
マイ息子チューンドFDに涙目@ひでエリです。
とうとう免許を取得した彼ですが、練習のために都内から独り暮らしをしている横浜方面まで下道で40分ほどのナナちゃん初運転にお付き合いしました。
まあ初めてなのと、クルマが強化クラッチ、2wayLSD付きチューンドFDなのを考えればセンスある方じゃないかと思いました。交差点エンスト一回しかしなかったし。
道中何度も「もっと踏め!」とは言いましたが(笑)
次は高速教習、そして首都高教習ですね。
さて、遅ればせながらノートe-Power試乗してきました。ノーマルのノートは既にレンタカー利用済みなので、パッケージが素晴らしいことは実感済み。
前回のファミリーカー選抜の際も、フィット3、ノート、ジャガー、黒メルの4択に残ったクルマですし。
というわけで、今回のノートでチェックすべきは、まさにe-Powerの機構ということになります。
発電機を積んだ電気自動車がどんなもんなのか、ですね。
地元日産ディーラーの営業マンは整備部上がりとのことで、乗り付けたナナちゃんを見て身構えておられます。そりゃ20年以上前のクルマなのにキレイなロータリースポーツ乗って試乗に来る客はどんなディーラーでも身構えるとは思いますけども。
さて本題。
ノートに乗り込んで直ぐ思うのは内装のプラスチッキーさです。この辺はまあカネのかけ方が違うので、黒メルとかと比べるのは可哀想。
でもメーターのUIとかは頑張ってると思います。ホンダインサイトの初期のなんちゃらメーターと比べるとダンチです。
ちなみにこの電気自動車系のシフトインジケーターはもうこのRとDとBで決まりなんですかね?このBってのは絶対バックのBと間違えるのでやめた方がいいと思っているのですが、賛同して下さる方いませんか?どうかと思ってんですよね、個人的には。
脇道に逸れましたが、ディーラーさんに説明を聞いて、エンジンオンで走り始めます。
改めてe-Powerとは、モーターを1.2LのDOHCエンジンで充電しながら走り、プラグからの充電は不要、従来通りにガソリン補給はするものの、走りは全てモーターという、日産は電気、電気自動車です!というメッセージが強く伝わる機構です。
ちなみに日産リーフの走りの良さは体感済み。電池を底床に置いて低重心を実現、エンジン車の腰高感がなく、山道で振り回してもドッシリというアレですが、ノートはエンジンが載ってるのでそうはいかないでしょうね。
ただ電池は前席の床下に配置されているそうで、重たいものを自在に配置できる電気自動車のメリットは活きています。
踏み込むと前評判通り、非常に力強いモーター加速。低速トルクがスゴい。通常の車格から感じるトルクと全く違います。
低速トルクはもうこれでいい、と思いながら、戻って黒メルの諸元と比べたらトルクは25kg付近とほぼ同じくらいでした。感性とあってます。
車重はノートの方が少しだけ黒メルよりも軽いのでパワーウエイトレシオ的にも少しだけ有利かもしれません。
床側センターコンソールにあるモードを切り替えるトグルスイッチはノーマル>スポーツ(S)>エコ(ECO)と遷移しますが、スポーツとエコモードに関しては回生ブレーキが強力にかかり、慣れないと止まりたい位置より数メートル手前で止まってしまいます。
故にワンペダルでの運転も可能、というのは本当で、慣れるとブレーキ不要になります。更に電気貯めてる感があって良いです。
初めてテスラロードスターに乗った時、減速時に感じた回生ブレーキの6掛け程ですが、この程度でちょうど良いのではないでしょうか。今までの電気自動車、ハイブリッドの回生ブレーキは常々弱すぎる(体感値テスラロードスターの1/10、つまりほとんどフツーのクルマと変わらん)と私は感じていたのです。実はSとECOモードの回生ブレーキの効きは双方同じですが、加速時の反応が真逆でECOモードは踏んでも走らない仕様になっています。普段使いはECOモードで充分です。
クルマを左右に振ってみました。
さすがにグワングワンで、キビキビ運転とかは出来ません、というクルマでした。
これはタイヤの偏平率が70%ということもあり、サイドウォールが高く、FD フェデラル40%、エリーゼ ネオバ45%などのタイヤと比べるわけにいきません。
その代わり縦方向の振動はよく吸収してくれるようで、ブリジストンのECOPIAはロードノイズも少なく、エンジン音の小ささからくる相対的なロードノイズの耳障りはほとんど感じることはありませんでした。
荷室は少し狭い気がしますが、車高が152センチと高いため折りたたんだ車椅子が載るのがポイントです。
オモチャは別にある前提だと、黒メルの次のファミリーカーはノートe-Powerのオートパイロット第三世代(右左折も出来る)付き辺りだと新車でもストライクゾーンに入って来そうです。
初秋に出るという新リーフのワンペダルッぷりと、オートパイロットの出来、航続距離と荷室のカタチにも注目したいと思います。
Posted at 2017/07/29 17:03:31 | |
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