
え゛~、明日は9月1日、防災の日ですねー。
折角なので(何が笑)、ウチの非常持出を大公開して恥を晒したいと思いマス。(汗)
見る方が見ればチョーショボイ突っ込みどころ満載の内容なので、反面教師にして頂ければ幸いです。(笑)
この非常持ち出し、最初の構築は確か神戸の地震の前だったと思いマス。その後ビミョーに追加やモディファイを重ねていきましたが、マア何だか訳分からなくなってきてるカモしれません。
そもそも非常持出とは何ぞやと言う定義もあるかと思いマス。こういった非常用装備は、プライマリーとセカンダリーに分けて構築するのが良さげだと思いマス。昔見た、アウトドア用品メーカーのLOGOSの防災冊子にも、同じコトが書いてありました。
プライマリーフェイズは、正に有事となって、命からがら避難して生き延びるフェイズです。
セカンダリーフェイズは、プライマリーフェイズが一段落して、おうちに戻って生活を立て直していくフェイズです。
なので、非常持出とは、あくまで有事に身一つで避難する際、ガバッとひっつかんで持って行けるレベルの内容になりますよね。
で、ウチの非常持出ですが、自宅に常備する目的で用意しました。大人2名分を想定してマス。内容を考えて準備した人間(自分のコトですね笑)は、一瞬山歩きの経験があり、その知識経験を生かして二輪四輪での野宿キャンプとかしてました。
持出の全体像は扉画像の通りですが、ディパックとコールマンのサバイバルキットになってマス。
ディパックは、30年以上前に二輪に乗り始めた頃、ツーリング用にディスカウントストアで購入したモノです。その後別のモノ(FUMA-Xのライダー用ザック)に買い替えたので長らく引退状態でしたが、この非常持出を用意するにあたって現役復帰して貰いました。(笑)
ま、しかし、扉画像の様なパッキングは好ましくないですよねー。
突起物に引っ掛けて事故の元になりかねません。
で、それぞれチャックをあけてベロ~ンとすると、こんな中身がコンニチハします。
このディパックは上下2気室構成なので、上部気室は重量のある食料、下部気室は他の装備品に分別しています。
何で重いモノが上かと言うと、山でのパッキングは重いモノをザックの上の方に配置して安定させるからです。
上部気室の食料デス。
上の左は折り畳み式で容量10Lのウォータージャグ、右は浄水機能付きストローです。
下は左から500mlの保存水4本、5年保存のミルクキャラメルとビスコです。
とにかく、水の確保についてウェイトを置きました。ジャグ、今はぺったんこになるアウトドア用バケツもあるからソレもいいかな~とも思いマス。
非常食、以前は
船舶用救難食2個を用意していましたが、前回交換を忘れて期限から結構経ってしまったので、直ぐ手近に買えた缶詰にしました。
今は、他にも
井村屋の5年保存のようかんとかもありますから、選択肢は広がりましたねー。
コレでは塩分補給は難がありますね。何か考えないといけません。
あと、ウォータージャグは畳むとこんな感じです。
ちなみに、キャラメルはコレとは別に買ったモノが今年期限が来たので開けて食べてみました。
ハイソフトみたいな直方体の柔らかいキャラメルです。賞味期限から4か月以上経ってから開けた(要は忘れてた笑)のですが、全く異常無く普通に美味しいキャラメルでした。
で、下部気室の装備関係はこんな風に収納しました。
中身はこんな感じです。
上の左から救急箱、ロープ、非常用テントです。
テントの下は左からLED懐中電灯、発電機能付きラジオライト、上が
防災用メガネ、下はマルチツールナイフです。
一番下は左からゴムいぼ付き軍手、ラジオライトのケータイ充電アダプター、ローソクです。
テントは、実際は単なる雨よけです。構造的にはリング状のビニールシートで、付属のひもで三角形の頂点を渡すように張ります。昔の三角テントみたいになるようですが、両サイドが無いので吹きさらしです。阪神淡路大震災で避難所からあぶれた方がいたコトを参考に、無いよりマシで装備に追加しました。
ラジオライト、コレは3代目です。ケータイ充電アダプターはガラケー時代のコネクタのみなので、USB変換ケーブルを買い足してマス。ちゃんと充電するかも確認しました。(笑)
ローソクがあるのは、この非常持出を最初に用意したころはエネループも発電ラジオライトも無い時代だったので、電池は切れると言う前提で明かり用に用意したものです。
救急箱の中身です。
左から救急箱本体にはさみとピンセット、脱脂綿、通常包帯2巻きと伸縮包帯です。
包帯とかの下は左から油紙、体温計、綿棒、絆創膏、サージカルテープです。
下は左から三角巾、ガーゼです。
絆創膏とかは、もうちょっち自前でアレンジしないといけませんねー。
最後に、コールマンのサバイバルキットです。コレは日本未発売の頃、グアムに行く機会があり現地で見つけて購入しました。なので、現在日本国内で売っているモノとは中身が違います。
上の左からアルミブランケット、ホイッスル、折り畳み式ハサミ、水の消毒剤、フード付きポンチョです。
その下は左から防水マッチ、イルミスティック(パキッて折るようにすると発光するスティック)です。
その下は左のポーチに収納されているファーストエイドキットで、絆創膏、アルコールパッド、無菌パッド、モールスキン(!)やらサージカルテープやらです。
こうしてみると、ぶっちゃけ市販の非常持出の食料強化版ですねー。
コレで、重量は6kgです。
まだまだ見直すトコロが一杯です。
タオルやティッシュの類がありません。タオルを使う時なんて止血とか有り得ますが、普通のタオルを入れっ放しぢゃ衛生上良くないですし、圧縮タイプはコレを使う有事に貴重な水をタオル復元ごときに使えるか、と言う問題もありマス。
検討課題の1つです。
で、考えてみました。(笑)
先ず、百均に行ってプラスチック製の茶筒と弁当箱用の巾着袋を買ってきました。
茶筒にしたのは、サイズの関係と湿気程度なら防水効果が期待できるからです。
で、茶筒の中身を出して、アウトドアな方なら万能ペーパーとして利用するトイレットペーパーを出してきます。
で、トイレットペーパーをin !
サイズは計ってあるのでバッチリです。
ぢゃ、非常持出に追加してみませう。
・・・ダメだ、こりゃ・・・。
輪をかけて酷くなったっぽいですねー。(大汗)
非常時にこんなモンをブラブラさせて走ったりしてたら危険ですね。
ザックカバー(ザックを雨から守るカバー)でも付ければ、引っかかる要素が減ってマシになりますかね・・・。
ホントに反面教師にしかならんな、コレは。(爆)
マア、こういった装備は置き場所や使用者(家族構成)とかで内容変わりますよね。
自分の場合は水害や土砂災害のリスクが低い状況ですが、考慮する必要があれば追加全体を見直さないといけません。
非常持出を準備して思ったコトは、「断捨離」が肝だなあってコトでした。
アレもこれも持ってはいけませんし、登山家のように訓練していない一般人が背負える重さは体重の1/3と言いマス。
限られたリソースの中で、プライオリティをつけてパズルのように組んでいく作業ですねー。
まだまだ、モディファイしていかなきゃなー。(溜息)