
ホントは、昨日の日記にするつもりの内容でした・・・。
CarViewのニュースでも出てましたから、もうご存知の方もいらっしゃると思いマス。
東欧はスロバキアで開発された空飛ぶ自動車、"AeroMobil3.0"がウィーンのカンファレンスで発表になりました。
この僻地日記で以前書いたアメリカの"Transition"に続いて、実際に飛行可能な機体もとい車体?の登場です。
何故東欧?とか、東欧でダイジョーブか?なんてご意見もあるかもしれません。
ぢつは東欧、General Aviation - エアラインとか国とかでない一般系の航空が盛んなんです。
グライダーやモーターグライダー(エンジン付きグライダー)の新造機を買おうと思ったら、ほぼ東欧系です。しかも高性能機がずらり !
小型の飛行機も、軍用ジェット練習機を含めて興味深い機体がいくつもアリマス。
AeroMobil3.0はデザインがスーパーカーチックで、Transitionに比べて受けは良いかもしれません。(笑)
自分も、カッコいいと思いますです、ハイ。
でも、Tansitionは自動車としてのクラッシュセーフティに対応して、エアバッグも付いてマス。
AeroMobil3.0の自動車ステアリング、航空機形態の操縦輪が重なっているので運転操作性はかなり悪いと思われます。ていうか、あの形状ぢゃ自動車の時の緊急回避操作とかムリ ! デザイン優先ですね。
で、この2機、大変興味深い共通点がイロイロあります。
全長:AeroMobill3.0 6m / Transition 6m
Wingspan(翼長):AeroMobill3.0 8.32m / Transition 8m
速度:AeroMobill3.0 124マイル(最高速) / Transition 100マイル(巡航速)
飛行可能距離:AeroMobill3.0 430マイル / Transition 410マイル
思わず、へーって唸っちゃいますね。
どちらも同じロータックス社の912エンジンを使用しているのと、見た目はだいぶ違いますがディメンションが似通っているので、性能的には同程度と言って問題無いでせう。
機体重量は、自動車としての安全要件を満たしているTransitionの方が重い筈ですから、その分だけ数値の細かい部分に差が出ているようです。
どっちにしても、機体のコンセプトアプローチは「公道走行可能な飛行機」ですね。
Transitionは既に297,000ドルで販売が決まっていて、10,000ドルの予約金を受付中です。
AeroMobilも負けずに頑張って、この分野を盛り上げて欲しいですね !
Posted at 2014/11/03 00:35:12 | |
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