車離れは当たり前

私、1974年生まれなんですけれども
私が２１歳当時でS13シルビアを購入しようとして保険料が45万近くになって買えないと諦めた口です。
（それも２年オチ程度の中古車で…）
シビック（EG6）も当時としては保険料がべらぼうに高く、諦めました。
なんとなくSUVブームだった事もあり、仲間とBBQなどしたくてRAV4を買ったという経験をしてます。
RAV4(出たての新型車で保険が安い）といっても、当時２５万円は保険料払ってました。

今乗ってる981は４３歳無事故・ゴールド免許というのも手伝ってかTAP(というんでしたっけ…）のフルカバー＋車両保険＋弁護士特約＋ファミリーバイク特約＋自転車の傷害保険（家族人数分）など全てコミコミで年間１０万円ちょっきりくらいです。

若い子のリスクが高いとは言え、もうちょっと何とかならないものかと思いますよね。
免責強制（25万くらいを最低額として）として、もっと保険料安くするとか工夫できないものかと当時も思いました。
現実として現状では25万免責付けても高いんでしょうけれども。

Artforce Sylvia...僕も遠くから迫ってくるプロジェクターヘッドランプの虹色の輝きを羨ましく思っていた口です。

ところで彼にはもう少し気を使って話してあげるべきだったと反省しているところです…。

この件から推察されることは「若い人向けのスポーツカー市場」なんて無いだろうということですね。可処分所得が200万台かそれ以下の人に車だけに年間100とか200とか払えるはずがありません。

メーカーも理解しているとは思うのですが、それでもやらなければならないということでいくつかの企画が近年出てきたのでしょう。

結局、可処分所得が少ないうちの車の乗り方は、
1、車両価格をぶつけても諦めるくらいの安いものにする（車両保険無し）

2、そもそも任意保険を付与しない（≒破滅的）→余談ですが増えている理由かもしれません

位しかないでしょうね。それでも経費は10万弱/月くらいかかるでしょうが。いずれにしてもどこかに歪が出そうです。

順調にいけば所得が上がってくる30代～40代以降でないと車の所有がしにくい抑制的な社会構造になってるんだと思います。
子育てや家の購入が済まないと車にいけないというのが一般的かもしれません。

911のオーナー像が50台ミドル以降というのもよく分かりますね…。

思うに若いうちに車に接していない人たちが年を取って車趣味に走ることはあまり多くは無いように感じます。
あと20年もすれば相当な高齢化社会と人口減に見舞われるわけで、そこに全EV可なんていう潮流が流れ込むわけですから、我々が好きな趣味車なんてレコードと同じようなマーケットになるのでしょうね。