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2022年01月30日 イイね!

911のEV化を伺うポルシェの苦悩

911のEV化を伺うポルシェの苦悩Porsche 911 EV Is Definitely Not Happening, Because It's Not Necessary.
(911にEV化なんてありません…だって必要無いですから)

これは2018年の決算発表会にて、CEOのオリヴァー・ブルーメが株主に対して発した言葉だった。
そこにいた投資家はもとより市井のポルシェの愛好家に至るまで、この言葉に留飲を下げたはずである。

ところが…だ。
コロナ対策に疲れと嫌悪感を感じながら迎えた新年早々に、ポルシェから一通のメールが届く。日本語訳が今一なのは、これがAGから直接来ている証だろう。これは顧客向けアンケートなのだが、その中身は問題だ。
いくつかを抽出すれば、こんな感じの内容になっている。

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(出典:クリッカー

「電池式電動パワートレインを備えた911にもしも抵抗感がある場合、それは何ですか?複数の理由を挙げてください。」

「あなた国の政府が、ガソリンエンジンを搭載した車両に対してより高い課税を実施し、電池式電動およびプラグインハイブリッドパワートレインを搭載した車両に対して税制上の優遇措置を実施していると想像してください。 それを考慮に入れて、次の場合、新しい911を購入する可能性はどのくらいありますか?」

「あなたが住んでいる、またはあなたが近くに住んでいる都心部では、局所的な排気ガスの排出を避けるために、 純粋な電気自動車(電池式電気自動車とプラグインハイブリッドパワートレインを搭載した車両) のみが許可されることを想像してください…新しい911を購入する可能性はどのくらいありますか ?」

「911が燃焼エンジンでもプラグインハイブリッドパワートレインでも利用できない場合はどうしますか?」

「燃焼エンジンとプラグインハイブリッドパワートレインを搭載した車両のどちらも登録が不可能であることを想像してみてください。つまり、公道では、燃焼エンジンまたはプラグインハイブリッドパワートレインを搭載した車両を使用することができず、私有地でのみの使用となるのです。それを考慮に入れて、次の場合、新しい911を購入する可能性はどのくらいありますか ?」

「あなたは、電池式電動パワートレインを搭載した911を購入する可能性は低い、または非常に低いと述べています。代わりに、公道からの燃焼エンジンとプラグインハイブリッドパワートレインを搭載した車両の禁止にどのように対処しますか?」

「911が燃焼エンジンでもプラグインハイブリッドパワートレインでも利用できない場合はどうしますか?」


先のオリヴァー・ブルーメ氏の発言と992の登場から4年弱。
992は利益率をフェラーリのV8並に引き上げたことで911の延命を図るモデルとなったが、それでも旗色が悪いようだ。この期間に911がどれだけ追い込まれているかよく分かる。

「あなたの意見では、将来の課題に直面するために911はどの分野で変更する必要がありますか?」

…という質問に対し、全長は4.3m前後、車幅は1.8m前後、車重は1200kg前後にしてほしい…なんて的外れな回答をするユーザーなんて、失笑を買っているかもしれない(→私)。

でもね…911のどこが楽しいかといういうと、あの独特なRRレイアウトを滋味あふれるエンジンとMTで駆るところが気に入っているわけで。
いまやMTはほぼ諦めるしかない状況で、更にエンジンを落としてEV化した911なんて、それは一体何という車なのか。あの重量配分をどう実現するのか。電池を一杯リアに積んで、それをどうにかして何とかするシャシーを開発する?そんなことする訳が無いだろう…。

でも最後にこんな質問がある。
「本調査を終了する前に、次のことを想像してください。5〜8年以内に、燃焼エンジンを搭載した911と組み合わせてポルシェにeFuels証明書を注文できるようになりました。この証明書は、指定された生涯走行距離に応じて911に燃料を供給するために必要な量の電気燃料の生産をサポートします。911は従来のガソリンで稼働し、排出物を生成しますが、世界の他の場所(多くの再生可能エネルギーが利用可能)でのeFuelsの生成と使用により、911の運転中に生成するのと同じ量のCO2を結び付けます。これを考慮に入れて、次の場合、新しい911を購入する可能性はどのくらいありますか?」

ポルシェが先頭をきって開発しているeFuelなら、内燃機関搭載の911は生き残れそうだ。そしてこのアンケートの分析がAG社内で「911のEV化はあり得ない。eFuelが生き残る道だ」という結論付けに役立ってほしいと心から願う。

たとえeFuelの開発負荷をエンドユーザーが負うことになって、スタンダードの911が3000万からになってもそうあってほしい…自分が顧客リストに名を連ねることが出来るかは分からないけれども。




Posted at 2022/01/30 15:15:04 | コメント(4) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記
2022年01月08日 イイね!

空冷ターボを味わう③…993ターボ

空冷ターボを味わう③…993ターボオーナーさんのお言葉に甘えてではなく、吸い寄せられるように運転席へと急ぐ。

ドアを開けてバケットシートに座ると、目の前には5連機械式ゲージの風景が広がっている。

そしてそのすぐ奥はフロントウィンドウへと繋がっている。それはとても近い。


 ”ああ…これは戦闘機だ。P51、いやメッサーシュミットか”

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Messerschmitt Bf 109)

エンジンは既にかかっており、静かだが安定した鼓動をしっかりとシートに伝えてきている。

昔、911に憧れていた頃。
そして手が届かなかった時代。
ショップに行って993のエンジンをかけさせてもらったり、少しだけ運転させてもらったりしたことを想い出した。
そして何とか手が届こうかとなる頃になると、購入希望者としていくつものショップを巡ったことがある。
そういった一連の993のエンジン音は、バラバラと乱れた音を出していたり、妙にバサバサとした音を出していた。
当時は”空冷だからかな…”と納得せざるを得なかったけど、この993ターボを目の前にしてそれが間違いだったことに気付く。

この993ターボ、アイドリング時は極めて控えめで安定した動作をしていることが分かる。
しかし、ほんの僅かにアクセルを踏んでみると、そのツキの良いことと言ったら…爪の厚み分に応じてアクセルが反応するような鋭さを持っている。
これはやたらと吹け上がりが良いという意味では無く、踏み代に応じて極小ラグでエンジンが反応するという意味。
これは吸気も点火もシリンダー内も補器類も、そしてアクセルの作動さえ完調な車に共通する反応だ…。

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シートベルトを締めて、964ターボと同じルートを向かった。
軽くアクセルを踏めば、このエンジンの組上がりの精度が分かろうというものだ。
なんとフレキシブルかつスムースに密なトルクを吐き出すエンジンなんだろう。
そして古のドライビングポジションを維持しつつ、コンパクトな車体と視界の良さからスポーツカーの理想形を感じる。この良さを何と表現したらいいのだろう。
(991からポルシェはドライビングポジションの定義を変えたことは、みんカラにいる方々は知っているはず)

この車、全く古さを感じさせないドライバビリティを持っている。
良く出来たスポーツカー感に満ち溢れており…なんというか、良いスポーツカーとしての”頃合い”を具現化しているというべきか…果たして市中の800だ1000だという車達がこれを備えているかどうか。
しみじみとスポーツカーを感じさせてくれるこの趣は、当のポルシェ自身がずっと前に忘れてしまった拵なのかもしれない。
とにかくここまで仕上げられたこの車なら日常的なシーンを想定しても上層で使えるだろうし、なにより現代車よりも素晴らしいドライビングフィールを体験できるはず…。

車って数万点のパーツから成り立っているわけだけど、それらのパーツのピークは全く違う時期に来る。
それゆえ新車から時間が経過していくと、あっちは良いけどこっちは今ひとつみたいな状況が頻発してくる。
最終的には代替へと向かうのだけど、この車は今この時点で全てのパーツのピークが頂上近くに集約しているように感じさせてくれる。
この奇跡みたいな状況を達成することが、どれだけの情熱と技術を必要とすることか…そんな想いを巡らせているとオーナーさんが「ブレーキフィールが少し気になるんだよね」と囁くように問いかけてくる。
なるほど確かにそういう部分があるかもしれないけど、問題点ならこのクルマのメカニックが放置しておくはずがないので、きっと何らかの考えがあるのだろう。
そしてこのオーナーさんなら、改善したいと考えればいとも簡単に実現するだろう。

この車はあっという間に体に馴染んでしまう。
そしてシートに座っていると、妙に落ち着いた気分になり心地よい。
自分の手足になるかのようなドライビングフィールを味わっていると、悲しいことにルートの終わりが近づいてきた。
そして路肩に停車するとオーナーさんが運転席側に来るのが分かったが、実のところ本当に降りたくなかった。
ほんの僅かの間の運転だったけど、身体に馴染み過ぎて手放したくなくなるというか、久しぶりにこれは欲しいと思えるクルマだった。
…いやいや、それは僭越というものだろう。
この状態にするまでのオーナーさんやメカニックさんの情熱と努力が成し得る成果を簡単に考えてはならない。
新車を購入した後にデットストックの様にガレージにしまっていても、この車のように走ることは出来ない。

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そして惜しみつつ運転を替わり、ガレージへと向かった。

実に貴重な体験をさせて頂いた。この場を借りて御礼申し上げます。
ガレージでしばしの間おしゃべりしていると、もう一台の足車を乗ってみたら?とオーナーさんから有難い言葉を頂いた。
なんと普段は718GTS4.0をお使いだそう。遠慮なくその辺を一周させて頂いたが、これも良い車だ…が、やはり新しい文法のポルシェと思う。

”どう評価しているのですか”と伺うと、

  「うん、信頼性かな」

なるほど…温和で人当たりの良い雰囲気のオーナーさんの深淵に、微かに輝く空冷乗りの矜持というものを感じた瞬間だった。

<終>


Posted at 2022/01/08 12:31:57 | コメント(5) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記
2021年12月20日 イイね!

空冷ターボを味わう②…993ターボ

空冷ターボを味わう②…993ターボ964ターボの迫力に圧倒されつつ駐車場に戻ってくると、銀色に輝くもう1台が佇んでいるのが目に入ってくる。
その車は993ターボ。


オーナーさんによれば、カラーはポーラーシルバーだという。


確か964から993の前半まで使用されていた青みがかった美しいカラー。
白磁を想わせ淡く青く輝くその色は、環境問題から水性塗料への移行と共にポルシェから消え去っていった儚い色。

964ターボから降りて、その強い印象を体から早く抜くべく、足早に993ターボへと向かった。
近づくにつれて、964ターボとは異なる印象を抱く。

 ”なんと姿勢の良い車だろう…”

両車とも製造から20年以上経過した車なのだけど、964ターボがオーナーの想いを強く反映したものであるのに対し、993ターボはオリジナルの状態を保つようにメンテナンスが慎重に施されたことが伺える。

 「さあ、行きましょう。964ターボと同じパターンで行きますよ」

オーナーさんに勧められて車内に入ると、ほんの僅かだけど、モディファイされているのが分かる。
964ターボと同じステアリングが装着されているのは、何とも粋なこだわりだと思う。
そして運転席のバケットシート。
その他は殆どオリジナルの状態を保っているように見える。
最近流行のオーバーレストア911のようなものでは無く、新車の加齢を極端なまでに遅らせた感を放っており、実に好ましい雰囲気を維持していた。

そんな話をオーナーさんとしていると、この車はダンパーとスプリングを社外品に交換し、ほんの少し車高を下げているらしい。
しかしいつでもオリジナルに戻せるという。この車に対しては極力オリジナルを保つようにしているようだ。

車内は心地よいサウンドで満たされている…そのウェットかつスムースで、粒の細かいエンジンの回転フィールに耳をたてると、それがきちんとメンテナンスされたエンジンであることが分かるというものだ。

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(これは普通の993ターボ)

運転を変わるために、先ほどのインターで車を停めてもらう。
興味深々でエンジンルームやラゲッジルームを見せてもらった。

エンジンルームを見せてもらうと、その整備具合に軽く衝撃が走る。
エンジンの各パーツがきちんと整備されているだけでなく、エンジンルーム内のインシュレーターまでメインテナンスが与えられていることが分かる。
これは黒色パーツにワックスを塗る様な勘違いメンテナンスでは無く、機械をきちんと分かっている人が間違いない仕事をした証だろう。このオーナーさんの後ろにはこういう仕事が出来る人が控えているわけか…。

そしてボンネットフード側に移動すると、オーナーさんがフロントバンパーは傷だらけでね、なんて恥ずかしそうに仰る。
何を仰る…それこそがポルシェ乗りの勲章ですよね、なんて二人で盛り上がる(笑)
そしてオーナーさんがフードを上げると…そこには新車以来貼られている、例のコーションプレートというか、ステッカーがまだ存在していた…。
そのステッカーにはこのクルマのオプションコードが記載されている。
なんと驚くことに、この車には「X50パッケージ」だけでは無く、「X79パッケージ」も装着されている…。

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(これも同じく普通の993ターボ。X50+X79の車なんてめったに無い)

X50パッケージ。これは「993ターボを993ターボSに近づける」ためのオプション。エンジンマネージメントシステムを交換、ターボS⽤のオイルクーラーとエキゾーストシステムを搭載することによって、パワーは408馬力から430⾺⼒に向上。ブレーキキャリパーもターボS⽤のイエローに変更される。

そしてX79パッケージ。これによってリアウイングとフロントのエアインテークがターボSと同じ形状が与えられている。

なんとなくこの2つだけでも発表されていたはずのターボSが買えちゃう値段になるのではないかと勘繰りたくなる。
だがしかし、オーナーさんがこよなく愛するこのクルマのカラー、”ポーラーシルバー”をキーとして考えれば、こんな推察もしたくなる。

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(AGの正式カラーチャートでは、ポーラーシルバーは96年式までしか与えられていない)

当時、993ターボSのパフォーマンスを獲得しつつ、96年まで存続したポーラーシルバーのボディを得んとするなら、X50+X79パッケージを搭載するしかなかったのではないか…。
日本では1997年式になったであろうターボSには、オプション料無し(要するに今のPTSね)でポーラーシルバーは無かったのかもしれない(未確認)。
このオーナーさんの拘り方ならやりかねないな…なんて考えてしまう。

 「さあ、行きましょうか」

さあ、ステアリングを握る時が来た。
はたして、この993ターボはいったいどんなクルマなのか。

<続く>


Posted at 2021/12/20 21:32:18 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2021年11月20日 イイね!

空冷ターボを味わう①…964ターボ

空冷ターボを味わう①…964ターボとあるエンスージアストの方から、空冷ターボ、それも2車種ご試乗させて頂ける機会を頂きました。

個人的に空冷の経験は、ほんのちょっとの間乗っていた930、友人の993タイプⅠを預かっていた時に乗った2000kmと、買おうかと思って試乗した964カブ、964カレラ位しか経験がありません。
いずれも25年前、30年前といった車なので、車の是非を問うというより現代の最新車種、992と比較してその系譜がどうなっているかに興味が湧いたのでした。

こんな機会はめったに無く、これからも無いと思われるので入念な準備が必要(笑)そこで、とある場所から992Sを2時間ほどお借りして、身体にその感触を浸み込ませてから指定の場所に向かいました。
なお、いずれの車も今や相当に貴重なので、防犯上の配慮から写真は無しとなります。
(僕自身も撮影していません)

964ターボ
指定の待ち合わせ場所に着くと、既に到着されていたオーナーさんが満面の笑みを浮かべてこちらを見ているのが分かった。
実にエネルギッシュな方とお見受けした…フランクながら動きに切れがあるので、きっとお忙しい方なのだろう。挨拶もそこそこに保管場所へと案内して頂いた。
その場所へ行くと、お目当ての2台がすぐに目が入る。

 「どちらから乗ります?」

オーナーさんから問われるが…少し考えた後に“964から”とお願いすることにした。



果たしてそれは正解だったのか。
今となってはお宝の964ターボ。
確か930のターボSに使用されていた3.3ℓのM30エンジンを964に搭載したモデル。
後に3.6ℓが搭載されたモデルもあるけど、ポルシェは完成度の高いエンジンをキャリーオーバーすることがあるからね…なんて考えていると、オーナーさんが運転席に乗って近所の高速道路の入り口まで連れて行ってくれるという。

間近で見る964ターボ。
なんという妖艶さだろう。うねる様なボディラインが発する主張の強さにくらくらする。
ドアを開けて助手席に乗ろうとすると、なんと目に入ってきたのはロールケージ。
ちらっと中を見ると、かなりのカスタマイズが与えられているのが見て取れる。
ちょっと上気してしまって慌ててバケットシートに座ったのだが、6点式(だったかな)シートベルトの上から座ってしまった。
急いで出ようとするけど、ロールケージが邪魔してスッと出ることができない。
何とか出ると、オーナーさんが笑いながら「慌てない、慌てない…」なんて言いながら、普通のシートベルトを引き出してくれた…。



高速道路の入り口までオーナーさんの運転で向かう。
オーナーさんゆえに操作感に澱みが全く無いのは当たり前だが、右車線に進路変更する際に身体を捻ってリスクの有無を確認する辺りは、運転の巧みさを感じさせる。公道の怖さを良く分かっていらっしゃる…この車の凄みには、きちんとした運転技術の裏付けがあるわけだ。死界だらけのスーパーカーに乗って、ミラーだけで首都高をスラロームしちゃう〇〇とは車に対する見識が違う…。

高速道路に入り、邪魔にならないところで運転を変わってもらった。
運転席から眺める風景は、なんというか、米国である時期乗り回していた930を思い起こさせる。あれは実に幸せな時間だった。
盛り上がったフェンダーは911を感じさせるのに十分なのだが、横に広がる機械式のクラスターメーターに目をやると何とも気分が上がってくる。とはいえこの964ターボ、オーナーさんは惜しげも無く自分の想いを注ぎ込んでいるので、そちらの方の印象が上回る感じだ。
この試乗はオーナーさんを知るためのものとなりそうだ。



この964ターボ、詳細は省くが、ありとあらゆるところに手が入っている。
内装は外されているし、リアガラスでさえ薄い気がするし(後にRS用の薄いものに交換していることを知る)、シフトレバーはショート化されていて、腕の短い自分には遠すぎる(但し、全体的にオリジナルに戻せるような気配りを感じる)。

それでもその試乗ルートを走ってみると、全体的なチューニングの素直さは見た目とは大違いで、オーナーさんの方向性で上手くまとまっている。
シフトチェンジは実にスムースに受け付けるし、アクセルレスポンスは心地よい。グッと踏み込めばドカンと過給の衝撃が来るのだが、そのプロセスは少し知的でさえある…

目的地について、復路はオーナーさんの運転を拝見する。
やはり車との一体感は流石であり、手足の如く振り回しているが、危険な感じは全くしない…。
オーナーさんの車に対する知見やドライビングスタイル、そして時折交わす他愛のない会話。年も近いし、打ち解けた雰囲気になってきた。



そして元の駐車場に戻り、993ターボに乗り換える時が近づいてきた。
あちらは4WD。959の影響を多少なりとも受けたはずのモデル。どんなモンスターに仕上がっているのだろうとワクワクしたのだが、この後、別の意味で衝撃を受けることになる(続)。




Posted at 2021/11/20 20:51:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2021年11月09日 イイね!

デルタに憧れる大人たちへ。

デルタに憧れる大人たちへ。こんな時代にこんな車がこんな値段で存在すること自体が有難い。
エンジンががさつだとか、野暮ったいデザインとかなんだかんだいう者は軟弱者(笑)
この車は勝つために走るのだ(「…で、何に勝つの?」by お隣さん)。

MIRAIの後に乗ったのだけど、お隣から「こっちの方がずっと楽しそうに運転してる」と言われる車(笑)
Posted at 2021/11/09 17:31:12 | コメント(2) | クルマレビュー

プロフィール

「@Tetsu@ さん、ありがとうございます。しっかり映っていますね(風景に見入ってしまいました)。」
何シテル?   04/07 13:32
“When you arise in the morning, give thanks for the light, for your life and str...
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