
自分が抱えている慢性疾患(笑)に、「お出かけしたい病」と言うのがあります。
この疾病、有効な薬物療法が確立されておらず、患者本人を遠隔隔離する対処療法が推奨されています。また、隔離先は患者本人が決定する場合が大半です。(爆)
と、言う訳で、週末近くから「お出かけしたい病」の発作が出始めてしまったので、療養のため安曇野に行ってきました。
何故安曇野かと言うと、予約を入れたのが前日の土曜日、連休が始まっていて取れるトコロはそうそうありません。
で、例によってiPadの楽天アプリをイジイジ、超オフシーズンで破格になっているホテルアンビエント安曇野に行ってみることにしました。もちろん、温泉 & ご飯付きです。
今回は、フレンチのコース付きのプランで予約してみました。と言っても、実売は5,000円のコースです。そんなに期待しちゃいけません。(笑)
松本経由で美ヶ原や野麦峠スキー場には何度か行ったコトはありますが、安曇野は初めてです。
笹子トンネルの事故の影響で、連休とは思えないほど空いている中央道をひた走り、困ったことに正午には諏訪SAに着いちゃいました。せっかくなので諏訪湖の写真でもと、
Nikon COOLPIX S6100を取り出して電源を入れると・・・レンズバリアがちゃんと開かない・・・。
がびーん・・・。
最近、本来用途の為に身内に使わせたんですが、その時に落としたらしい・・・。
なんせ実売1諭吉、修理するより買った方が・・・。(茫然)
お昼する気が失せました。
なので、今回の画像は全部スマホのカメラです・・・。
さらに、まる3か月おとなしくしていた
ATのロックアップクラッチ異常のエンジンチェックランプが再点灯・・・。
しょうがないので、傷心のまま北を目指します。目的地手前の梓川SAに着いたのが13:00頃、お昼と時間調整で少しゆっくりします。
SAに展望用の丘があるので、登ってみます。
良い天気です。雲がかかってますが、アルプスがハッキリ望めます。
で、チェックインの時間に着くよう見計らって出発、15時には着いちゃいましたー。
ついて一息入れたら、やっぱり温泉 !
高熱の風邪をひいて以来、肩や肘の調子がイマイチなので露天で山景色を見ながらノンビリつかります。
お風呂の後は、ご飯 !
ご飯中は写真撮ったりしない方なんですが、今回はスマホカメラの性能テストを兼ねて撮ってみました。
で、そのご飯、前菜からスープ、どうもしっくりきません・・・。ひょっとして、外し ? と不安がよぎります。
が、メインで挽回してくれましたー。ヨカッター。
外しだったら、ご飯の事はスルーして無かったことになってました。(笑)
ご飯写真は、ご要望があればupします。
枚数があるので、日記にはメンドくさくなるので割愛シマース。(逃)
ご飯で一安心の後は、も1回温泉であったまって寝床にGO !
翌朝、窓を見ると雪 !
雪の予報だったので、覚悟はしていましたが・・・。
まあ、降ってるモノはしょうがありません。とりあえず、朝ごはんです。普通に和洋ビュッフェですが、何故かおそばや焼いた岩魚も並んでます。パンも、長野らしくリンゴのペストリーがありました。
しっかり腹ごしらえした後は少しノンビリ、時間ぎりぎり目でチェックアウトしました。向かう先は、大王わさび農場です。
黒沢明監督の映画「夢」の撮影が行われたことで有名ですね。あの映画を見て、機会があればゼヒ行って見たいと思っていたので、雪が降ってようが気温が氷点下だろうが、躊躇はありません。
わさびは清流で無いと育てられないですが、映画の撮影時は、それが問題になったそうです。以前映画好きの方から聞いたのですが、「夢」の撮影時、あまりに清流過ぎて水面に空や雲が写り込んでしまうので、カメラに写らないようにでっかいシートを屋根の様にして映り込みを防いだそうです。
で、その清流がコレです。
天気は小雪、日光はさしていません。なのに、この映り込み !
川に近づくと、文字通り「透けて見えるような」透明度でした。
で、農場内をお散歩です。メチャ寒いです。素でイヤーバッフルが欲しい位。
それでも、こんな景色に出会えます。
寒さで思考回路が止まりつつあったので、レンズに指がかかっているのはご容赦をば。
コレ、橋のたもとで撮ったのですが、コレが反対側にも続いています。
違うわさび田では、わさびの植え付けが行われていました。
機械でなく、人力です。しかも氷点下・・・。
農業関係の皆様、ありがとうございます。
で、流石に寒さで限界になってきたので、レストランに入ってお昼にしました。
オーダーしたのは、わさびカレー。
わさびでカレーが緑色です。「日本式グリーンカレー」ですね。(笑)
わさびとカレーが喧嘩することなく、美味しく頂きました。
で、帰る頃に晴れました・・・。
ま、これで、当分「お出かけしたい病」の発作は出ないと思います。多分。(爆)
<追記>笹子トンネルについて
今回、往復とも中央道を使い、復旧工事の終わった笹子トンネルを通過しました。
先ず、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
上り線を走行する際は、カーステレオを切って無くなられた方に思いをはせつつ走行させて頂きました。
件の天井板が無くなったことでトンネルの高さが倍近くになり、圧迫感が大分緩和されました。
心理的には、以前より走りやすくなっている感じを受けました。
ただ、これも尊い犠牲の上でそうなったと言う事を、忘れないようにしたいと思います。