ひでエリのブログ一覧

浴衣就業めんどくさい＠ひでエリです。

私が働く渋谷では7月31日が夏祭り浴衣デーなるものでして、会社ぐるみで浴衣きておいで、1日それで仕事しな的な日なのですが、昨年までほぼ無視していたものの、
「先導して呼びかける側のくせにお前がきてねーっつーのはどういう了見だい？」
と聞かれ、確かに心からではない部分が多少ありつつも他人様に勧めておきながら、自らが着ないというのは、筋が通らねえ…仕方ねぇ着るかとなりました。
はぁ…似合わないんだよな、俺に和服って…。

さてそんな日曜日の午後、足りない草履やらステテコモドキやらを買って帰ると、家に私宛の小包が。
振るとチャポチャポいいます。
恐る恐る封を切ると白い蓋、
「OCTMORE」
とあります。

え…？
そんな…金曜日、呑みました、イリエで。
もうなくなりました。
その後、空腹だったんで博多天神で禁断の深夜ラーメンまでやりました。
記憶はバッチリのはず…。
アレ？

注文をするだろうという、自らの思い当たるフシがあり過ぎて困りますが、このオクトモアver6はver5をはるかに超えるインパクト、変わらず世界最強ピート臭PPM258、誰も勝てない孤高のアイラモルトです。ブリュックラディ万歳。

そんなオクトモアですが、弱みは限定蒸留であること。決められた本数出たら終わりです。ver6もロンチしてから既に数ヶ月が経過し、市中の在庫も無くなる頃かと。見かけたらすぐ買うべき！

そんな話をした「覚え」はあります。
しかし…ホントに…買ってしまった…とは。
写真通り、ver5を更に上回る魅力的なお値段。相当のことがなければ、実際に自分では買うことはないはずの酒。

前回までの黒いボトルから一新、白亜の缶に身を包み、

半透明の瓶から透けて見える若いブリュックラディモルトは美しい…。

味は！
文句無し！
アイラ飲みなら飲んでおいて損はない！

こんなキツい酒無理、というなかれ、これこそがアイラ、本当の英国の地酒、若々しさの中に優しさがある。

しかし…まさかウチにオクトモアver6が来るとは…酔っ払ったオレ、

ナイス、ポチッと！

カッコよくて速いだけ。＠ひでエリです。

友人と新幹線500系の話をしてまして、私、あの新幹線、一度乗ってから二度と乗らない、と思うくらい嫌いになったんです。
何故なら車内が狭くてスゴく揺れるので、旅が快適でないから。
揺れは通勤電車並みという認識で、仕事も出来ない！と思いました。
そして500系は今は山陽新幹線のみの運行となり、以前の0系の様な扱いになり順次退役の様なんですが、この度、あのカラーリングが彷彿とさせるエヴァ仕様になって帰ってくるそうです。まあ全部じゃないでしょうからポケモンジェット的なアレでしょうか。
そこで500系が好きだーという友人たちとディベートしてたんですけど、500系が好きな理由が、カッコよくて速いから、だそうなんです。
そんな理由で新幹線の快適性と引き換えになんぞ出来るか！と息巻いていましたら、某氏から
「カッコよくて速い、それはエリーゼと同じですね」
と言われて衝撃が！
我ながら凄まじいダブルスタンダード（笑）
しかし快適性ゼロのエリーゼは大好きだけど、やっぱり500系は嫌いです。

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さて前置きが既にブログスレで良さそうな気すらする最近ですが、うしおとおら、からくりサーカスの藤田和日郎氏の短編集第2弾(彼にしては短編、という感じですが)、ゴーストアンドレディです。

主人公はフロレンス・ナイチンゲール！
実は生霊や幽霊が見える体質で、幽霊と歩む半生だったという展開。
絶望した人が再起してコトを成すエピソード。
まず装丁が良いですよね。
何だか百科事典の様な。もちろん内容は文句無し。過去と未来を行き来しつつ、飽きずに最後まで読ませます。
主人公がナイチンゲール、ってとこから驚きますよね。キャラも立ちますよそりゃ、歴史上の偉人なんですから。

幽霊や生霊を使ってのバトルシーンも健在で素晴らしいです。

うしおととらのアニメ化のタイミングを待ってたのか、本屋ではそういうPOPでしたね。

まーでも、うしおととらとからくりサーカス読んだ直後だと、さすがに高評価つけづらいですね（笑）
その2作品は文句無し星5つですから、ひとつ落として星4つってとこでしょうか。

2巻完結と短いので藤田和日郎作品読んだことなくて、ちょっと読んでみたい、という人か、藤田作品大ファンの方にオススメです。

長澤まさみ、けしからん！＠ひでエリです。

昨日、公開からかなり経ってしまいましたが、賛否両論出尽くした感じの海街diary、観てきました。
何度かマンガレビューで書いている通り、吉田秋生の原作ファンでありますが、世界観などそのままに非常に良くできた映画でした。
是枝監督の上手さ、鎌倉という街の絵になる加減もさることながら、この映画、キャスティングが最高でした。
主役級の女優さん、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずちゃんと4人投入、脇役を樹木希林、リリーフランキー、風吹ジュン、大竹しのぶで固めるという豪華過ぎる顔ぶれ。




特に大竹しのぶの都(3姉妹のお母さん役)はハマりすぎで出てきた瞬間に笑ってしまいました。
あるレビューではこの映画のテーマは「死」だと書いてありましたが、そういう見方もできるかもしれませんね。
風吹ジュンの幸薄そうな感じは悲運の海猫食堂の女将さんにバッチリでした。
いつも思うのですが、リリーフランキーって、役者としてどうなんでしょう…上手いとは思えないのですが、使う方、多いですよね…。まあいいや、重要な役どころだったしちょっと気になりました。

ともかく原作に思い入れがある場合、ともすればがっかりしかねないのですが、今回ばかりはまいりました。

綾瀬はるかと長澤まさみ、すずちゃんには充分な見せ場があったと思うのですが、夏帆ちゃんの見せ場が釣りネタだけだった感じなのがちょっと残念。
続編作れなくもないけど、作って欲しいやら欲しくないやら微妙です…。

最後に…

長澤まさみ、何時までもカルピスのCMのお姉さん、5年以上前のイメージで昨日臨んだのですが、なんともエロ過ぎる！
あの肢体でヨッちゃんのダラシない家の中演技されると…

と言うわけで、長澤まさみ、けしからん！

でした（笑）

人の情、ありがたいものです＠ひでエリです。

大分の実家で人生イベントをひとつこなしてきました。いやいやこのような時には本当に人の情というものを感じます。
ありがたいことです。
私とウチの大学1年の息子とが人前で挨拶する機会があったのですが、息子の挨拶の方が評判が良く、ちょっとムカっとしている了見の狭いオトコの書くブログがこちらになります。

で、遊びに行ったのではないので、急ぎ借りたレンタカーは選べずデミオの旧型、1340cc、以前試乗してコテンパンにしちゃったクルマだと思うのですが、今回、慣らしも終わっているいい感じのデミオで再インプレです。

新型デミオも出て、もともと台数も出ている旧型なので、中古で買うなら値段もこなれており、子供さんの最初のクルマとして買ったりするのにどうかな、という感じの視点です。
さていつも通り、私のファミリーカーとしてのインプレポイントは

1.静粛性
2.足廻り
3.低速トルク
4.積載性
5.可愛いか！？

です。では順を追って参りましょう。

1.静粛性

これはよかったです。何故か4000回転あたりで「ガラガラ音」がするのですが、ほぼ一瞬で終わります。
これマツダ共通ですかね？アクセラディーゼルも同様でしたね…。ただアレはディーゼルだったので個人的には我慢出来ないレベルでした。

今回は高速移動と街中でしたが、特に高速移動時のオーバードライブギアに入ってからの静粛性は特筆もので、2000回転で90キロと素晴らしいものです。
アイドルストップはありませんが、停車時にエンジンの存在を意識することはほぼありませんでした。

2.足廻り

通常ですとガツンと踏んでABSの介入フィール、左右に振ってロールの収まりを確認するのですが、マイ奥がずっと同乗していたので「急」がつく運転は出来ませんでした。が、たまたま雨で停止線の直前に鉄製の道路の繋ぎ目があり、そこで普通にABSが稼働しました。
繋ぎ目もありかなり「ガツン」と介入されたので乗っている全員がABSが効いたことを実感しました。
ブレーキは車体の軽さも相まってか、かなり効きが良い印象です。フィールは初動が多少強すぎる感じですが、慣れのレベルでコントロール出来ると思います。

3.低速トルク

コレが良いです！
以前乗った時はコレがスカスカな印象だった気がしてコテンパンにした気がするのですが、今回は慣らし後でエンジンにアタリがついたからなのか、アタリエンジンだったのか、非常に良い印象でした。
踏み出して直後から立ち上がるトルクを感じながら加速出来、3人乗車で過不足ない立ち上がりでした。
正直、ファミリーカーで街中を走るにはコレが一番重要な気がしています。
そして前述通り、高速移動時も2000回転で90キロは出る(こちらは2名乗車)訳なので、ファミリーカーとしては非常に良くできたギア比という印象です。
低速トルクが太いとアクセラレータペダルの反応も良く感じがちで2割増しです（笑）

4.積載性

私的には残念ポイント…。
後部ハッチからの積載スペースは同クラスのスイフト並み。狭いです。
ちょっと手厳しいですが、モビリオとの比較でいうと荷室入口がフラットでないため、スーツケースを余計に持ち上げなければならないし、旅行用スーツケース大と折り畳み車椅子が同時には載せられません。
持ち上げる時に力が足りないと、クルマにぶつけて傷を付けてしまいそうです。
また折り畳み車椅子は後部ハッチトランクには載せられないので、後部座席をひとつ潰して載せることに。
ドアやシートを気遣いながらの積載となりました。
ヴイッツやスイフト、マーチが仮想敵なら同じ様なものでしょうがノートには敵わない、という感じです。
そう考えるとノートのパッケージングというのはとても良くできています。

5.可愛いか？！

私としては最も重要視してるポイントです（笑）。片ずけ女史のコンマリさん的には「トキメクか？」ですかね。

最新のデミオが鼓動デザインになり、フロントの開口部が大きくなっています。
対して旧型デミオは比して小さな開口部で個人的には旧型の方が可愛い印象です。

6.総合評価

まさに冒頭に申し上げた通り、大学入ったばかりのご子息に初めてのクルマとして中古で買い与えるのにピッタリのクルマです。
または3人家族で1人は小さいお子さんで、たまにドライブで遠乗りなんていう使い方が最適。
新型が出たので中古市場の値段もこなれているし、小回りも効きます。少々傷をつけても乗り潰す初代練習車として走行少なめのディーラー車がよろしいかと。

ただウチの次期ファミリーカーにはなりませんね…

諸事情により朝オフ欠席…＠ひでエリです。

ちょっと拠ん所無い諸事情で大分に帰ってきてます。あー、明日朝オフ行きたかったな〜。

で、先般も書きましたが、「うしおととら」という名作がアニメ化されるということで、連載タイムライン的には直後作となる「からくりサーカス」も期間限定で無料化されました。
普段、スマホゲームに300円課金するのも悩む私ですが、無料分では読み切れず、あっという間に2000円以上を課金して読みきってしまいました。

実は藤田氏の漫画の中で私が最も好きなのはこの「からくりサーカス」でして、ワンピースが出てくるまでは既知の漫画の中では最もプロットが壮大で、世界観のブレがない、か弱い少年が逞しく成長していく様を描いた名作だと思っています。
連載時の最終回を読み終えた時には「あまロス」ならぬ「からロス」(そんな言葉ないけど)に襲われました。

今回も20年ぶりくらいに全巻読破しましたが、ほぼ毎晩号泣しており、枕が乾く日はありませんでした。

良い漫画の必須条件である脇役のキャラが半端なく立っており、本当の主役であるマサルを含め、ナルミ、しろがねと主役級が3人いる鉄壁のキャラ設定。
それぞれが食い合うことなく、最後の最後まで美しくもつれ、そして大団円へとつながる少年マンガのお手本のようなマンガです。

booklive！あたりで3巻まで無料で配信しているようなので、皆さん是非読んで頂きたいと思います。