
Virgin GalacticのSpaceShipTwo墜落事故から2年近くになりマス。
痛ましい悲劇を乗り越え、SpaceShipTwo2号機"Unity"がWhiteKnightTwoに装着された形での初飛行に成功しました。
事故当時2号機は既に製造中で、ピッチを上げて製造と試験を繰り返していたようです。
人類の夢「普通に行ける宇宙旅行」は、再び宇宙(そら)を目指します。Go Ahead ! Virgin Galactic !
さて、2年前の自分の日記で事故に触れているので、1号機の墜落原因について書いておこうと思いマス。
ぢつは、事故の1年後にはNTSB(The National Transportation Safety Board : 日本の航空鉄道事故調査委員会に該当)が最終報告を出しています。コレは、かなりの早さと言えるカモしれません。
で、日記に書こうと思ったんですが、当時は日本でも航空事故が続いた状態で、ヒコーキに興味のない一般の方には分かりにくい世界なのでヘンな誤解やイメージを持たれるのを懸念して自粛してました。ぢつは、この日を待ってました・・・。
結論から言うと、ヒューマンエラーでした。
その時の日記に書きましたが、SpaceShipTwoには主翼転回機構があり、不適切なタイミングで転回機構のロック装置が解除されたため主翼の分解と墜落に繋がったとのコトです。
ヒューマンエラーと言っても、全て人間のせいにするのは単なるおバカな根性論です。それで何とかなると言うなら、交通安全のステッカーで交通事故は無くなります。
今回の場合、例えば重要な操作装置のインターフェースは適切なサイズや形状であったかも重要な要素になり、実際Virgin Galacticは事故後から早々に見直すと表明していました。
独逸車の安全性は抜きんでていますが、コレは日本の人口の半分の国で交通事故件数が日本の倍という、想像を絶する交通戦争で文字通り血を流して - それも膨大な量の - たどり着いた結果です。
対策を施されたUnity、いずれ高度100kmの宇宙を飛ぶ日が来るでせう。その映像が届く日を、心待ちにしてマ~ス !
Posted at 2016/09/10 01:27:46 | |
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