御主人のBenz、奥様の赤いAudiのブログ一覧

おっしゃあああああああっ !
一発合格ぢゃあああああああ !


スミマセン、ちょっちコーフンしました・・・。


思うトコロあって、いつでも飛行機の操縦訓練を開始できるように準備を進めています。
マア、準備ができたトコロで、実際に訓練を受ける経済的、時間的な余裕は皆無なんですが。(笑)
toto銀行には定期積金をしているので、いい加減利息付きで引き出しに応じるよう言ってるんですケドね。(爆)

操縦訓練は、クルマの教習のように気軽には始められません。無線の免許と、航空身体検査を受けてパスして(その後に国から操縦訓練許可証を貰って)からでないとダメなんです。
まあ、無線免許は教官同乗のうちは無くてもいいですが、単独飛行(という訓練があります)までには必ず持ってないといけません。
飛行機の操縦イコール管制官との無線通信でもあるんです。クルマで気軽にコンビニに入るように、勝手に着陸は許されませんから。

で、一昨年の11月に、非常に難易度が低くほぼ自家用な「航空特殊無線技士」の資格は取ったのですが、昔の夢を追い求め、今年の2月に上級資格の「航空無線通信士」を受験してきました。
そして今日、合格通知が届きましたー。(嬉嬉嬉嬉嬉)

ちなみに、どんな資格かと言いますと、「これが無いとエアラインのパイロットや航空管制官には死んでもなれません(きっぱり)」。(本当)
お空を仕事にする方用の、プロスペックの資格です。

なので、試験問題も「まぐれ」では受からない内容です。
科目は4科目、無線工学、法規、英語、電気通信術の4科目です。
無線工学と法規は筆記、英語は筆記とヒアリング、電気通信術は実技です。
このうち、電気通信術は先に取った航空特殊無線技士の試験にも入っているので、有資格者と言う事で科目免除になります。

で、筆記なんですが・・・航空特殊無線技士の試験にも工学と法規はありましたが、難しさが文字通り「桁違い」です。英語、英検の準2級～2級レベルだそうです。合格率は40%前後・・・。
なので、科目合格と言う制度があります。総合では不合格でも合格点に達した科目がある場合、その科目が3年間受験免除になります。

今回、勉強を始めたのが遅かったのでメインは過去問題を解くだけなんで、正直自信ありませんでした。まあ、法規だけは頑張ればなんとかイケるカモな感じだったんです。
で、自分の場合、この系統の問題は出て欲しくないなあって思ってる問題は、過去だいたい出ました。(泣笑)
今回はソレを凌駕して、工学では過去5年分が入っている過去問題集に類似問題の無い ! 問題が出ました。それも複数・・・。
まあ、知識と推論で回答しましたケドね・・・。
英語もヒアリングが以前の方法から若干変更があったみたいで、読まれる文章がちょっち長めに・・・。しかも何かインド訛りっぽい人がしゃべってるし・・・。

試験が終わって出たのは溜息・・・。
科目合格どころか、これぢゃ全滅だあ・・・。もう一遍頑張って勉強し直しだなあ・・・。と、トボトボお台場の試験会場を後にしました。
イヤ、手ごたえみたいなものはちょっちあったんですが、自分の場合、手ごたえがあった時はダメな時というのが往々にしてあるので・・・。

合格通知を見返して、ちょっち涙が出そうになりました・・・。
合格したのはモチロン嬉しんですが、ティーンエイジャーの頃、将来の職業として本気でプロパイロットの道を見据えながら、視力と言う不可抗力の理由で飛ぶコト自体が許されなかった・・・。
そして今、条件が緩和されて自分の視力でもOKになり、無線もプロ必須の資格が取れました・・・。

コレがゴールぢゃアリマセン。ケド、昔の夢にちょっちだけ追いつくコトができました・・・。


と大上段に振りかぶってますが、分かる人が見れば「お前、バカ?」と言われてもしょーがないです。(笑)
ハッキリ言って、自分はおバカですから。(爆)

工学、趣味でご自宅にダイオードのストックがあるような方(誰笑)、昔BCLをやっていたような方は十分素養があります。
法規、勉強すれば何とかなります。
英語、海外赴任や頻繁に渡航されている方、仕事で英語使ってらっしゃる方から見れば、「何コレ簡単」なレベルです。自分から見ても、難しいとはちょっち違います。
電気通信術、練習すれば何とかなります。と言うか、練習しないと無理ですが。(笑)

興味のある方、財団法人 日本無線協会のホームページから過去問題がダウンロードできますから、見てみてくださいませ。
バリバリ理系の方なら、やっぱりコイツはバカだと分かります。(笑)


お金が無くても、できる準備はマダマダあります。操縦訓練には座学もありますし、ATC - 鉄ちゃんの方ぢゃなくて、Air Traffic Control(航空交通管制) - の無線交信の勉強も。

マア、気が向いたら始めます。趣味ですから。(爆)


# 旅はまだ終わらないぞ、と。