1年間ありがとうございました！ー安藝貴範 スーパーバイザーよりー

スーパーバイザー安藝です。

軽い相談からお話を頂いて「初音ミクGTプロジェクト」発足から4年経ちました。

初参戦の鈴鹿には、夜を徹してサーキットに向かい、
到着したころには車が出走出来ないことが決まっていました。

でも、せっかくだからとグリッドに並ばせてもらって大満足。

走れなかったけど、ピットウォークでの人気ぶりにこのプロジェクトの可能性をしっかり感じたのは、いい思い出です。


2011年はあっという間に過ぎていきました。
震災の影響で遅れた開幕決勝は5月1日。
グッスマの10周年創立記念日と重なりました。
運命的なものがこの時、既にあったのかもしれません。

2010年のシーズンが終わり、2011年のチームを構築するためのミーティングで「Z4」を復活させようと突然僕が言い出したのは、
2010年シリーズへのフラストレーションからだったと思います。
勝つためのチームを作るには、より勝ちたいと思う人だけでチームを構成しなければならない。
勝つための意思決定がストレートにレースに反映するチームでなければならなかったのです。


谷口選手。片山右京さん。RSファイン。そして可夢偉選手。

派手な名前を並べ立てての参戦発表は後に引けない緊張感が立ちのぼりました。

シリーズチャンピオンがチラついては消えていく。
シーズン中はひやひやどきどきでしたが、終わってみればチャンピオン獲得。
谷口選手の熱意と負けん気に引っ張られて、
チームは遂にポディウムの頂点でクリスタルのトロフィーを受け取ることが出来たのです。



2012年はディフェンディングチャンピオンとしてのシーズンとなります。

応援してくださった皆様に「うぉ！」と驚いてもらえる体制で新体制を発表できるように全力で調整中です。

レースはガチのスポーツで、総合エンターテイメント。
楽しいレースをまた来年お届けできるように頑張って参ります。


2011年シーズンの応援本当にありがとうございました。
皆様と優勝の喜びを分かち合えたことは、人生においての自信となりました。
来シーズンもチャンピオンを狙います。