「ポール・ジャクレー　フランス人が挑んだ新版画」展

「ポール・ジャクレー　フランス人が挑んだ新版画」展
大田記念美術館に伺って来ました。３歳で来日、６４歳で亡くなるまで日本で過ごしました。
当時、日本領だったミクロネシア、朝鮮、満州に幾度となく伺いました。
１００回以上、２００回以上の摺りや雲母を使った、手の込んだものがほとんどで大変にお薦めです。
有名では無いのは、版元からは極く少なく、個人出版が多かったせいもあるのでしょう。
ＧＨＱ将校からの支援もあり、アメリカ人には人気もありマッカーサーも個展に伺ったとの事です。



清馨さん」（個人蔵）、昭和10年(1935)



「打ち明け話の相手、連作「満州宮廷の王女たち」より」（個人蔵）、昭和17年(1942)



「太平洋の神秘、南洋」（個人蔵）、昭和26年(1951)



「真珠、満州」（個人蔵）、昭和25年(1950)



「檳榔の実、ヤップ島」（個人蔵）、昭和15年(1940)




「あめあがり、ヤップ、西カロリン」（個人蔵）、昭和13年(1938)




「チャモロの女ー緑、連作「虹」より」（個人蔵）、昭和9年(1934)