナとかいう割とちゃんとしたホテルの定価32kくらいのところが今払い切りだと4.8kで出ています。そんな安売りする必要ある?なんかヤバいんかね...。アクマとか出る??
あまりに安すぎるのでビビッて前々日までキャンセル可能な6.7kで予約しました。
南関東方面への出張も11月下旬に予定しています。こちらはいったん週明けからの5日間くらいの連泊は定宿を抑えましたが、そもそもの予定がある週末予定分の宿はまだとっていません。なんとなれば、ドカが納車になるのかどうか悩んでいるからです。フェリーが決まらないからね。
まあバイクが都内の宿に停められるかが問題なわけですが、クルマよりはなんとかなりそうな気はします。
ドカエルくんには納車早々に箱根を見せて上げられるといいですなあ。

で、先日から総集編を見て予習済みの
チェンマレゼ篇
見て参りました。

あらすじは既に原作勢はかなり昔の話なんで、今更感がありますからネタバレもクソもないと思うのですが、一応アニメ勢のために改行しますね。
アニメ勢の方は見てからお越しください。















ということで、この辺で。

姫パイが幽霊の悪魔の生贄として消えてしまって、サムライソードの金玉蹴り上げ大会が終わったその後の話です。
そこそこ満足に過ごしていたデンジにマキマさんから呼び出しがかかり、バディのパワーちゃんが「血抜き」のために少し不在になることになり、サメの悪魔であるビームくんが貸し出されました。
マキマさん一途のデンジが雨宿りをしていると、超絶美少女のレゼ(cv.上田麗奈)が登場。下半身が脳みそなデンジは秒でレゼに心奪われます。
バイト先にも押しかけ、毎日通うことに。
夜の学校に忍び込み、二人で裸になって夜の学校のプールで遊んでラブコメの波動は全開に。
更にイイ感じにレゼからお祭りに誘われ、のこのことついていくと花火のタイミングでキスをされ...舌を嚙みちぎられます。
レゼは爆弾の悪魔でラスボスである銃の悪魔の仲間だったのです。
「俺が知り合うおんながさあ!!全員オレん事殺そうとしてんだけど!」
と叫びますが、ここからは悪魔と魔人たちの56し合いです。
MAPPAの超絶美麗作画が炸裂。クルマは爆発、ビルは倒れて、タツキ節全開で巻き添えになる人々は慈悲もなく4んで逝きます。
ロシアの秘密組織に育てられたレゼは体術も異能バトルも超一流で、一度は56されそうになるデンジですが、ビームのおかげで間一髪脱出。
最後は海の中に自らのチェンソーのチェーンを使ってレゼをデンジごと縛って水没。仲間のいなくなった単身レゼに救出の手はなく勝負あり。

しかしデンジは窒息したレゼを復活させます。
「一緒に逃げようぜ、俺もレゼが逃げるの手伝うよ、明日バイト先の喫茶店で待ってる」
というものの、レゼはデンジを戦闘不能にしたうえで即、断ります。
しかしデンジは本気で一緒に逃げるつもりで喫茶店で待ちます。
レゼはそんなことは関係なく、新幹線で高跳びしようとするのですが、思い返して喫茶店へ。
そこに待っていたのはマキマ。
あっという間にレゼを無力化し、天使の悪魔がとどめを刺してレゼはデンジを遠目に見ながら絶命。
「デンジ君にあの娘は綺麗すぎるよ、そのうち君にぴったりの娘が現れるから諦めなよ」
という喫茶店のマスター。
似合わない花束をもって閉店まで待っているデンジの元に現れたのは、血抜きが終わって復活したパワーちゃん。
いつもの調子でドタバタになって終了です。

うーん、これですよ。
チェンソーマン第2部に足りないのは、このラブコメ感からのバトル、そして切ない別れ...そして何よりテンポ。
ぶっちゃけ、いま連載中の2部は序盤こそまあまあだったものの、現在はまったくつまらない。完全に惰性で読んでいます。
1部のこの頃は、素晴らしいテンポと意表を突く展開、そして挟まれるラブコメの波動に切ない別れというコンボが読者にビシビシ決まっていたのです。

対して今の2部のヒロインであるアサちゃんは正直ビジュは微妙。ウジウジ陰キャで、いつまでもクヨクヨしていて話が進まん!
そして2部には1部にはあった「銃の悪魔を倒す」的な大きな目標がない(ように見える)ので、キャラが迷走しています。
その為なのか?展開を決めかねているやに思えてテンポも非常に悪い。

そしてこのレゼ篇は先ずレゼのビジュが優勝。
序盤の性格もコケティッシュでたまらんです。
原作のタツキ先生は正直絵が上手いわけではないのですが、MAPPA作画は神。
展開とテンポも天才的な進行で、オチまで完璧です。
という訳で、1部の美味しい時期をアニメ化されているレゼ篇、オススメです。
Posted at 2025/09/25 22:34:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | サブカル | 日記

プロフィール

「ゴグマジオスもオメガも後20%までは行くんだけどなぁ」
何シテル?   12/20 22:59
ひでエリ です。よろしくお願いします。 エリーゼを愛し、ナナちゃんを愛し、ロッテを愛し、酒、マンガ、サウナと温泉を愛しています。 最近(2025年)はめっき...
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