こんばんは、やぎです!
2022年11月13日(日)富士スピードウェイで開催された、
「JAFオートテストシリーズin富士スピードウェイ」最終戦に参戦してきました!
このオートテストは全国初のJAF公式シリーズ戦として、年間5戦戦いポイントを競う大会です。従ってB級ライセンスが必要になります。
この競技は富士スピードウェイのカートコースの一部を使用して、パイロンスラロームやバックで車庫入れなどで構成され、1台ずつタイムを競います。パイロンにタッチし枠からはみ出したりパイロンが転倒すると5秒加算、ミスコースは失格です。今回のコースはこんな感じです。
クラスは3クラスあり、私のクラスはTC(ツーリングカー)で2,000cc未満です。その他に2,000cc以上のSC(スーパーカー)、ワンボックスカーなどのHevryクラスがあります。今回は全体で43台の参加で当日、残念ながら2台欠席となってしまいました。エントリーリストです。
これまで、4戦戦って、合計ポイントは
1位 白いスイスポさん「104ポイント」ZC33Sスイスポ
2位 マイスターさん 「99ポイント」NBロードスター
3位 やぎ 「98ポイント」ZC33Sスイスポ
4位 青スさん 「96ポイント」S660
というランキングで、2位から4位は僅差の接戦です!
2位のマイスターさんとは、1ポイント差!!最終戦はポイントが1.3倍されるため、マイスターさんに1ポイントでも勝てば、逆転することになり、もちろん逆転狙って燃えていました!しかし、そこはオートテスト初期からこの競技に参加し、100戦錬磨のマイスターさん、ほとんど毎週のように全国各地のオートテストに参戦し、そのほとんど優勝してしまう常連常勝のお方です(正確には1位の白いスイスポさんと1位、2位を分け合う)。そう簡単には勝たせてもらえません。
逆に青スさんに2ポイント差で負けてしまうと、逆転され4位に転落することになり、かなりシビれた戦いとなりました!
さあ、決戦当日となりました!
天気予報は13時頃から雨の予報が1週間前から変わらず、正直、ウェットであれば、逆転どころか自分が逆転されてしまう危険がありました。
しかし、競技委員さん達が頑張って午前の一般の部の競技進行から前倒しをして、予定より30分スケジュールを早めて開始していただけました。
到着した9時頃はまだ青空が見えるくらい良い天気でした。
ちなみに午前中はB級ライセンス不要な一般の部が同じコースレイアウトでタイムを競っています。こちらは参加台数82台の大盛況!コースを下見がてら見ていると最終走者の82番、とても珍しいオートザム(マツダ)AZ-1でした。この車両は30年前の1992年に発売され、私もその当時、試乗したことが有りもの凄くクイックでゴーカートの様なフィーリングを今でも鮮明に覚えています✨
どうやら1本目唯一の35秒台でトップタイムのようです。懐かしさもあり2本目を外撮りしました。ご覧下さい(公開はご本人の許可をいただきました。か--きさん、ありがとうございます)
タイムはなんと唯一の34秒台の34.988秒を叩き出します!
お話を伺うと今回が初参戦!かなりクイックな走りでさぞかしグリップの良いタイヤを履いているだろうなとタイヤを見てびっくり、ヨコハマアドバンAD05!!えっ、今販売されているアドバンはAD09ですよね!聞けば13インチホイールで履けるグリップいいタイヤがこれしかないとのこと・・・😅
来シーズンからは、この一般の部のデビューウィンをひっさげ、B級ライセンスも取得し、シリーズ戦に殴り込み参戦するとのことです。しかも、タイヤをインチアップして今時のハイグリップタイヤを履くと仰ってました😅
これはマズイ・・、強敵現る😅 シリーズ戦もデビューウィンか?
か--きさん、お手柔らかにお願いします。
さて、気を取り直して、シリーズ戦に戻ります。写真は左から白いスイスポさん、ハイゼットジャンボさん、S660の青スさん、バモスのタイフーンさん、SAIのフジリさん、青いBRZさん、奥にわたくしヤギ。隣にグリーンNBロードスターのマイスターさんのいつもの面々です。
ブリーフィング風景
コースを入念に下見
この大会は練習走行無しの2本走って、速い方のタイムが採用されるルールです。
さあ、1本目が始まりました。
まずはいつもゼッケン1番のマイスターさんからスタートです。
「は、速い❗これがマイスターさんの実力というものなのか❗」という素晴らしい走りで、いきなり午前の部のトップタイムを軽々破る 34.317秒を叩き出しました!
いきなりもの凄いタイムを叩き出し、その後に走るものの戦意を喪失する作戦か、マイスターさんの凄い走りを見届け、自分の車に戻り準備に取りかかります。
雨はまだ降っていません。普段は1本目を無難に走りコースを把握し、2本目でタイムを詰めるのですが、2本目は雨の可能性が高いため、この1本目が勝負です。いつになく気合いと集中力を高めます!
さあ、ゼッケン24番、やぎのアタックです!
日章旗が振り上げられスタートです!
ホイールスピンを伴いながらスタートダッシュ、左、右にとパイロンをクリアします。次に左に回り込む低速コーナー、パイロンスラロームを右、左とかわし、車庫入れです。なるべく車庫から離れないように気を付け、直ぐさまバックギアにシフトを放り込みます!車庫入れも車庫の向きに沿ってではなく、なるべくハンドルを切らなくて良いようにナナメに入れます。車庫に入ったのを示すグリーンフラッグが上がり、1速に入れダッシュ、そこからは右、左に回り込み最後の区間でしっかり減速し、ゴール!タイムは・・・
33.672秒 !!!
なんと!誰も出していない33秒台が出ました!これには本人もビックリ❗
そんな外撮り動画と車載動画です。
ゼッケン35番のS660青スさんの走行です。かたずを飲んで見守ります。
タイムは 35.258秒 ふぅ~😅
続いて、ゼッケン38番の白いスイスポさんです。現在、シリーズランキング1位、この方の凄いところは、1本目からトップタイムを叩き出すところです!
祈るように見守ります。
そしてタイムは 34.699秒
1本目を終了して順位は
やぎ、マイスターさん、白いスイスポさん、青スさんです。
このとき、雨乞いをしたのは言うまでもありません😅
小休止を挟み、トップで迎える初めての2本目スタートです。
マイスターさんは 34.535秒でタイムアップならず。
青スさんは 34.668秒で34秒台に入れてきました。
そして、白いスイスポさんの番です。
ドキドキしながら見守ります。
タイムは・・・ 34.157秒!
マイスターさんを抜いて2位に浮上しますが、33秒台は出ず!
やりました❗ シリーズ戦初優勝、33秒台のオーバーオール優勝です😭
とはいえ、私の2本目はさらにタイムアップをもくろみ、アクセル踏みすぎのドアンダー祭り😅 走り出してすぐのパイロン踏んづけて、5秒加算の 39.938秒の 31位の不甲斐ない結果に次への課題となりました。
写真はキキョウ父さんのZC32Sスイスポ
青いBRZさんのブラジルアクセルの走りで、見事TCクラス優勝🏆、そして、シリーズ戦優勝🏆を果たしました!おめでとうございます🎉
バモスのタイフーンさんです。いつも表彰台常連の凄腕です。また、アクロバティックな走りで記録にも記憶にも残る走りで有名な方です😅
いい音を奏でていたアバルト595さん
ハイゼットジャンボでHevryクラス優勝🏆、そして、シリーズ戦優勝🏆を果たしました!おめでとうございます🎉
SAIを駆るフジリさん、テクニシャンです。
キキョウ母さんのZC32S
白いコペンのススムさん、いつも動画編集、ありがとうございます。
キキョウさんのGRヤリスです。今後が楽しみな一台です♪
表彰式です✨
まずはHevryクラス
1位ハイゼットジャンボさん、優勝🏆おめでとうございます🎉
そして、SCクラスは、青いBRZさん、優勝🏆おめでとうございます🎉
一番参加台数の多い、TCクラスです!
1位やぎ、2位白いスイスポさん、3位マイスターさん、4位青スさんです。
今回、やぎの戦績は
第1戦 2位
第2戦 2位
第3戦 8位
第4戦 2位
第5戦 1位
という2位じゃダメなんですか?的な結果ですが😅
第3戦の8位、実は唯一のウェットだったのです。タラレバドライで3位以上だと、大逆転優勝でシリーズ戦も優勝でした・・・。
さあ、果たして、来年のシリーズ戦はどうなるのか!?リベンジするのか!?乞うご期待!
シリーズ戦初優勝でついつい舞い上がったレポートになり、すみません。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました!
参加された皆さん、運営スタッフの皆さん、お疲れ様でした!来年もよろしくお願いします!