前回、R230の65フェイスリフトについて予告してましたが、
それに至るまでには様々な経緯がありました。
手っ取り早いのは後期AMGの230へ買い換えることですが、どうも63EGを好きになれそうにもなく・・・
55EGの魅力に完全にハマってしまっているわけです。
一応、登場前から将来的にはR231への買い替えも(多少は)視野に入れてました。
妄想無料ですよね?(爆
しかし現車を見て撃沈。
あのフロントマスクでは少なくともR231の前期モデルを買うことは絶対にありません。
後期で大幅なフェイスリフトが行われない限り^^;
リアビューは中々なんですけどね^^
で、フェイスリフトを決意したわけです。
こちら、去年のオンメル4月号に掲載されていたハリウッド女優Milla JovovichのR230 SL63AMGですが、オブシディアンブラックのボディーにシルバー(メッキっぽいですが)のリップ。
これカッコいいですね~
これに一味付けてあげればもっとカッコよくなるのではないかと思い・・・
やってみました!
いきなり完成してますが、 こんな感じになりました^^
もちろん加工・取り付けはすべてDIYです。
主な交換箇所は、ボンネット、ヘッドライト左右、フェンダー左右、Fバンパー、Rバンパー、ドアミラー、マフラーです。
どうでしょう、このデイライト!
これは230の中でも極一部の特別仕様車にしか装着されていない大変貴重なパーツで、通常のルートでは入手できません。
というのはウソで(爆、私が他車種から流用して加工取り付けしただけです(笑
デイライトの極意。
寸足らずでもダメ、ハミ出てもだめ、ツライチでもだめ・・・
バンパーの曲線に形状が合っていてなおかつ「若干奥にセットする」
こうしますとまるで純正であるかのように見えるんです。 たぶん。。。
全く違う車種から流用してますので、デイライト側に大幅な加工、バンパー内部やフォググリルも一部切断してます。
一番大変だったのが、「取り外し可能な状態で装着すること」「多少の光軸調整ができること」でした。
フォググリル、デイライトともにバンパーに接着して嵌め殺しにしちゃえば簡単ですが、一応これ、ノーマルフォグにも戻せるようにビス止めになってます。
デイライトのステーをバンパー接触面ギリギリでカットしてますが、この中にフォググリル固定のネジが隠れてます。
あと、装着時の隙間ですね・・・
バンパーとの曲面は大体合っているとはいえ、それ以外の形状が異なりすぎているためかなり苦労しました。
一時は隙間をゴムで埋めようかと思いましたが、ここで妥協したら意味がありません。
デイライト・バンパー・フォググリルを100回位摺り合わせし、ほぼ隙間なく取り付けすることができました。
そしてDASを騙すために、とあるものが見えない場所に装着されてます(笑
そんなデイライトのグリルも・・・
実は・・・
自転車の網カゴだったりするオチもありますが(爆
イグニッションONにすると、デイライトが点灯します。
明るさはヒューズボックス内に設置したコントローラーで3段階調整できますが、50%照度にすると若干のちらつきが出ますので、75%か100%で使用してます。
車検時にも簡単にOFFにできます。
このデイライトですが、普通に電源を取ると壊れてしまうようです。
セントピアの社長から情報をいただき壊れないように細工してあります。
社長!ありがとうございます^^/
ヘッドライト点灯!
前期とはコネクター形状が全く違い、ハーネスの長さも一部違いますので、ピンの差し替えと延長加工してます。
結構明るいです。
ダクトのカバーも微妙に塗り分けてます。

塗装は毎度おなじみのハダツキボディーさんです。
今回はモノがモノなだけに、下地処理と磨きのオプションもお願いしました。
ボンネット表裏、フェンダー左右、フロントバンパー、リアバンパー、牽引フックカバーやウォッシャーカバーなど小物数点含め、
塗装代 計85400円でした(爆
85万じゃないですよ(笑
しかも塗装後、工場長YUYA氏が私の自宅まで届けてくれました。
なんとまあ親切な(嬉泣
塗装のクオリティーは写真の通りです♪
リアビューです。
最初はフロント周りのみの予定でしたが、勢いで回り1周やることにしました。
65マフラーです。
55/63マフラーとは音が違います。
音が違う理由は後日写真付で紹介します。
新品バンパーはクセが全く付いてませんので、フェンダーとのツラを綺麗に合わせるには結構な労力がいります。
明るいところで見るとこんな感じです。
後期バンパーは途中のくびれが無くなってますので、かなりワイドに見えます。
フェンダーのダクトです。
パッと見は形状が似てますが、固定方式が全く違います。
特に拘ったところは、ボンネット、フェンダーの合わせ目寸法です。
詳細はまた後日記事にしたいと思いますが、かなりの遊びがありますので合わせ目寸法は本当に施工者の腕次第です。
ボンネットの高さ調整は一番楽しかった作業です^^

気のせいかもしれませんが、WISでは同じになってますが雑誌やカタログを見ていると後期のほうが合わせ目寸法がタイトになっている気がします。
そのあたりもこだわってみました。

素人作業にしてはまあ良い方ではないでしょうか^^;

ボンネットの正中を合わせるのもこれといった基準がありませんのでそれなりに苦労します。
多分ど真ん中です。

遊び心でこんなものを付けてみましたが、なんだかアルファロメオみたいです(爆

ボンネットオープナーのレバーやインシュレーターも後期専用品です。

中は55EGです^^
不思議な気分です。

ヘッドライトはゴム枠もなくなり、ボンネットとの合わせ目もやはりタイトになってます。

これであと10年乗れるでしょう(笑
一通り作業してみてわかったことですが、
後期パーツは前期パーツの弱点が見事に改良されており、なるほど!とうなずけるところもあれば、何で今さら??みたいなところもありました。
作業自体はこれといって難しいところはありません。
ただ、リフトもなければ道具も大して持ってませんのでそれなりに苦労はしました。
一番大変で時間がかかったのが、
バラしたあとの洗浄タイム♪
です(爆
それと、組み付ける前のコーティングですね(笑
皆様もいかがでしょうか?
見た目は激変、満足度200%ですよ。
で、一番大事なところですね、
今回かかった費用。
・ボンネット、AMG純正Fバンパー、AMG純正Rバンパー、フェンダー左右、AMG65マフラー、グリル・エンブレム類(すべて純正品)
・ウェルカムランプ付きドアミラー、トランクスポイラー(台湾製)
・自転車の網かご(カインズホーム製)
・デイライト(クリスチーネ製)
・塗装代
・工賃(タダ ですが、リポビタンDを30本くらい消費しました)
概算で約215万円也。
ショップでお願いすると、確かフロントのみで200万くらいかかると思いますので、1周全部やってマフラーまでやったことを考えますとまあ安く仕上がってるのではないでしょうか^^
あ、230の350/500の場合は別途サイドステップが必要です。
作業工程は後日アップしたいと思ってますが、あまりにも内容が膨大ですので、「ここはどうやった??」みたいなリクエストがありましたらお気軽に書き込みしてください。