イヅチスペシャルアライメント最高っす!@ひでエリです。
さて昨日は楽しみにしていた群サイでのクローズド走行でした。
ナナちゃんがお世話になっている
キングログガレージさんとラリイスト
川名 賢選手の主催で峠の聖地、群馬サイクルスポーツセンターで「ゆるーい」走行会となりました。
事前にかなり心配されていた天候も当日は平地快晴、山地曇天となんとかもちまして、楽しい走行会日和となりました。
みん友のDO2さん、よっし~さん、赤エリBoo+さん、Aki23さん、あんだ~さんたちが群馬の山中に勢揃いです。
以前
弊ブログスレでお伝えした通り、オンスケで物事は進みました。
今回驚いたのは、キングログさんがサポートバンとMメカ同行でばっちりサポート体制であったことです。ゆるいイベントだという話だったので、そんなに手厚いサポートがあるとは思っていませんでした。実際には重作業をお願いすることはなく良かったのですが、安心のサポートでした。
さて走行コースは右回り小コースのA、左回り中コースのBが用意されており、いずれも時間内は走り放題となっていました。
さすが峠の聖地と呼ばれるだけあって、路面はまさに峠。
落ち葉や小枝などが散乱し、たまに路面が湿気ているという状況で、滑りやすそうです。
いや、実際路面はスリッピーでバンピーなところも多く、気が抜けません。
サーキットとは違い、マーシャルさんもいませんし、コーナーはすべてブラインド。
路幅は基本1車線で、広いところはちょっとしかなく、基本林道と考えて良いです。
とまあ、そんなことは群馬CSCでYou Tubeを検索すればわかることですねw
みん友のよっし~さんが
車載動画をあげてらっしゃるので、「こんなとこ」参考までにどうぞ。
さて当日、現地には宣言通り、エリ姉ちゃんとナナちゃんの2台を持ち込みました。

(日が暮れてから撮ったんでちょっと暗いですけどw)
1.エリ姉ちゃん(Elise R2007)
マイエリはモチヲ兄貴の秘蔵のOHLINS+1を入れ、Tiレーシング 井土社長にスペシャルアライメントをセッティングと車高チェックしていただきました。
街乗りでは「乗り心地が良くなった」レベルの感覚ですが、初めて「攻め」に転じますw
結論は冒頭にある通り、エリ姉ちゃんの素晴らしさが際立つ結果となりました。
しっとりとした乗り心地に加え、限界域での粘り、ここまでコントローラブルな脚セッティングになるとは...というか今までの純正脚、かわいそう...もう戻れませんw
いつもながら井土社長のスペシャルアライメントには感動します。
皆さんもご経験があると思いますが、コーナーで上手くブレーキが残せたときの「スーッ」とまがった感覚、あれの頻度が単純に倍くらいになるんです。本当ならちゃんと乗らないとそうはならない訳ですが、ある程度いい加減に乗っても、イヅチマジックでスイートスポットが広がるんですね。
ホントすごい技術です。で、あえていつもセッティングの数値は聞いてません。
全部、おまかせですw

(写真はよっし~さんが待機車内から撮ってくださったマイエリお尻画像w)
というか、ここまで出来上がってきてしまうと、本当にあとはドライバーの腕のみの問題で、クルマには何の問題もない、ということになりますw
実は今回は裏ミッションがあって、クルマが大して好きではない同僚を連れてきて、プロの運転を体験させるというのがあったんですが、まさにラリースト川名プロをして、「よくできた車ですね~」とお褒めの言葉を頂きました。バランスが良くてコントロールしやすいと。リアも滑らせながら綺麗に抜けて行けるということでした。
あ、同僚は青白い顔をして同乗から戻ってきて、「は、速い...」と言ったきり絶句してました。
これは次の袖森が楽しみですね~。いついけるかわかんないですけど...。
という訳で、
モチヲ兄貴には本気で嫁にくれ宣言をしている最中ですw
2.ナナちゃん(FD3S 1型)
さてナナちゃんは、ここ1か月程度、専属のあんだ~メカに躾けてもらい、ブーコン取り付けから、ガタガタだったリアピロの全交換、ウニウニなリアのトーコンの交換、現状の足回りでのセッティング後に、キングログさんでのアライメントセッティング済みでの持ち込みです。
本日はあんだ~メカに群サイに持ち込んでもらいました。
ナナちゃんにこんなに荷物が載るのか、というほどの荷物を積んできていてビックリしました。
そもそもストーブと折りたたみのベンチが載ってくるというレベルでエリーゼは全くかないません。
素晴らしい積載量!
さて、こちらは正直攻めたことがないクルマで挙動も分からないので、まずは恐る恐る乗り始めです。
タイヤもAD08RとNS2Rがついているエリ姉に対して、前後NS2というアジアンドリタイヤw。限界も低いです。
まずは一番最初、納車直後に乗ったときは、ほぼまっすぐしか走らず、踏めばリアが吹っ飛びそうで、スタビリティのかけらもない感じでした。まっすぐ止まってまっすぐ加速しかできなさそうなクルマだったのですが、とりあえず山の中で曲がれるようにはなりました。
MR乗りだから足りない感じがするのかと思っていたリアのスタビリティも、かなり改善され、変なブレイクなどせず、踏ん張る感じがでていました。
この辺は、夜な夜な奥多摩であんだ~メカが詰めてくれたおかげです。本当にありがとうございました。
ただし如何ともしがたいのはダンパー。タイトなコーナーを回ろうとすると、「ガチャン」と音がしてサスが底付いている感じ...。それ以上踏むのはためらわれます。多分10年以上が経過している脚でダンパーが抜けていない方がおかしいです。
20年FDに乗っていたというお友達のKKさん曰く「サスが抜けきっている感じで、怖くて踏めない」とおっしゃってました。これはやはり脚もポチですね...。
一方、エンジンの圧縮などについては、みなさん口を揃えて、大丈夫と言ってくださいます。
97000キロでのオーバーホールは嘘ではないようです。
またロータリーの回転の上がり方に改めて驚きました。レシプロとは全く異なるフィールで何処までも回るというのはこういうことを言うんですね。
マイエリの2ZZも世界のヤマハの名機ですが、レッド超えるとパワーも急激に落ちてヤバい感じがしますし、エンジンも本当に頑張ってる感じがして「もう限界です!」という風情に溢れるのですが、この13B-REWというエンジンは、レッド超えてもパワーダウン感もなく回っていってしまうんですね。
危なく「逝って」しまうところでした。
あんだ〜メカから「回し過ぎに気をつけて」と言われていなければ壊していたかもしれません。あとメーターのケラレは割と地味に大事だと分かりました。
あとはaki23さんの隣に乗せて頂き、ドリフトの技を堪能したり、DO2さんのオーバーホール直前の抜けてしまったサスの試乗体験をしたり、貴重な機会をたくさん頂きました。
このような機会を頂いたキングログガレージさんと川名選手に感謝です。
ありがとうございます。
でも群馬はちょっと遠かったなぁ...