御主人のBenz、奥様の赤いAudiのブログ一覧

今年のプラベートな目標としては、クルマの話は置いとくと(笑)「航空身体検査を受ける」と「ヒコーキを飛ばしてるクラブ/スクールにお邪魔(見学)する」を元旦に書いてましたね。
航空身体検査の方は、受診はまだデス。受診のための下準備がもうじき終わるトコロですう。
で、もう1個の方、クラブ見学、行ってきましたー!
みん友さんで世界選手権グライダー曲技飛行競技の日本代表、タイラップしめしめさまが加入している「日本グライダークラブ」にお邪魔して、グライダーとモーターグライダーに体験搭乗してきましたー!

今回はタイラップしめしめさまのご厚意でアテンドしていただけることになり、AMに某所集合、自分がタクになって現地へGO! あ゛、クーペ君ボディカラー白だから、文字通り白タクだー。(笑)
連休ってコトでクルマ多めの高速を順調に走って、お昼近くに無事板倉滑空場に到着〜。現地でお世話になるクラブの方々にご挨拶デ〜ス。体験搭乗自体は有償なんデスが、そのコストは搭乗するグライダーやソレを引っ張る曳航機の機体運用コストで、それぞれの機体を操縦するパイロットさんや地上クルーのみなさんはボランティアです。ビジネスでなく「クラブ」としてメンバー相互で運営されているワケなんデス。

現地に着いたら運転疲れをとる休憩 & 軽食(がっつり食べると大惨事になる!)を入れて、クラブの方とお話ししつつ順番を待ちます。天気や雲の状況からグライダーの硬度を上げるサーマル(上昇気流)が良い感じで、まさにグライダー日和とのこと。他にもグライダーパイロット向けサングラスや航空身体検査医の選び方とか、実際にやってる方とのお話はホントに為になります。
あ゛、エンジンの無いグライダー、曳航機とかで空に上がった後はサーマル(野原で鳥が旋回しながら上昇してるやつ)や斜面上昇風(海沿いの崖とかで鳥が上昇してるやつ)とかを使って上昇します。上手な方はこれらを見つけて使って、何時間も飛んでると・・・。

で、順番が来ていよいよ搭乗って時に・・・なんかサーマルがしょぼくなってきちゃいましたー。マア、天候の影響受けるのがスポーツですからねえ。自分もオートバイトライアルの現役時代は、天気に泣かされましたよ・・・。(遠い目)
何はともあれ、準備して乗り込んでシュッパーツ! 25年近く前にやったセスナの体験操縦の記憶を引っ張り出しながら、風景や機体の挙動を感じます。曳航機に引っ張られながら、時折「ポコっ」って感じでサーマルを受けて高度が(ビミョーに笑)上がるのが分かります。で、曳航機の索を解除してグライダー単独飛行に入ったんデスが・・・サーマルがショボくを通り越して無くなってきてしまい、高度をグンと上げられません。操縦するインストラクターさんがかろうじて残っている小さなサーマル、多分直径10〜15m位デスかね、に機体を捩じ込んで踏ん張りますが「ピョコッ」と上がるだけで直ぐ戻る・・・。残念ですが、今回はグライダーの醍醐味、上昇気流を使った上昇と飛行は無理でした。駄菓子菓子! グライダーのマニューバ(機動、クルマでいう操縦性デスかね)は感じられました! 誤解を恐れず言えば、セスナはトラック/1BOX、グライダーはスポーツカーです! 昔のセスナ体験操縦、国外なのでソレなりに色々な機動をしたんデスが、グライダーの方が全然シャープ! 操縦を楽しむなら断然グライダーと言われる理由が分かりマス。
で、まあ、上昇風が受けられない = 高度が上げられない = エンジン無いから降りるしかないで戻りました。んでもって、酔いました。(爆) 子供の頃は車酔いする子だったし。シャープなターンが続いて下の景色とかも見てたので・・・。自分で飛ばせばダイジョーブ?

着陸後は、酔い覚まし休憩(笑) & クラブの方との談笑タイムですう。ヒコーキ飛ばすのは1人ぢゃ無理で、滑走路の管制や当番のインストラクターの方、自分で飛びにきて順番待ちの方、なんか飛ばないけど来てる方(笑)、クラブなんで皆さんイロイロですう。こういう時のお話も楽しいデスよね。

で、事前には諦めてたモーターグライダーの体験搭乗もできるということで、お願いしましたー。モーターグライダー、見た目は軽飛行機っぽいですがエンジン止めて飛べる性能がグライダーレベルですう。翼も長いし。乗り込んで、インストラクターさんがチェックリストに従って操作を始めるとテンション上がりマス。今度はエンジンついてるので(笑)、サーマルを気にせず普通に飛べます。マニューバもグライダーとさして変わらずシャープですう。で、やっぱり酔い気味になってくんデスが、あるターンの時に頭に急に重さがかかります。所謂縦Gデスね。おそらく2G位とヒコーキ飛ばすには普通なレベル、でも瞬時に立ち上がってかかったので・・・ハイ、ガッツリきましたよ・・・。勿論「ぶちまけて無い」デスが。くそう、クルマならブレーキ踏力100kgオーバーの1G自分で出してるのに。イヤイヤ、滅多にできる体験ぢゃ無いですからね。自分でやればダイジョーブ?(2回目)

着陸する頃には良いお時間、クラブのみなさまは飛ばした機体etcの撤収作業デス。素人ビジターは離れて見学し、クラブハウスに移動してデブリーフィングにもお邪魔しました。今日はなんと4.5h飛び続けた方がいらっしゃいました! 上昇気流があってソレを利用できれば、燃料切れの心配無く延々と飛んでいられるワケですねー。

で、デブリも済み本日終了! 酔ったのは悔しいし残念だけど、やっぱり全てが良い体験でしたー。日本グライダークラブのみなさま、ありがとうございました & お世話になりましたー。
と、タイラップしめしめさま、お時間いただいてホントにありがとうございました & 帰路すみませんでした。(縦G酔いがガッツリだったので休み休み運転してました滝汗)

課題も残りました。今まで自分では分かっていて敢えて避けていたコト、現地で言われたコトです。仮にライセンスを取ったら、その後どーするのか。ヒコーキの免許って、クルマのペーパーゴールドはできません。まともな国なら定期的に、自家用やプロ問わずパイロットライセンサーは「技量審査」を受けてパスしなければなりません。バックれたり落ちたりしたら免許がなくなります。航空身体検査も、自分のお歳頃だとプロ/自家用問わず毎年受けなきゃなりません。
子供の頃の憧れ/夢が視力条件で破れて、それが緩和されて勢いと思い込み?だけでここまでステップを進めてきました。真剣に進め方のロードマップを考える時が近づいてマスかね。
乗るなら何にするのか。グライダー、モーターグライダー、飛行機は全てライセンスが違いマス。かかる金額も。(笑) で、進めるならどーするか、ソレとも尻込みして諦めるか。
航空身体検査で不適合(失格)というオチもありますが。マア、先ずはこいつを通しますかね。