大きな作業が終わり、心にポッカリと穴が開いている今日この頃です(爆
まだやることはたくさんあるのですが、あまりの寒さで中々重い腰があがりません^^;
夏から急に冬になったような・・・

先日、私の聖地「セントピア」に行ってきました♪
国産車で純正パーツを入手する場合、Dに頼るか部品共販で入手するかどちらかですが、車検証に適合するものしか売ってもらえなかったりと結構苦労しました。
しかしメルセデスなどのドイツ車はセントピアのようにOEMを安く提供してくれたり、純正パーツも車検証うんぬん抜きで何でも取り寄せてもらえますのでDIY派にとっては非常に助かります。
しかもヤナセより全然安い!!

こちら、K社長の愛車「CL 65 AMG」です。私の230と並べて2ショット♪
リアル65ですよ!!
フェラーリでもなくランボでもなく、あくまでもメルセデスAMG。
このあたりの趣味が私と全く同じです。

仕事中でお忙しい中、1時間ほどマニアックな車談義をさせていただき(笑・・・
ZERO ONE開発秘話や社長の超激レアメルセデスコレクションを見せていただき、注文していたパーツを受け取って帰ってきました。
購入したパーツのレビューはまた近いうちにUPします^^
そして、カイエン師匠より「DAS/Xentry」を2013年9月版の最新バージョンにアップデートしていただきました♪
アップデートに伴い、EPCも最新版に。
カイエン師匠すみません、ネタ不足というわけではないのですが、ネタパクらせていただきます(爆

既出画像ですが・・・
219非スポーツパッケージの車両にパドルシフトを加工装着しパドルが作動するように念力をかけたところです。
元々なかった「M」モードが追加されます。

最新版EPCのオプションコードを見てみましょう。
講釈は控えておきます。
では本題です。
皆様、ABC警告がクラスターに表示されて「ギョっ」とした経験はおありかと思いますが、私は幸いにもまだABC警告は1度も出たことがありません。
ただABC警告が点灯したからといって、直ちに走行不能になるものでもないようです。(ホースのカシメが抜けてABCオイルが駄々漏れ、という場合は別ですが)
ABCのシステムに関しては色々勉強しました。
WISで各バルブブロックの役割や構造を勉強し、さらにはあえて調子の悪いバルブブロックを入手し、分解して原因と対策を見つけました。
230のみならず、220や215などのABC搭載車の故障事例なども見てきました。
ABC警告は主に油圧センサーが異常を感知したときに出るようですが、センサー自体は殆ど故障事例がなく、あったとしてもセンサー部分のOリングがヘタってオイル漏れ、というレベルです。
サスからのオイル滲みも定番ですが、滲み程度では油圧が急激に変わるものでもありません。私もサスからのオイル滲みは経験しましたが油圧は190barと、全く正常値でした。
それからバルブブロック(オイルブロック)ですが、長期停車時の車高ダウンと走行中の油圧制御は同じバルブブロックでも内部は完全に別経路になってますので停車中のシャットオフバルブの異常はABC警告とは関係ありません。
なのになぜABC警告が出るのか。
タンデムポンプは正常(油圧190bar前後)、ホース抜けなし、サス正常(又は滲み程度)、この条件でABC警告が出たときはずばり「アキュームレーター」が怪しいと思います。
アイドリング時に車高が勝手に上がってしまう症状、これもアキュームレーターが怪しいとにらんでいます。
では実際に交換してみます。

まずはリアから。
左リアのインナーフェンダーを外すとアキュームが見えます。

ABCオイルラインを固定しているホルダー(のカバー)を外します。

カバーを外した状態です。
WISではここだけ外すよう指示されてましたが、さらに奥(車体下側)のホルダーも外しておくとやりやすいです。

こちらのボルトを1本外して手前にスライドさせます。
(バルブブロックごとスライドさせます)

その際、先ほどのオイルラインをゴムブッシュから外しながらスライドさせます。

こんな感じでAsseyが出てきます。

そこそこ重いですのでウマか何かで支えておきます。

小さな塵でも内部に侵入するとまずいですので、ナットを緩める前にブレーキクリーナー等で徹底洗浄しておきます。
アキュームを固定しているナットを外して、

こちらのナットを緩めれば外れます。
注意点としましては、エンジンを切った直後は油圧がかかってますので、エンジンを切ってから最低15分放置して油圧が抜けてから緩めてください。

圧が抜けていればポタポタと滲み出てくる程度です。

こちら新品のアキュームです。
購入はセントピアです。

規定トルクで締め付けて完了。
超簡単です♪

外した逆の手順で元に戻します。
矢印は劣化したゴムブッシングを交換したところです。
まあビックリするくらいあちこちに隠れてますので(笑

次は油圧センサー部のアキュームを交換します。
フェンダーを外したときについでに交換しましたのでむき出しになってますが、場所はフロント左側インナーフェンダー後部にあります。
作業的にはアキュームを外して付けるだけ、というホイール交換よりも簡単な作業なんですが、このアキュームが異常に固く締め付けられてます(撃沈
しかも普通のスパナでは厚くて入りません。
3mm厚のスパナだと舐めてしまって緩められません。

KTCの24mmスパナを7mm厚までサンダーで削ってやっと緩められました・・・。
本体をウエス等で養生し、でかいプライヤーで保持しながら緩める感じです。

こちら、センサー部のアキューム新品です。
アキューム内のオイルはどうするの? エア抜きは??
など心配かと思いますが大丈夫です。
すでにオイルが充填されてます。

規定トルクで締め付けて完了。

最後にフロントです。
バンパー外しついでの作業でまたまたむき出しになってますが・・・
フロントはバンパー内に隠れてますので、アンダーカバーを外してアクセスします。
なんてことはありません。
交換するだけです。
そして、外したアキュームは使徒産廃へ発送(爆
ゴミを送ったらめっちゃおいしいうどんが届きました(核爆
使徒さんゴチでした~♪ ありがとうございます!
装着後のインプレですが・・・
交換前の足回りのゴツゴツ感が気になっており、しなやかな足に変わるかな~なんて期待してたのですが、特に変化無し(笑
忘れてました、パフォーマンスPKGの足はニュル仕様ですので元々硬いんですよ^^;
サーキット走行はしませんので普通のAMGの足で十分です。私的には。
次にサスからオイルが漏れたときはノーマルAMGのサスにしようかと思ってます。
半額で入手できますので^^;