禁断のメーターOHその5

一晩経ちましたので組んでいきましょう。
カシメを吹っ飛ばしてしまったので、復旧は接着剤になります。
プラの留め具に左右は無いようですが、カシメを飛ばした時の削れ具合的にハマりやすい方がありました。
パチンというまで差し込んで、先日買ったレジン的な接着剤で各一滴ずつ、紫外線硬化させます。

ここ写真撮ってなかった…たぶんワッシャー×サークリップ×ダウエルピン×ギアの順です。軸が上下に揺れない様にする仕様だと思います。
サークリップが開き気味だったので、ラジペンで掴んで補正しました。

スピードメーターセンサーの基盤を取り付けます。この線をキャンセルすればリミッターカットになりそうな気がしますが、このバイクで180km/hを超える気はないのでそのまま。

真鍮の回転軸受けをナットで固定しますが、あまり強く締めるとメーターの針が戻りません。
軽く締め込んだ後メーター基盤側の方を指で回してちゃんとゆっくり戻るか確認します。

文字盤を戻して針を刺します。
針は折れていましたが、レジン的な接着剤で接着しました。0位置は停止針のギリ右で刺して、針を折らない様に飛び越えさせます。
タコメーターと異なり、基盤側はグルグル回って速度を上げる仕様なので、基盤にゼロ位置はないと思いますが、念の為にマーキングしておいた位置で針を刺しました。

ケーブル受けを仮組して精密ドライバーで左回転を与えると、メーターの針は軽く動いてゆっくり戻ります。
スピードメーターは物理的動作はOKぽいですが、タコメーターの方は一度ビヨーンとなったゼンマイが電気的にちゃんと戻っているのか不安は残ります。

こちらケーブル軸受け側ですが、いくらシリコンオイルを吹いても、1箇所左回転で詰まってしまう部分があります。
そして吹いたオイルが出てこない…どうなってんだろコレ…。

メーターのランプをこの機会に全部T10×7とT5×1のLEDに変える予定なので、それが届くまで地道に潤滑してみましょう。