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クリスチーネ剛田のブログ一覧

2015年08月05日 イイね!

XENTRY OPEN SHELL Windows10



流星の如く現れたXENTRY OPEN SHELLですが、前回は2014/03メディアについて紹介しました。


これはプライベーターチームでの開発の一環として参加させていただいておりますが、開発されたのは総統で私は検証用のパソコンを提供させていただいているだけです(自爆


前回の2014/03メディアはプロトタイプとのことでしたが何の不具合もなく(診断とは関係のない事件が起こりましたが・謎爆)、早くも2014/12メディアの検証へ移りました。


今回は総統より「OPEN SHELLの場合、メディアのインストールは簡単やから自分でやってみる?」という興味深い提案をいただき、DAS/Xentry、WIS、EPC、Vediamoを自分でインストールしてみました。


但し!


インストール方法を教えていただいたから出来ただけであり、元DVDがあれば誰もが出来るかというと・・・ 無理だと思います(苦笑





まずはWindows7 Pro 64bit に2014/12DAS/Xentry、WIS&EPC最新版、Vediamo05.00.06をインストールしてみました。


インストール完了です。

手順通りにインストールすれば数時間で終わります。今回は500GBのSSDにインストールしてみました。

問題はキー認証です。

認証のカラクリを教えていただきましたが・・・ 私には無理です^^;

ウチはWi-Fiルーターを二階に設置してますのでガレージでの電波状況が悪くC3の出番が多いですが、SDコネクトをメインで使用されているプロの整備工場やショップではXENTRY OPEN SHELLが主流になってくるのではないでしょうか。

超高額なXentry Connectがいらないわけですから^^




XPでのDAS/Xentryをインストールできる技術があってこそ様々な問題をクリアできるものだと思います。

今後のテスター屋さんの動向はどうなるのでしょうか。
これでプロの真価が問われるといっても過言ではないと思います。




Windows7 での実車テストは前回動画付きで紹介してますので省略します。
シュミレーションモードで見ていきましょう。


2014/12メディアは去年の時点では最終メディアと噂されていただけあって、2014/03メディアより若干重くなってます。
といってもXP版に比べれば激速です。








この辺りは見ての通りです。






あることをやっておかないとVediamoが入りません。
OSから入れ直しました^^;







EPCの最新版です。






こちらもあることをしないとデータカードが表示されません。
診断機のセットアップは奥が深すぎます・・・。





EPCはもちろんプライス表示付きです♪

これ、S65のエンジンですが何と! 1832万(税抜)です。
税込み1978万5600円也(爆

パーツだけで車を1台組み立てたら億超すとか?!(核爆

以前とある中古車販売店様にご協力いただきEPC NETを体験させていただいたのですが、プライス表示がでませんでした。







こちらはWISです。




OPEN SHELLの検証はWindows7から始まり、Windows8、Windows8.1、そしてなんと!

数日前にリリースされたばかりのWindows10 64bit正規版にもインストール成功!

詳細は総統のブログにて紹介されてます。


Windows10に出てくる謎の現象を解明するために○○回OSを再インストールされたようです。

ちなみに私とS隊長のPCは再起動するとキーが飛びました(自爆


それは、ちょいと余計なことをしてしまったからです(汗

「わからない、元に戻せない・・・なら触るな!!」

「こうゆう手直しが一番面倒で時間が掛かります。」

この名言をすっかり忘れておりました^^;



で、総統に「ケツ拭き」していただき復活。

去年?まではXP限定だったDAS/Xentryも今はWindows10ですよ(驚






このプロジェクトに参加させていただく前はWindows8すら触ったことがありませんでした。

初めてWindows8のPCを調達したときは電源の落とし方が分からず、電源ボタン長押しでシャットダウンしてました(自爆
スタートボタンがなくなっただけで何をどうしていいか分からず・・・^^;

Windows8.1で大分改良され、Windows10では7やXPユーザーでも何とか使えるようにさらに改良されてます。

とはいえ、Windows10のPCを触ったあとにWindows7を触るとホッとします(爆




ではWindows10のXentryを実車接続してみます。





DAS/Xentryの操作自体は従来と全く同じです。








車両との通信、ショートテストも問題なしです。






MEのコントロールユニットもちゃんと読めます。





ディベロッパーもOKです。





ZGWもOK




ディベロッパーもOKです。



という感じで凄いものを見て体験させていただきました。

Windows10に関しましてはまだまだ煮詰めているそうです。


この記事も実はDAS/Xentry OPEN SHELL のPCで書いています(笑

これがやりたかったんですよ♪

今までは家庭内チームビュワーでメインPCとXentryPCを繋いでPrtScを転送したりしてましたがシュミレーションモードもEPCもすべて1台で可能になりました^^

めちゃくちゃ便利です!






Posted at 2015/08/05 03:36:05 | コメント(6) | トラックバック(0) | DAS/Xentry | 日記
2015年07月19日 イイね!

XENTRY OPEN SHELL


前々回、中華Xentryについて記事を書きました。


究極の逸品にこだわらなければ4〜5万で診断機が一式揃えられてしまうわけです。


ま、Markさんというニックネームの中国人がセットアップしたXentryですが・・・(爆



S隊長のブログを読んでいただければ分かりますが、鈍感化コーディングに高価な機材など全く必要ありません。
青いやつを破壊する必要もございません。

ECOMがなくても隊長がやっておられることはすべてSDコネクトで出来るはずです。
理由は簡単です。隊長はECOM持ってませんから^^
※隊長のように使いこなせるかは全く別問題です



先日自宅でW221のコマンドファームウェアアップデートをしてました。
これは後日記事にする予定ですので軽く流しますが、ファームアップの際ジャパンコマンド専用のディスクが必要なためヤナセに持っていきました。

ヤナセでは”XENTRY CONNECT"を使ってました。
総統に聞いてみますと・・・
「いらんいらん、OPEN SHELLでもっと凄いことできるで。パソコン、ウチに送って。」



ということで、”Windows 7”のPCを送りました。



その後、「セットアップ終わったで」とのことで・・・♫



本日到着したての生々しいPrtScです!
(書いてる途中で寝落ちしてしまいました^^;)


一見普通のDAS/Xentryに見えますが、なんとOSはWinsows 7です!

Vediamoも入ってます。





もちろん「無線接続可能」です。





日本語版のWindows 7にインストールされてますのでSDコネクト・ツールキットもしっかり日本語表示されてます。

前回も書きましたが、DAS/Xentryの細かい言語表示はインストール時のOSの言語に起因するそうです。

他は日本語表示なのにここが英語表示になっていたら「海外のコピー・パクリ・タダ同然・おまけ」と考えていただいてOKです。

何度も言いますが、「海外コピーなら私でも作れます」。





まず驚いたのは「異常なほどの速さ」です。

バージョン表示は一瞬で消えてしまいます(驚





基本的な使い方は従来型DAS/Xentryと同じですので、





特に迷うところもありません。

SDコネクトとの接続設定は従来とは全く異なります。





ショートテストもめちゃくちゃ速いです。





DAS診断車両ではXentry→DASに切り替わりディベロッパーも普通に使えます。







実車接続してみました。





PCは私が大好きなLENOVOです。

OSはWindows 7 Professional 64ビット、Core i5 2.5GHz、メモリー8GBです。

MUXは普通の安物中華SDコネクトです(爆


詳しいことはまだ聞いてませんが、

・Xentry Connectで出来ることはすべて可能

・ダイムラーオンラインへのアクセス期限が無期限!!(これはOpen Shellだからではなく、総統のテクです)

・今回のはプロトタイプで、近日中にWIS EPC入りの12月版に更新予定

とのことです♫





早速実車接続し、テストしてみました。

プロトタイプとのことですが、全く問題なしです(驚
それどころか、すべての動作が速すぎるくらいです(爆笑



DAS/Xentryの使用経験があるかたなら分かりますが、めちゃくちゃ速いです。

動画は早送りなど一切しておりません。



Open Shellはダイムラーがヨーロッパの民間工場向けに提供しているソフトだそうです。

Windows 7 の機能はそのまま使用できて診断も出来る、Xentry Connectのような高価な機材を買う必要もなし。


これは最高ではありませんか♫







Posted at 2015/07/19 14:13:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | DAS/Xentry | 日記
2015年07月09日 イイね!

R230 ベリーレッド化



こんばんは!


先日長文ブログを書いてました。

8割方書き終わり、「さて保存して寝るか」と思ったときキーボードの左下あたり??に手が触れた瞬間・・・


その日に書いた文章がすべて消えてしまいましたTT


先週は散々でした。


おたまじゃくしから育て上げたカエル「ぴょん吉」が死亡、オークション詐欺に遭う、C-C-Bの田口が逮捕される、ブログが消える。。。




テンション低いですが内容を少し変更し頑張って書きます。




まずはW221ネタです。

W221に乗り始めてから気になっていることがありました。

メーター内のメニュー表示です。


W219、W204、R230はメーターのメニュー表示を例えば「オーディオモード」にしてキーOFF、キーを抜いて再びキーONしても「オーディオモード」が表示されます。


最後の設定が記憶されている状態(ラストモードが有効)になっています。



ところがW221に於いてはいずれかのモードでキーOFFし、再度キーONすると必ず「トリップ表示」に戻ってしまいます。


普段は「オーディオモード」にしておきたくても、エンジンを始動するたびトリップ表示に戻りますのでその都度ステアリングスイッチでオーディオモードを選択しなければいけません。
これは非常に面倒です。

総統情報では「後期は出来るで」とのことでした。

後期は可能・・・ということは221前期は不可??

これはやり甲斐がありますね!





まずはデフォルトの状態です。
221は前期・後期ともにトリップ表示に戻ります。





前期車両にてラストモードを有効化してみました。

成功です。

常時オーディオモードにしておきたい方には非常に便利です。
エンジンをかけなおしてもモードを切り替えることなく選曲できます。

もちろん常時AMGモードにもできます。

需要があればコーディング屋さんもボロ儲けではないでしょうか^^/




ではR230内装高級化の続きです。


いつ見つけたか忘れましたがどこかの中古車販売店に掲載されていたSL55AMGです。





パッと見は普通のベリーレッドのSL55です。
バンパー形状からパフォーマンスパッケージではなさそうです。





内装も”パッと見”は普通のベリーレッドに見えます。

この写真で違いが分かる方はマニアです(笑






珍しいのはベリーレッドのフロアマット、AMGの刺繍入り。






生産終了になったイルミスカッフプレート。






キーレスゴーが付いてますので私の大好きな並行車です。






この写真で分かりますでしょうか。

なんとこの車両、「内装がフルエスクルーシブ」なんです!!

ベリーレッドのエクスクルーシブ内装って・・・ 激レアではないでしょうか。





合皮とはシボが違いますのでこちらの写真のほうが分かりやすいですね。






さらにこちら!

パノラマルーフ仕様です。これもレアです。

天井はアルカンターラです。





ダッシュボードもトアトリムもすべてエクスクルーシブです。

ウチのSLを売ってこちらに買い替えたかったのですが、

この車両はそこそこ距離を走っていたのと・・・ その前にすでに売約済みでした^^;






ということで、DIYにてベリーレッド化、内装高級化をやってみました。


ヘッドライナーは以前掲載しましたがこんな感じになってます。

ベリーレッドに極めて近いエクセーヌ(≒アルカンターラ)です。




Aピラーです。





ルーフは非常に悩みました。

純正アルカンターラは2ピースになっているようですが、この大きさで立体縫製してステッチを入れるのはかなり厳しいです。

さてどうする・・・。

A3 PROJECTさんに相談しましたところ「1枚貼りで行きましたよ~」とのことで

即、1枚貼りに決定(爆






貼り付け時は必死になっているため画像はありません^^;

いい感じです。






あとはリアウィンドウ周りです。






貼り付け完了。






ちょっとした拘りですが純正と同じ場所にステッチを入れてます。






反対側。







こちらの栓?はベリーレッドに塗装しました。




トリムとシート張替えは「ロブソンレザー」さんにお願いしました。

ロブソンレザーさんは都内、私は中部ですので車を持ち込むこともできません。
その前にオリジナルパーツには手を付けたくなかったため、解体屋調達品をロブソンレザーさんに直送して張り替えてもらうという形にしました。


本革の種類はいくつかあり、非常に悩むところです。


悩むといっても種類で悩むわけではなく「価格」で悩むわけです(核爆



・革の質を落とせば安くなるが高級化する意味がない。

・施工単価は決まっているが一度にたくさん施工すると単価が下がる。
(これはロブソンレザーさんとの交渉です)


ナッパレザーの中でもプレミアムナッパというのがあり、一番のおすすめとのことでした。
それと、ベリーレッドに近い色を手配できるとのことでした。(全く同じ色も手配できるがかなり割高になるらしい)

レザーの種類はプレミアムナッパに決定!


結論からいいますと、1頭分の革から無駄なく必要部分を採取できればコストが下がる→やるやら一気にやったほうが良い→1頭分の革と在庫が少し残っているものを組み合わせれば殆どの部分をカバーできる→(さらにおまけ施工付き)

ということでダッシュボード、背面のパネル、センターコンソール、ハンドル下パネル以外の殆どの部分を施工することにしました。








まずは現物のサンプルでご確認くださいとのことでサンプルを送っていただきました。





いや~、中々良い赤です。

BMW純正の赤革と同じ色だそうです。






ベリーレッドと比較すると若干朱色が強いですが、品のある落ち着いた赤です。

絶対に避けたかったのはカウンタックレプリカの赤内装のような赤です(爆






上は純正本物ベリーレッドのドアトリム(解体屋調達品)です。
下は私の車両のドアトリム。

ステッチの色を参照してもらうためにベリーレッドのドアトリムを送りました。
勿体ないですが、ベリーレッドのドアトリムを張り替えます。

※ドアトリムの張り替え、張り替え後の補修だけで記事が超ロング記事が書けますがキリがありませんので省略します。





先にシートの張り替えが終わり自宅に到着しました♪

プレミアムナッパ、最高です!

レザーの質感、縫製、文句なしです。ダイヤモンドステッチも考えましたが大幅に金額UPするため却下しました。






シートに付随するパーツはグレーのままです。

これらは私がなんとかします。






一番の問題はシートベルトです。

せっかく張り替えてもこのシートベルトではすべてが台無しですTT

ただこのシートベルト、左右で10万以上するんですよTT





シートをバラして、





革を剥がして・・・






ほぼ骨格だけの状態までバラしてやっとシートベルトAsseyを取り外すことができます。






取り外したシートベルトAssey。

さて、ここからが問題です。

赤の「ベルト」はホームセンターに売ってるんですが、「シートベルト」がないんですよTT

4点式から流用したくても長さが足りず・・・。

ネットで調べているとNEWINGさんがカラーシートベルトの巻き替えをやっているとの情報があり「切り売りしていただけますか?」と連絡してみました。

すると「切り売りは可能ですが、1m3000円ちょっとです。今キャンペーンをやってまして1本巻き替えたら2本目はサービス(工賃込み)ですからそちらの方がお得ですよ」とのことで発送することにしました。

↑の画像を見ていただけましたら分かりますが、シートの肩の部分のパーツにベルトが通してあるんです。

そのパーツがベリーレッドになっていないといけませんのでこちらであらかじめ通しておきます。




この左のパーツです。

同時にベリーレッド化するにあたって必要なパーツはすべてセントピアさんで取り寄せて貰いました。

ベリーレッドのパーツは国内在庫全滅、すべてバックオーダーです。
(画像は一部です)






あとバックルとストッパーもベリーレッドにしなければいけません。

NEWINGさんに相談しましたら「ベルトは巻き替えますのでカットしていただいてかまいません。カットして必要パーツを組み込んでガムテープで固定しておいてください」とのことでした。

自分でも裏表が分からなくなりますのでマジックで印をつけて・・・

バックルは外して塗装、ストッパーはベルトに付けたまま塗装しました。





2日ほどで(早い!!)巻き替えたベルトが到着しました♪

6色の中からの選択のみでしたので色が微妙ですが、まあ許容範囲です。






バックルの塗装と同時にシート周りのパーツの塗装を行いました。






塗料は「塗装のオカジマ」さんにベリーレッドのサンプルを送り調色してもらいました。
自家塗装です。





センターコンソールは解体屋調達品を分解し、





染めQを下塗りしてからベリーレッドで塗装。

右のパーツはリアの荷物固定ベルトの受けです。






シートの背面パネルも同様に染めQを下塗りしてから塗装。





ステアリング下(純正ベリーレッド)のパネルと比較。

同じ色です。





外したスイッチ類は分解して清掃。






そして革の表皮とベルトを同時に組み込みます。


ここで少し問題が発生。

ベンツ純正のベルトよりNEWINGさんのベルトのほうが幅が若干広いんです。
幅広になった分、最後の巻き取りが甘くベルトを外した時に弛んでるんです。





で、縫製を外し





10cmほど短くしたところで再度縫い直しました。






こんな感じですね。

内装の縫製に比べたら楽勝です(笑






カット面はほつれてこないようにGクリアーを塗布しておきました。







シート周りのパーツを組み込んで、







完成です♪






運転席側、拡大。






こちらは私の車両に付いていたオリジナルのシート、運転席側です。

綺麗なのでSL600を買った時に移植しようかと思ってます^^






助手席側、拡大。







助手席側、オリジナル。






自家塗装の割には中々の仕上がりです。





どちらもナッパレザーです。







次にシフトノブです。

左は以前オークションで調達したカーボン調、爪が2ヵ所折れてましたので右のものを調達し、革部分のみナッパに張り替えて貰いました。






で分解して、






二個イチです(笑






リア小物入れの蓋を張り替え後の蓋に交換します。

この小物入れの蓋ですが、外すのは簡単ですが・・・







内部のスプリングを引っかけるのが大変です。

一人でやったら数時間かかります。

アルミパイプ(細)3本を使用し娘に手伝ってもらったら10分ほどで出来ました。





次にフロアカーペットを剥がします。


シートはすでに外してますので、あとはアクセルペダルを外します。

その他、邪魔している小物を全部外します。






前半分はセンターコンソールの横でカット、後ろ半分は中央でカットし取り外します。






助手席側のカーペットを取り外します。



ここまで読んでいただいている皆様、そろそろ



「ベリーレッドのSLに買い替えろよ!!」



と思われているでしょう(爆



半分過ぎましたのでもう少しお付き合いください。


カーペットを外しましたら意味もなく徹底清掃します。






そして!

こちら、セントピアさんで取り寄せて貰ったベリーレッドのカーペットです(爆

もちろんバックオーダーです。

やるならここまでやらなければ・・・^^





カットラインがマーキングしてあるのが分かりますでしょうか。






カットラインに沿ってカットします。






オリジナル(グレー)のフロアカーペットも事前にこちらのカットラインに合うようにカットしてます。






カーペット挿入!!

挿入??






オリジナルもそうですが、特にボンドや両面テープなどで固定はしません。

すべてのパーツを戻せば密着するように出来てます。







後ろ半分のみマジックテープが付いてますので繋げます。






リアボードは純正ベリーレッドの新品を取り寄せました。

この写真ですと色の違いが分かりますよね。

現物ですと言われなければ分からないレベルです。





どんどんパーツを組みつけていきます。






ハンドル下パネルを交換します。

メーターを取り外す必要があります。





パネルは純正品のベリーレッド、スイッチ周りは解体屋調達品を自家塗装、スイッチはボロかったので自分の車両のを移植しました。






やることが多すぎて大変です^^;





ヘッドレストを付けて完了!

ではありません。

なんとSRSの警告灯が点灯TT

DAS/Xentryで調べますとシートベルト関係のようです。左右バックルが故障とか??

どちらか片側が故障ならまだ分かりますが、左右のバックルが同時に故障? それはさすがにないでしょう・・・。

今回の作業で一番大変だったのがSRS警告の原因究明でした。

まず定番故障と言われているエアバッグのカプラーを対策。カプラーを交換した訳ではなく警告が出ない仕様に改造しました。
しかし警告灯は消えず。

次にカプラーから点火装置までの断線をチェック。
これを調べるために再度左右シートを取り外しシートを分解する必要がありますTT
こちらも問題なし。

点火装置(シートベルト巻取りAssey本体)自体が故障しているのか?
オリジナルのシートを裸にし再び張り替えたシートを裸にしシートベルトAsseyを摘出しスワップ、それを車両に装着しチェック。
これでも変わらずSRS警告点灯。

シート下のコントロールユニットに繋がる配線をすべてチェック。
怪しいところは見つからず。。。

再度シートを取り外し(なんと3回もシートを下ろしてますTT)、試しに私の車両に元々付いていたバックルに取り替えてみると・・・

あらら、SRS警告が消えているではありませんか(爆


教訓。「素直にDASを信じましょう」


片側だけなら信じてたのですが、まさか両側同時に壊れていたとはTT
そもそもバックルの故障で「シートベルト警告」が出るなら分かりますが「SRS警告」がでるということが盲点でした。


セントピアさんでベリーレッドの新品バックルを左右手配して貰い解決しました♪
もちろん本国オーダーです。


ドアトリムの記事を書くと画像300枚コースになりますので省略します。





あとは準備しておいたルーフ周りの交換です。


こんな状態で交換します。

ヒモで固定しておかないと落ちてきますので気をつけてください。






少々コツがいりますが交換はそれほど難しくありません。






ヘッドライナー左右の出っ張りの部分はマスキングしてベリーレッドに塗装しました。





ルームミラーとアッパーオペレーティングはブラックのものに交換。






グレーのパーツが多すぎて脱グレーも大変ですよ^^;






後期ハーマンのスピーカーに交換しますのでドアトリムは仮固定ですが、内装はほぼ完成です。

この頃はまだメーター弄りをする前ですね(笑





苦労したステッチ。






天井を赤にすると品がなくなるかと少々心配しましたが、






実際に装着してみますと全く違和感なしです。






デジーノ狙いです(笑

あ、まだサンバイザーが付いてないですね。





非常に満足度は高いです。





では完成後の画像です。


内外装含め、やっと私好みになりました。






外から見える赤内装は中々です♪






ドアトリムにもプレミアムナッパを使ってますので質感は別物です。

ドアの取っ手部分は赤ステッチ、その他はシルバーのステッチです。






いや~、最高です。

実はこの写真に激レアものが写っているのが分かりますでしょうか。







使徒さんからいただいた純正ベリーレッドのフロアマットです♪ ありがとうございます^^/

ベリーレッド車両でも通常は「ブラック」のフロアマットなんです。

使徒さんはフロアマットの上からさらにフロアマットを敷いて保護されていたようで、まさに新品同様でした!

撮影のために一時的に撤去しましたが、私、この上にビニールのプチプチを敷いてます(爆


前に作った色が合ってないフロアマットは玄関で足拭きマットとして利用されてます(爆





以前、某ショップでシートを張り替えた車両の装着例を掲載しました。


シートベルトがグレーのままですよね。

上記の記事を読んでいただければどれだけ交換が大変かお分かりいただけるかと思います。




苦労した甲斐があってベルト、ショルダー部のパーツ、スイッチ、バックル、小物入れすべてをベリーレッドに替えるとこれだけイメージが変わります。







ダッシュボードはオリジナルのままですが、デジーノ風にはなったかと思います。






三宝ZANAVIがカッコいい!!(笑






バリオルーフを開けてみます。

関係ないですが、メーターのニードルが真下になっているのがシブいです(爆








ところで、デジーノ車両やSL600ってロールバーとその後ろのパネルもエクスクルーシブなんでしょうか?






あとはサンバイザーに貼ってあった、





エアバッグ警告のステッカーを貼って完成です♪






あと心残りなのはダッシュボードですが、プレミアムナッパで張り替えた場合約100万、ダッシュは縮み等が出やすいためあまりお勧めできませんとのことでした。

純正エクスクルーシブも約100万、ebayでいくつかありましたがカラーステッチが入っているものは程度の良いものがなくほぼ諦めてます^^;

今回かかった費用

・解体屋調達品 シート2脚、張り替えたトリムすべて

・ドイツからのバックオーダー品

・プレミアムナッパ、張替え工賃

合計約120万ちょいでした。


オリジナルパーツは残してありますが、元に戻す気力はありません^^;

内装はオリジナルに手を付けても良かったかなと思ってます。

解体屋調達品がなければ100万前後です。


結論としましては・・・ 質感に拘りがなければ


ベリーレッドの車両に買い替えましょう(核爆

Posted at 2015/07/09 22:00:09 | コメント(20) | トラックバック(0) | R230 | 日記
2015年05月31日 イイね!

なんちゃってXentry



またまた久しぶりの更新です。


まずはお詫びを・・・。


メッセージをたくさんいただきましてありがとうございます。
久しぶりのログインのため残っていたメッセージには返信させていただきましたが大半が期間制限により削除されてしまいましたTT

スミマセンTT

恐れ入りますが気が向きましたら再度メッセージいただけますと助かります。
出来る限りご返信致しますが本業のほうが多忙なため遅くなることがございます。


いつもたくさんの質問メッセージをいただきますが、同じような内容のご質問が多いためまとめてみました。


中には質問をするためにわざわざみんカラに登録されてそのあと退会される方もいらっしゃいます。
DIYで作業をされている方から修理工場をやっておられるプロの方までおられます。
そのような方に手間にならないよう、まずは下記を読んでいただければと思います。


Q. R230前期車両の後期フェイス化をしてます。ヘッドライトの配線の方法を教えてください。

A. 前期→後期へのヘッドライト配線の変換方法は各販売店様の企業秘密ですので申し訳ありませんがお答えできません。
R230後期化の全貌①、②の記事を削除しましたのはあまりにもこの質問が多かったからです。


Q. R230前期車両の後期化作業をお願いできますか?

A. たくさんの修理工場やショップがある中、私のようなド素人に作業依頼をいただくことは大変光栄ですし嬉しく思っております。
(本当にお気持ちは嬉しい限りです)
ただ、私は仕事の合間に趣味程度で車弄りをしているだけですので時間的な余裕がありません。車の置き場所も・・・^^;


Q. 友人が同じ機械を使ってます。職業は技工士ですか?

A. 違います。クリエイターの仕事をやっております。もう少し詳しく書きますと「ハイパーメディアクリエイター」です。


Q. 整備士や電気関係の仕事をやってたのですか?

整備や電装に関する仕事をしたこともなければ専門知識を学んだこともありません。

思い返せば幼少の頃からおもちゃなど買ってもらったことは一度もありませんでした。欲しいものがあれば自分で作れ、壊れたものは自分で直せと言われました。

5歳のときにAMラジオが欲しくて父親に相談したところ、工具箱近くのジャンクパーツケースの中からトランジスタを取り出し(トランジスタラジオではなくパーツ単体です)、

「3本の足が出とるやろ。ベース、コレクタ、エミッタや。役割は自分で考えろ。」と。

翌日、”初歩のラジオ” ”ラジオの製作”という雑誌が置いてありました。初めてのプレゼントです。

ジャンクパーツが入っているケースの中から必要と思われる抵抗やコンデンサをかき集め、ポリバリコンや万能基板などの足りないパーツは京都の寺町、大阪の日本橋(秋葉原のような電気街です)で買いました。

初めて作った1石トランジスタラジオで実際の放送を受信できたときの感動は今でも覚えてます。

小3のときには感光基板に手を出しFMステレオラジオを自作しました。
小4のときに作製したステレオラジカセは80's洋楽・邦楽に嵌るきっかけになりました。

私は勉強が嫌いでしたので、いかに勉強をしているフリをしてサボるかということに頭をフル回転させてました。
母親が勉強をしているかどうか時々確認しにくるのです。サボっていたら即座にパンチが飛んできました。

そこで私は階段の二段目に自作の赤外線センサーを設置しました。センサーのアラーム音が鳴るとバレますのでアラームの出力線を自作FMトランスミッターに繋ぎ、2階の自分の部屋で受信。かーちゃんがしのび足で階段を上がってきても二段目を通過するとラジオから警告音が鳴る仕組みです。

警告音が鳴ってからかーちゃんが到達するまでの時間は最短で7秒。
それまでの間に引き出しの中に作製中の電子パーツを隠し、勉強セットを机に広げる・・・。


今思えば「勉強せーよ!!!」と言いたいです(爆



Q. DAS/Xentryのセットアップをお願いできますか?

A. 申し訳ありませんが、私はアナログ人間ですのでPCに関する知識はほぼゼロです。
PCの操作自体苦手です。
ブログを書くのも正直必死です(自爆
DIY派ですので何でも自分でやりたいところですが、Xentryのセットアップはとても出来ませんし自分でやろうとも思いません。


Q. DAS/Xentryをセットアップしてくれる業者さんを紹介してもらえますか?

A. 業者さんの知り合いはいません。素人を紹介させていただくことは可能です。ただ、別の意味で敷居が高いと感じておられる方もいるようです。
とりあえず、初心者向けに簡単導入キット的なものを揃えたいと考えている方もおられるかと思います。

そんな方のために??今回のブログを書いてみました。





では毎度、どうでもいい近況からです♪


オタマジャクシから育て上げた我が家の第三子、ピョン吉もいつの間にか巨大化し黒光りしております。

娘たちは「キモイ」と言って世話をしなくなりました(爆





エサはコオロギ。

贅沢なピョン吉は”生きた”コオロギしか食べません。

もちろんカエルのエサとはいえ生きてますのでコオロギにもエサをあげなければいけません。


4月に入り真夏の陽気を感じるようになってから問題が発生しました。


コオロギの鳴き声がうるさい!!


マジで夜も眠れません。




そして事件が発生。



とある日、コオロギを飼っているケースの蓋の隙間から大量のコオロギが脱走(爆



一瞬で家の中が恐怖の館と化しました(怖



数匹は台所でたむろっているところを捕獲しましたが、残りは何処へ・・・


ふと気が付くと何処からともなくコオロギの鳴き声がorz



ソファーのクッション?


枕元??


左から鳴き声が聞こえたかと思うと右からも!!



こえぇ~~!!(撃沈



エサを与えなければ数日でご臨終されますのでかわいそうですが死亡待ちということで^^;






我々一家は海外に脱出しました。。。


今年は娘と甥っ子の受験のため去年から今年にかけての年末年始は日本で過ごしました。

何をしていたか記憶にありませんが、恐らくメーターを弄ってたかと思います(笑

ガラ・ディナー&カウントダウンパーティーという一年を締めくくる行事に参加できませんでしたので頭の中はまだ2014年のままです^^;


中学生になる娘が志望校へ合格しましたので4月にグアムに行ってきました。

グアムに来たらこのホテル! という「アウトリガー」に泊まりました。
最近このホテルの前で殺人事件があったところですわ。

グアムへは何度も来てますが、今までアウトリガーには泊まったことがありませんでした。
グアムに行くときは必ず姉や甥っ子と行ってたのですが、姉はこのアウトリガーで元旦那と喧嘩して離婚したんです。

それ以来アウトリガーから半径5キロは宿泊禁止になり、変なところばかり泊まってました(爆

初めてのアウトリガーでしたが・・・ 一言でいいますと

「最高です♫」








タモン地区に宿泊すればあまりレンタカーを借りる必要はありませんが、鼻づまりの薬を買いに行かなければいけませんのでHertzで借りました。





前もKIAだったような・・・。

KIAは韓国の車です。 まあ普通の車ですわ。

そんなKIAもベンツより優れているところがあります。

「真っ直ぐ走る」んです(爆






円安の影響もあり、多少の物価高は予想していましたが・・・グアムで税制改正でもあったんでしょうか。

とにかく前回来た時よりも物価が恐ろしく跳ね上がってます。


1.5倍〜2倍位上がってますね。






タバコ1カートンで約7200円ですよ^^;





アウトリガーの隣のホテルで改装工事が行われてました。
隣は確かハイアットだったかと思いますが、正面から見ると「Dusit」の看板が!!

Dusit(デュシットインターナショナル)は五つ星ホテルを経営しているタイの会社です。マニラにもありますよね。

これは楽しみです♪ といいたいところですが・・・
半径5kmに入っているため泊まることはないでしょうTT







タモン湾は市街地から一番近くホテル密集地にありますのでビーチもそこそこ汚されていると思われがちですが、全くそんなことはありません。

非常に手入れが行き届いてますので写真のようにとても綺麗です。

逆に市街地から離れたビーチのほうが足にいろんなものが刺さったりします(痛







次に・・・

GWは私の大好きなフィリピン@セブ島へ行ってきました♪


食あたりはするわ乗り継ぎは必要だわで家族からはいつも反対されますが、なんと今年からセントレアからの直行便が運航されたんです!

セントレアから4時間ちょいでマクタン国際空港に到着します。





私の目標、マクタンのホテル全制覇。

シャングリラの隣にヒルトンがあり、まだ出来て間もないのですがなぜか倒産。。。
そしてスイスのモーベンピックが買い取ったそうです。

宿泊代がシャングリラと殆ど変らなかったため迷いましたが、全制覇するためには違うところに泊まらなければ意味がなく、モーベンピックにしました。







ホテルは非常に綺麗で従業員の対応も丁寧です。









プールとビーチはこんな感じです。
奥に写っているのがシャングリラです。

さすがに規模ではシャングリラにはかないませんが、ビーチも手入れされており中々でした。

問題は・・・

ホテル内での飲食がやたら高額なことです。
なんと朝食だけで4人で2万円もします(撃沈 フィリピン人の月収ですよ^^;
今回は朝食抜きで頑張りました(爆

ホテル内のカフェでパフェとビール、生ジュースを頼んだら8000円orz





GW前は駆け込み需要で仕事のほうが忙しく、セブではぐったりとしてました。

娘とビリヤードをしたことくらいしか記憶にありません。






昼食は本島のSMのフードコートです。





いつも食べるところは決まってます^^






これです。
約200円です。
ホテルがいかに高いか分かりますよね・・・。





セブ島で外食するなら絶対に行って欲しいところその1。

シャングリラの向いにあるスペイン料理店です。






パスタも最高ですが、





パエリアが絶品です♪

間違って夏野菜のパエリアを頼んでしまいましたが、シーフードのパエリアが最高に美味しいです。





セブ島で外食するなら絶対に行って欲しいところその2。

マリバゴグリル。





手がベトベトになり、食事中の写真がありませんが何を頼んでも美味しいです。







ではそろそろ車ネタ行きます!

前回W221メーターのAMGスプラッシュの方法について書きました。
液晶部分がAMG化されたのは良かったのですが水温・燃料・タコのデザインが違う・・・というのがずっと気になっておりました。

メーターマニアとして^^;


そして、とあるルートでこんなものを仕入れました♪






”AMGロゴ入り”メーターパネルです!!






交換は簡単ですが、ニードルを外さなければいけませんので初めての方は少々苦労するかもしれません。

モーター位置のリセット方法が分かれば簡単です。





装着後↓


このブルーのバックライトは本物AMGメーターでは基本的には不可です。

基板のLED稼働電圧が違うからです。

LEDの順方向電圧の違いですね。





スケールのデザインが統一されましたので装着後の満足度は非常に高いです。





AMGモード。





ロゴなしは普通に入手できるのですが、ロゴ入りはかなり希少です。




次に・・・

221標準のTIPスイッチをAMGパドルシフトに交換しました。






230や219と比べれば”超”簡単です。

貫通固定用の穴が最初から開いてますから♪





ノギスで計測して拡大加工。

一部メタル部分も削る必要ありです。






そして装着。






パドル台座の曲面とステアリング側の形状が異なりますので普通に装着すると隙間ができますが・・・






こういったものをピッタリ合わせるのは得意中の得意です。

どこぞやのショップで装着したら1日でパドルが取れた、なんて話を聞きますが要点を押さえて装着すれば取れることなんてまずありません。






ピンの割り当てが異なりますので差し替えてコネクターの一部を加工しますとカプラーONで装着可能です。






後付け感は全く無しです♪





次に・・・

茨城県のK様からこんなものをいただいてしまいました^^

AMG車用のIWCウォッチです。

いやいや、大変恐縮です・・・。ありがとうございます!






この時計、簡単に交換できるかと思ってましたが・・・






バラしてバラして・・・






やっと出てきました(爆






新旧比較。






この時計、私の中では完全に盲点でした。






こんなに高級感があるとは・・・♪

しかも、夜間は文字が光るんですよ!!

ビックリしました(驚

本当にありがとうございます(謝謝







それでは本題です。


DAS/Xentryもいよいよ2014/12版が最終リリースになると噂されておりましたが、その手の情報に詳しい方によりますと2015年秋まで延長されたようです。

延長された理由はSDコネクトのリース期間が関係しているとか?!

時期XentryはeCOMというそうですが、実際に所有している方の話によりますと

使えねぇ~、は言い過ぎだとしても、「変わんねぇ!」

だそうです。


今はACTIAの正規品しかないようですが、導入するとしても今は買う必要はありません。
こんなものはお隣の大陸がそのうち精密なパチモノを作ることは間違いありません(爆

ド素人のプライベーターに正規品など全く必要ありませんのでただひたすら”待つ”のみです。


現実的には現行Xentryの2015/09版が仮に最終リリースと仮定しまして
オンラインアップデートの期限まで使えるとして逆算すると・・・
2016年春の新車まで(それ以前の車両はすべて)現行Xentryがずっと使える??ということでしょうか。





さて、DAS/Xentryを私が語るなど百万年早いですがあまりにも詳しい方の話を聞いても逆に意味が分からないということもありますので(笑、こっち系に詳しくない素人の私が誰にでも分かるように診断機の一例を挙げて記事を書いてみます。


これからXentryの導入を検討されている方、高い金を払って業者から買ったのにサポートしてくれないという方に少しでも参考にしていただければと思います。



今現在の環境ですが、
SDコネクトをメインで使ってまして予備を含めてSDコネクト2台、C3マルチ1台、そして最近興味本位で購入したCompact 4(C4)を使ってます。

PCはヤフオクで落札したD630が7台あります(爆。CPUは換装したものを含めすべて2.6GHzにしてあります。
メモリーはMAXの4GHz、HDDはSSDに換装しました。

Xentryメディアは総統セットアップのものが多数、中華Xentry3種、ヨーロッパXentry1種あります。





こちらが最近購入したCompact 4です。

これはACTIAのコピーはなく、「中華オリジナル」です。

仕様はC3マルチと全く同じで”小型化”されていると考えていただければOKです。
ケーブル途中の謎の箱も付いておらず、名前の通り非常にコンパクトです。

まさに手のひらサイズです^^
あのC3マルチのでかさをこのサイズに収めた中華テクノロジーには驚愕です。






最近はこのようなマルチプレクサーやSDコネクトを買うと、おまけでDAS/Xentryが付いてきます。

ピンクの包装の中身がDAS/Xentryセットアップ済みのHDDで、注文時に「D630を持っている」ということを伝えますと必要なドライバーをインストールして発送してくれます。




ではおまけのHDDをPCに装着して実際に起動してみましょう。

アイコンだけ並べ替えましたが、デフォルトでこんな感じです。

典型的な「The 中華」です。

こんなおまけのXentryでも国際版XPにインストールしてくれる中華は意外に親切です。ある程度日本語化出来ますから♫





デフォルトではこのようにすべて英語表示されます。

Windowsのスタートボタンも”Start”になってます。

このままでも問題ありませんが、せっかくの国際版ですのでOSを日本語化して・・・


なんちゃって日本語版Xentryを作ってみましょう♪





コントロールパネルを開きます。







「Regional and Language Options」を開きます。






「Regional Options」タブのStandards and formalsをJapaneseに、「Location」をJapanにしてApplyをクリックします。






「Languages」タブのLanguage used in menus and dialogsを「日本語」にします。

「Details」をクリックしSettingsタブのDefault input languageをJapanese - Microsoft IME Standard 2002 ver.2に変更、Installed services内のJapanese→Keyboard→Microsoft IME Standard 2002を選択しAdd...をクリック。





「Advanced」タブのLanguage for non-Unicode programをJapaneseに変更。

変更後はApplyをクリック。

途中か最後か忘れましたが再起動を求めてきますので、指示に従います。


すると・・・




なんちゃって日本語版XPの完成です♪





このように中身も日本語化されてます。






コントロールパネル内も日本語です。

※もしキーボードが日本語109キーボードになっていない場合は、マイコンピュータ右クリック→プロパティ→ハードウェア→デバイスマネージャ→Keyboardsをダブルクリック→Japanese PS/2 Keyboard (106/109 Key)を右クリック→ドライバの更新をクリックして、ドライバーをインストールしてください。


Xentry、DAS、WIS、EPCのキーを入れます。
長くなりますのでここでは省略します。
分からなければ遠隔サポートで入れてもらいましょう。



次にXentryを日本語化します。

Xentry Simulationを起動します。





左下のギアのようなマークをクリックします。





Setting Languageの日本語にチェックを入れてXentryを閉じます。






再びXentryを起動するとこのように日本語に変わります。






バッチリ日本語になってますよね。

シュミレーションモードで進んでいきます。





ここでドイツ語の画面が出てくるのがいわゆる「ディベロッパーモード」です。





221のS600で、





ショートテストのシュミレーションです。

シュミレーションモードは実車接続なしで遊べますので初めてDAS/Xentryを触る方にはありがたいモードです。
車両を破壊することがありませんので^^


C3、又はCompact 4での実車接続ではショートテスト、フォルトの消去など最低限必要なことは可能です。


以上で、なんちゃって日本語版DAS/Xentryの完成です♪
(実は中華Xentry・爆)



さて。

これで終わったら面白くありません。

迷惑がかかるといけませんので名前は出しませんが、とある素人の方がセットアップしたDAS/Xentryと比較してみましょう。


比較対照は2015/05最新版DAS/Xentryです。


純日本語版XPにインストールされています。←ここがポイント!


実はこれ、5月の初旬にウチ届いたのですが私の不手際で到着した1時間後にウイルスに感染させてしまいました(撃沈

原因はUSBメモリーですTT
Xentryが起動しなくなり再セットアップしていただくことになりましたTT スミマセンTT

診断機にUSBメモリーは絶対にNGです!!!!!




では気を取り直しまして・・・

正しくセットアップされているXentryはネット接続とともにダイムラーに接続され、アドオンのインストールを要求してきます。

※中華はOnline Updateを止めてあります。





これらはすべてインストールします。

AddOnをきっちり入れておかないとオンラインプログラミングの時にえらいことが起こります(謎笑

では中華はなぜOnline Updateを止めているのでしょうか。

AddOnを入れると逆に不具合が出るんです! それが中華クオリティということです。
(※AddOnを入れても問題ない中華もあります)




ではもう少し深いところを見ていきましょう。

”DVD 05/2015”が素人の方がセットアップしたXentry、
”DVD 12/2014”がなんちゃって日本語化Xentry(中華)です。



SDネットコントロールを開いてみます。

すべて日本語表示です。





一方、なんちゃっては英語表示です。

SDネットコントロールはある部分を変更すれば日本語化は可能ですが今回は省略します。





一番分かりやすいのがこちら、SDコネクトツールキットです。

日本語表示ですよね。

基本的にXentryの言語はOSの言語に起因するそうです。

これがどこに影響するかと言いますと・・・





純日本語版OSにインストールしたXentryは自動的にSDコネクトの表示が日本語になります。





なんちゃってのほうは英語表示です。

これを日本語化するのは・・・ 私のスキルでは不可能でしたTT





SDコネクトを接続すると・・・

なんと、英語表示に切り替わりますorz...





では次にXentryに付随するソフトを見ていきましょう。


Price List 69 (通称PL69)を起動してみます。

PL69が2015年度のジャパン価格になります。

以前の記事でも書きましたが、ジャパンの希望小売価格は毎年1月に改定されます。






こちらはなんちゃってXentryですが、2014/12版ですので去年のPlice Listになります。

去年版ですので PL68 です。

もちろん中華ですのでジャパン価格などは出てきません。

特徴としましては、Microsoft Access 2003が起動しDaimler AGの海外価格が表示されます。






次にIE(Star Browser)を起動してみます。

デフォルトではダイムラーログインのページが出てきますが、分かりやすいようにGoogleのトップページを出してみました。

IEのツールバーがデフォルトと同じように表示されています。





なんちゃってのほうはツールバーが消えています。





次にEPCを見てみましょう。

ここからは2014/12版と比較しても意味がありませんので単体で見ていきます。
EPC、WISの日本語化はもちろん可能です。時間的に記事にする余裕がありませんでしたので省略します。


最新版は

リリース2.1.1.3、データバージョンDW 04/2015(4.4.0.0)になります。






パーツを拾っていくと2015年度JPYプライスが表示されます。

これ、最重要です(笑!!




次にWIS。


最新版は、

ソフトウェア・バージョン3.10.10.0、データベース・バージョンG/04/15; WIS 04/15, Vollversion; 2015-03-27 00;00;00.0です。


「Latest Version !!」 と書いておきながら古いバージョンを売っている業者さんがおりますのでこのあたりを参考にしていただければと思います。



まとめ


では結局何をどこで購入すれば良いのか。

初めてXentryを導入される方やDIY整備等でショートテスト(故障部位の発見)やフォルトの消去、”簡単な”設定変更程度で使用される分には先ほどご紹介しましたなんちゃってXentryである程度は可能だと思います。

なんせ、このなんちゃってXentryはおまけで付いてきた「タダ・無料」のXentryですので不満点が出てきましてもあきらめが付くでしょう(爆

逆に言えば、これ以上のものを求めるとなると完璧にセットアップされたXentryが必須です。


完璧にセットアップされたXentryを売っている業者さんをどうやって見つける、どうやって見抜くか・・・。



私なりの素人見解 & とある素人の方から教わったことをまとめますと、


・一から自分でセットアップしたXentryであること。

・SDコネクトを使用する場合は、重要なファイルをきっちりと書き換えてあるかどうか。(多数あります)

・中華又は海外コピー品でないかどうか。(中華コピーなら私でも作れます・爆)

・まだ配布中のバージョンにも関わらずOnline Updateを止めてないかどうか。

・最新版と謳いながら古いバージョンのWISやEPC、PLが入ってないかどうか。

・SDコネクトの表示が日本語であるかどうか。(国内で売るならわざわざ海外OSにインストールする意味は全くありません)



手っ取り早い方法は、購入前にインストール時のPrtScを見せて貰えば良いかと思います。
とある素人の方に図々しくもインストール時のPrtScを送ってくださいとお願いしましたら、「はい、どうぞ」と以下のPrtScが送られてきました。

参考にしていただければと思います。










では、次回はそろそろ完成した221を・・・。

そういえば完成した230もまだでした^^;


Posted at 2015/05/31 01:48:28 | コメント(7) | トラックバック(0) | DAS/Xentry | 日記
2015年01月26日 イイね!

AMG スプラッシュ!!



とある日曜日の午後。





関東から遥々やってこられたスペシャルなSL55が我が家の秘密工場(ただのガレージ)に入庫致しました。





バンパー下に何やらカッコよく光っているエンブレムが!





これでお分かりかと思いますが、A3-PROJECTさんのSL55AMGパフォーマンスパッケージです。



前回メーターの記事を掲載しましたがA3-PROJECTさんからもオーダーを頂き作製してみました。




で、完成したのがこちら↓

シルバーのノーマル手付かず前期ニードル(後期より長いタイプ)の在庫がなかったのですが、使徒さんが提供してくださって無事に完成しました。





6時位置スタート仕様のカッコ良さに共感していただけて大変光栄です♪





こちらは事前に私の車両にて動作確認しているところです。

6時位置スタートもカッコいいですが、エンジンを切った後に6時位置に戻るところがまた渋いです♪




230前期ニードルはゼロ合わせが非常に難しく、ニードルの調整だけで大体5時間ほどかかります。





そしてA3-PROJECTさんの車両に装着。
最近導入したSDコネクトでメーターのコーディングを入れました。


その他いろいろカスタムされてますのでショートテストをかけるとお約束のフォルト祭り^^/
中でもエラー消去では消えないフォルトが入っており、途中総統に遠隔で侵入していただきました。

「UBFに違うコーディングが入ってるで」

いやいや、何の事前情報もなしにUBF交換を見抜かれたのはさすがです。

で、クリーンな状態にしていただき完了。



360km/hスケールのメーターを付けてしまいますとどうしても右足に力が入ってしまいます・・・。

帰りの高速でパンダ様にお世話になってしまったというオチもありましたが^^;



A3-PROJECTさん、遠方よりお越しくださいましてありがとうございました!

毒盛り、失礼致しました(爆





次に・・・


こちらはD630ですが、私の宝でもある総統セットアップの230用Xentry2011/11版が入っております。

このD630、ヤフオク購入当初から液晶に黄ばみがありずっと気になっていたのですがついにバックライトが限界にきたようで左半分が暗くなってしまいました。

で、先日落札した予備のD630と液晶部分をスワップしました。






光沢保護フィルムを貼り組み立てて完成!

無事に起動し液晶の発色も綺麗に蘇りました♪





話は変わりまして、


一昨年の夏頃から嫁には内緒で1台増車計画を立てておりました。


20代前半の頃、お金もマイホームもガレージもない貧乏学生には当時やりたくても出来なかった夢があったのです。






R33 GT-RにDIYにてT-88タービンを組む!






今ならその夢を叶えられる♪      かも?





休みの日にこっそりと出掛けて33探し。

私的にR33購入に於いて絶対引けない条件がありました。


「完全フルノーマル」


です。


リップが同色塗装されている車両もNGです。

まず、フルノーマルに絞り込むだけで殆どのR33が消えていきます。


「修復暦なし」に絞り込むとさらに消えていきます(爆


永久保管仕様の博物館展示クラスもあることはあるのですが・・・
500万オーバーという有り得ない価格になります。(そこまで払ってまでは欲しくないです^^;)



奇跡的に私の住んでいる市内でフルノーマルのR33を発見!






前期のV-specです。

V-specⅡならさらにテンション上がってましたが、テンションと同時に車両価格も上がりますので結果的にテンションは下がります(自爆







内装もフルノーマルです。

社外オーディオや変なシフトノブも付いてません。(ETCも・爆)

状態としましては文句なしです。


敢えて言うなら車内が臭い?!くらいでしょうか。





インマニの塗装の剥がれは定番のようですので仕方ありませんが、エアクリもノーマルです♪

社外エアクリが付いていたら即却下です。

空気をよく吸う=ゴミもよく吸う=エンジン内部が汚くなる

エアクリは純正品が一番です。(自分で弄る分にはOKという矛盾もありますが・爆)

T-88を付けるとなりますと毒キノコはセットですから^^;




と散々妄想しながらにやけていたのも束の間。




店長さん、


「この33はあまりおススメできないんですわ」



私「な、何ででしょう??」






「あちこちサビとるんですわ、見えるところだけでもこんなところとか・・・」






「こんなところも・・・(判り辛いですがストラット周り) 塗装剥がしたらえらいことになっとるかもしれませんわ^^;」


えらい正直な店長さんでした^^;

この時代の33はサビがよく出るらしく全く錆びてない車両を探すならそれこそ雨天未使用の博物館展示クラスしかないとのことで、そうなるとやはり500万以上必要になります。

しかし、錆びていても売却するまでに車がバラバラになることはないだろうと・・・
錆びくらいは多少あっても・・・^^;


リップの塗装はNGのくせに錆びはOKという(爆


目の前に欲しい車があると完全に脳内シナプスが破壊されて訳分からん思考回路に陥ってしまいます。



更には「納車日程」まで質問していたり・・・(核爆











ここでちょっと冷静になって考えてみました。



こっそり月極駐車場を借りたとしても自動車税や任意保険などの郵便物が自宅に届く

ということは・・





嫁にバレる






姉名義にすればOKか♪


と名案が浮かぶも・・・





そもそも自宅ガレージでタービン交換などしていたら嫁にバレるではないか!!!(撃沈






ダメ元で嫁が珍しく機嫌が良い時を狙って・・・


「R33 GT-Rを買おうかと思って^^;」


と言うと、





それを言ったことによって嫁の機嫌がMAXまで悪くなりました(自爆








ただ、一つだけ譲歩案を出してきました。



「アンタのSLかCLSをどっちか手放したらそのボロイGT-Rを買ってもいいんじゃない? 自分のお金で。」


まあもっともな話といえばそうなんですが・・・







次に私の譲歩案。






「204のワゴンを売ってそのお金でGT-Rを・・・」



すると、





「ドアホ! そこら辺走ってきて頭冷やしてこい! ボケカス」







ということで若かりし頃の夢は夢のままで終わらせることに(涙






こっそりヘソクっていた貯金はR230の後期化へ注ぎ込みました^^;





月日はおもむろに流れ、後期化が完成してからは新たな脳内妄想増車計画が浮かび上がりました。




もう1台230が欲しい!






55は持っているけど「最低500ps」は外せない。




ということで「SL600購入決定!」






今回はGT-Rの時よりもさらに本気です。




どれだけ本気かと言いますと・・・



63キャリパーを組んだばかりのCLS550を売却することに決定!


まだ63キャリパーを組んでから数10キロしか走行してません^^;

アップルやガリバー徘徊で100キロほど走行し、ようやくアタリが出始めた頃にノーマルキャリパーに戻しました(笑


結局以前プジョーを買い取ってもらったところが一番高額査定をしてくれましたのでそこで売却。

1週間後にカーセンサーに掲載されましたが翌日には売れてしまい記念のPrtScを取り損ねてしまいましたTT





ちょうどその頃、更なる計画を立てておりました。

以前総統から聞いていた「業者オークション(オートオークション・AA)」への参加です。


総統に相談しましたところ、「剛田君はアイオークやるべき人物やで」

との一言で中古車販売業者になることに(爆


まずは古物商の許可証が必要ですので県警の生活安全課に行って申請してきました。

許可証が発行されてからアイオーク入会までの手続き方法は青森のS隊長がマニュアルを送ってくださって更には入会の紹介までしていただきました♪
紹介にて入会すると3万円の入会金が無料になるという大きな特典があります。


古物申請してから1ヶ月ちょっとで許可証が発行されるのですが、それまでの間にSL600の上物が出品されたら心中穏やかではいられません。

前回のブログでランカウイ旅行ネタがやたら貧相だったのは、ちょうど古物商発行待ちでそれどころではなかったのです(爆


旅行中、総統にお願いして随時情報を送っていただきました。


総統曰く「SL600はまず見つからへんと思うで」とのこと。
過去12回分の出品状況や現在の出品状況を見てもとにかく「無い」らしいです。

たまーに出てくるのはカスタム済みの荒れた車両のみ・・・。





こちらはフルノーマルで中々コンディションの良い車両ですが、さすがにウチの車両と同じ黒が二台あるとどっちがどっちか分からなくなってしまいます(笑






そして、予定通り1ヶ月ちょっとで古物商許可証が無事に発行されました♪

アイオークへの入会もS隊長から聞いていた通り書類審査のみで無事に完了。

やっと自宅でAAに参加できる環境となりました。


全国のAA会場(すべてではありませんが)の出品状況が自宅にてリアルタイムで見れるんです。
これ、本当に仕事が手に付かなくなります(爆





入会して間もなく総統から一つ提案がありました。



「SL600はやめて221にしたら?」






もういくら探してもフルノーマルのSL600は見つからないことが分かりましたので、




W221に決定(爆









221で外せないところは、

・内装エクスクルーシブ&天井アルカンターラ
・500ps以上
・フルノーマル


となると、S600、S63、S65のいずれかになりますがAA市場で”安くて”速いのはS600です。

一度は乗ってみたいV12 ツインターボ。

そして65化、のような楽しみも必要。


間違いなくS600でしょう♪


221に決定してから早々に目を付けていた車両がありました。

アイオーク会員では下見代行以外では現物を見れませんが見れる裏技があるんです。(ここでは言えませんが)


出品票によると板金塗装暦も一切ない奇跡的コンディションでフロントバンパーに小傷のみ2箇所記入してありました。

小傷の場所を頭の中に叩き込んで現物をチェックしましたが、どこ?? 状態。
もしかしてこの小さな飛び石傷??
それ以外は私には発見できませんでした(自爆

総統によりますと、オークネット共有在庫の車両はチェックが非常に厳しいらしくかなり細かいところまできっちりと記載されるようです。

その車両は業販価格で出品されており、欲しければ一発落札で購入できます。
しかし、過去に「入札形式」で出品されていたことがあったのでその日を待つことにしました。

1万円でも安く購入したいものです。

そして待つこと2週間。
ついに入札形式にて出品されました!

入札日は偶然にも仕事がOFFの月曜日。


即、総統に連絡を入れると「いつ? 月曜日? ええよ~、付き合うで」

と、初オークションで何をしたらいいか全く分からない私にありがたいお言葉をいただきました♪


いくらで入札するか、流れた場合どうするか、商談に入った場合の業者との駆け引きなどアドバイスをいただき、入札当日はPCを凝視しながら仕事中の総統にリアルタイムで電話で報告!

総統の予想通り、一旦流れて後商になりました。

後商になるとアイオーク担当者を通じて先方の業者さんとの駆け引きになります。

「向こうは多分○○○万くらいで考えてるはずやから剛田君は○○○万で交渉して間取って○○○万くらいで成約するんちゃうかな~」

で、数回やり取りしてほぼ私の希望額で交渉成立しました♪


本当にGOD総統様様です。



成約した後はめちゃくちゃ早いです。

当日にアイオークから陸送日程の連絡が入り僅か数日で自宅に届きます。


























そして、ゲットしたのがこちらです♪

デジーノカラーのミスティックホワイトパールのS600ロング!

まーじーでー綺麗です♪







ワンオーナーのガレージ保管車、前オーナーは会社社長です。

整備記録を見ると・・・
なんとウチの市内のヤナセで購入(爆、さらにはCLSでお世話になったことがある近くのヤナセですべて整備されていたことが判明(笑






下見したとはいえ、実際にウチに届くとあまりの程度の良さに驚きました。







一言で言えば「新車同様」です。

使用感や人が乗った形跡が殆どありません。

前期モデルですのでそこそこ年数は経ってますがまだ新車の本革の香りがします。





ダッシュの日焼けも全くありません。

内装はエクスクルーシブ、ナッパレザーシート、天井はアルカンターラです。






S600ならではのV12エンブレムです。






後部座席は私が座ったのが初めてではないでしょうか(爆






どこを見てもケチを付けるところが一つもありません。






トランクルームにオプションのマットを敷いているあたりで車への気遣いが分かります。







短期所有&飽きたら売却、というノリで購入しましたがこれはしばらく乗ることになりそうです♪






上位モデルに搭載されているナイトビューも付いてます。







前置きが超長くなりましたが、







ここからが本題です(爆









221はご存知の通りスピードメーター部分が液晶ディスプレイになってます。


ドアを開けると真っ暗なメーターが点灯し、中央のディスプレイにスピードメーターがグラフィック表示されます。


AMG以外のモデルはオープニングロゴなし、メーターのスケールは260km/hです。


ところがAMGモデルは・・・

オープニング画面に「AMG」のロゴが出たあと、S63の場合「320km/hスケール」、S65の場合「360km/hスケール」の文字盤が表示されます。






これ、「AMGスプラッシュ」というそうです。






メーターマニアの私としましてこれは看過ならないことです(核爆







DAS/Xentryで出来るのではないか?!

誰もがそう思うでしょう。。。


今回R230 SL600をわりと簡単に諦めて221のS600にしたのは理由があります。

誰よりもW221に詳しい人がおりまして、S500ロング→S550ロング→後期AMG S63 5.5L BITURBO パフォーマンスPKG、 と3台も221を乗り継いでDAS/Xentryですべてをやりつくした方がおられるからです。

まあ早い話が総統なんですが(爆、DAS/Xentryで出来ること&出来ないことは総統に聞けばすべてが分かります。


AMGロゴ表示、スケールの変更は事前に総統から「DASではでけへんで~」と聞いておりました。





”DASでは出来ない”

”ここから先は剛田君の領域や!”






これで火が付きました♪







やってみましょう~^^/



メーターを取り外して、






メーター裏のトルクスを外します。







スモークの化粧カバーが外れます。







裏のカバーも同時に外れます。







これは液晶のインバーター?でしょうか。







ニードルを抜いて、







基板を取り外します。







こちらのコネクターを抜いて、






基板を完全にフリーの状態にします。







8SOP面実装のチップにテストクリップを挟み・・・







データを吸い取ります。

車検用にバックアップを取っておきます。






そしてデータを書き換えます。







出ました!

AMGロゴ♪








スケールも360km/h、そしてAMGモードが追加されます。







文字盤パネル外しついでに光沢保護フィルムを貼ってクリア液晶化してきました。





これで終わったら面白くありません。

データの書き換えにニードルを抜かなければいけないのはかなり大変です。

抜くのは簡単なんですが、戻したあとのニードル位置調整が大変なんですよ^^;




で、ちょっとした改造をしてみました。


リボンケーブルと2.54mm 8pin DILソケットを用意し






8sop面実装ROMを外します。






DILソケットとリボンケーブルをハンダ付けし






寸分の狂いも無いように長さを調整し






基板にハンダ付け。





こんな感じですね。

ケーブルを180度捻ってある理由は分かる人には分かります。






DILソケットを基板裏に設置します。







拡大。






インバーターを戻して







完成です。


これで基板を外すことなく、ニードルも抜くことなくいつでも簡単にデータの書き換えが可能になります。





ROMライターも2.54mmピッチがデフォルトですので本当に楽です。







新品のROMにデータを書き込んで






基板裏に移設したソケットに







挿すだけでOKです♪







動作確認した後ニードルを戻し、車両に接続して位置調整をします。







データを書き換えたあとはコーディングが必要ですのでS600用のコーディングを入れます。






こちら、車検用のノーマルS600仕様。






キーオフ状態。






AMGスプラッシュ後。






こちらはS63仕様ですのでスケールは320km/hになります。






AMGモードにしますと油温&バッテリーの電圧が表示されます。






そしてAMGモードのもう一つの機能が






ラップタイム表示です。

まあ221でサーキット走行する人はいないかと思いますが(爆






こちらはS65仕様です。

オープニングロゴはS63と同じです。

V8 BITURBO、V12BITURBO表示は今後の楽しみに取っておきます♪





65仕様ですのでこちらは360km/hスケールになります。






その他のAMG表示機能は






63と全く同じです。






ところで前回のブログで私のオリジナルR230ニードルアクション仕様のメーターを装着していただいた茨城のK様ですが、






SL55後期化&S65デイライト装着&フォグ装着が完了されまして完成画像をいただきました!

街灯のない道路が多くフォグが必須だそうです。

デイライト+フォグの設置はかなり苦労されたようです。



そのK様ですが、その後の流れで総統セットアップのDAS/Xentryを導入!

そしてなんと!!






古物商許可証も取得され、白のS600をゲット~!!(核爆






こちらはアイオークではなく、総統がUSSで代理落札されました^^

この車両に出会うまでは色々な苦労がありましたね(謎笑



で、先ほどのAMGスプラッシュですが一発で成功したわけではなく一つだけ分からないことがあったんです。

その謎を解く鍵がK様のS600にあった訳です。

総統と夜な夜な原因究明していたのですが「もしかしてこれでは??」というところを発見しチームビュワーでK様のS600の中身を覗いてみたら・・・

大当たりでした♪

いつもご協力ありがとうございます!






そして頼まれてもいないのにヤフオクで中古メーターを落札。

こちらと





こちらのLEDを






勝手にブルーLEDに打ち替え







しました(爆







私のメーターと同様、






非光沢の液晶に







光沢保護フィルムを貼り






クリアパネル仕様に♪







これ、かなりおススメです。






ここまでロゴがくっきりと表示されます。

ニードルはK様好みの「モーテルブルー」に光っております(爆






勝手に作っておいて






これらの画像を夜中に送りつけました(爆






このメーターいりませんか? と^^






すると

-----------------------------------------------------

おはようございます!

まずは第一声をお聞きください

「是非ともお願いします!」


-----------------------------------------------------

と朝の5時にメールが入っておりました(核爆








では毎度お約束の動画です。

ノーマル260km/h~AMG S63 320km/h~AMG S65 360km/h、ドアオープン時の様子、K様ブルーLED仕様まで一部始終を撮っておきました。

今回は”しょーこー”の音楽は流れませんのでご安心ください。

V12独特の冷間時のセル音やS65マフラー装着時の排気音(実はすでに交換済みです)も入ってますので出来るだけ大音量で聞いてください♪




最後にK様から届いたメーター装着時の画像です。



交換前






交換後。

気に入っていただいたようで作製した甲斐がありました^^/







ということで、SLじゃなくても結局メーターを弄って楽しんでる(自爆、マニアックな記事になりましたが230の他に221の記事もこれからUPしていきたいと思います。

実はフルノーマルのS600の外装もすでにS65化しております(笑


Posted at 2015/01/26 02:47:34 | コメント(21) | トラックバック(0) | w221 | 日記

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