2nd.Ltの「人生横滑り」のブログ一覧

ヘッドガスケット終了から1週間。修理をお願いするファクトリー23の方は改造中の車があるので、まだ車を持ち込んでいません。
車の方は触媒ストレートを純正触媒に戻す為、折れたスタッドボルトを先週何とか除去して、バケットをノーマルシートに戻し、切れていたバックランプを取り替えたりと、特にこちらで修理はしていません。

車にかかりきりでドリフト三昧の1年をが過ぎて、バイクの方は遂にフロントフォークのオイルが漏れて来ました。よりによってこのタイミングで。
完全に抜けた左フォーク。手でスコスコ動きます。ダンパー性能ゼロです。


これは今日の写真。右フォークです。このバイク、左右でサスの内部構造が全然違います。右フォークは漏れてなかったけど、両方とも予防交換です。
昨年オイル交換したので綺麗な赤色です。劣化してるとねずみ色の汚いオイルが出てきます。

フロントフォークを分解した所、フォーク底のボルトがどうしても抜けませんでした。
ハンドツールでは不可。六角ボルトだけど、狭いので六角のソケットが入らない。

と言う事で、車、バイク共に使えない状態で歩いてホームセンターに行く事に・・・・
車ではすぐだけど、歩くと1時間近く掛かる。
いかに車やバイクに頼り切っているか、実感する日でした。

何とか電動インパクト用の六角ビット（ロング）を手に入れて戻って来ると、すでに2時間が経過していた。足痛い。と言うか、ランニング用の靴って走る時は良いけど、歩くと靴擦れしやすい様な？
帰りは走ると痛くなかった。

これは左フォーク。こっちは見慣れた形です。左右でサスの違うヘンタイバイクです。フォークシールとスナップリングを外してボトムケースからシャフトを抜きました。
下側のオイルシールはシャフトをコンコンと上方向に当てながら抜くと取れます。

で、このシャフトは、写真右に小さく写っているボルトを抜かないと外れません。
これが硬くて、インパクトでも車両から外した状態では外れず、仕方なくもう一度車両に組んで、車重を掛けてシャフトの空回りを止めて、何とか回りました。
今回は指定トルクで組み付け。次はちゃんと普通に外れるでしょう。

上からオイルシール、ワッシャースライドメタル（上）（下）です。ワッシャー以外はフォークOH時に交換する指定でした。割りが入っていて簡単に取れます。
交換したらケースに入れて、スライドハンマーでフォークシールを打ち込みます。
打ち込んだらスナップリングを再利用してはめます。

今回とっても活躍したフォークシールハンマー。
悩んでいるより、思い切って挑戦したほうが、技術の引き出しが増える。

フォークの組み立ては苦労した・・・との書き込みもありますが、確かに。
左フォークはスプリングを手で圧縮しながら、フォークのボルトを舐めない様に締め込む必要があります。
大変ですが、どうやら、私のパワーなら行ける様です。でも、このバイクの愛好会の年齢構成は非常に高いので、大変？と言うか、みんなお店に出してるのでしょう。

何とか快適なサス性能に回復させる事が出来ました。フォークシール交換は、慣れれば半日でしょう。ベアリングは昨年、あらゆる所を新品にしてるので、足回りで不安は無くなりました。後は、同調かな？

しばらく車には乗れないし、やっつけ仕様になっているブラケット類を削り出したり、
凝って見よう。
でも、早くシルビアに乗りたいなあ。それまではYOUTUBEのYZ走行動画オタク兼、バイクマニアとして過ごします。

ここしばらくドリフトはお休み。サボって来たバイクのメンテナンスをしなくてはならなかったのです。
久しくツーリングにも行ってないし、安心して乗れる様にしないと。

取りあえずやった事。
①アップハンドル化

腕が短いので前傾姿勢になります。アップハンドルの車体でも攻めの姿勢ｗｗｗこれは辛い。
まあ、バイクはフルロックターンの切り替えし位が難なく出来ればそれで良いのでは。攻めの才能は無いし、とにかくロングツーリングを楽にやりたかった。
車のハンドル交換とは訳が違います。
バイクのハンドルにはブレーキ、クラッチライン、チョークライン、各種スイッチのハーネス、スロットルケーブルが来ています。これらを延長したり取り回しを変更しなくてはなりません。
・・・良く考えると暴走族のアホのバイクは結構技術の必要な改造をされている事になりま・・・す？
 
純正のブレーキホースの長さを測ります。たこ糸を使いました。約1000mmでした。
150mmの延長として1150mmのホースを左右キャリパーに接続しなおす必要があります。輸出専用モデルなので日本語の情報はおろか英語の情報もありません。
向こうの人は足も手も長いからかな？

ヤフオクの激安ステンメッシュホース、絶対ダメ！！！！
3本中3本がバンジョーのカシメ部から漏れました。
以前買った別の激安ホースは問題無かったので油断してました。
使えたのはバンジョーボルトだけ・・・・全てSWEDGE　LINEに変更しました。
とてもカッチリしたタッチになりました。
②ホイールベアリング交換
重量級（300kg）の車体。（250ccは150kg位です）そりゃベアリングも経たります。
毎日乗るので1年で来ました。（前回は丁度1年前）
取り回しがおかしくなるので分かります。

こんな感じ。片面シールタイプのベアリングが純正指定なのですが、バイク屋の主人に聞いた所、両面シールタイプのベアリングに交換するのが今のトレンドとの事。
適合するベアリングを取ってもらいました。これで水とかの進入に強くなるので少しは寿命延びるかな？
③シートの張替え
少し座面が切れて来たので以前からやりたかった張替えを行いました。
カーボン柄です。半日以上掛かりましたが、何とか上手く張替え出来ました！
結構自慢です。タッカーを使います。

こんな感じ。シートの前後を仮止めして左右を伸ばしながら張って行きます。
かなりの数のタッカーの針を使用します。
根気の勝負です。

アップ。結構難しい部類のシート形状ですが、似たような形状のシートの張替え順序をネットで参考にして張りました。車内の小物にも応用する予定です。
購入先のHPに掲載されるそうで、次から割引が効くようです。ラッキーでした。
④メーター照明のLED化
シルビアのメーター照明で沢山買って余ったT5が使えるかと思ったら、T10でした！
マルツパーツ館でLINLMANと言う安いLEDバルブを作っているメーカーを発見。
LEDバルブ2個で550円は良いですね。

こんな感じに。以前は電球の頼りない照明でした。
今回はブルー照明にしました。

ウォブル現象（手放しするとハンドルが低速で振られる）が出ており、次はステムベアリング交換になります。
通勤とロングツーリングを支えてくれる僕のパン・ヨーロピアンのメンテはしばらく続きます。

これが終わったら、車に戻って来ます。
でも、シーズン的に冬季チャレンジの季節。

雪上・氷上サーキットの走行に入りますので、車高アップ！、マッドフラップ再装着！スタッドレス装着のスパイクタイヤ携行になりますのでターマックのドリフトはしばらくお休みかも知れません。

バイク通勤してます。
会社に駐車場が無いからです。

あ、間違えました。
最初派遣で来た時、
『車通勤ですので駐車場のあるアパート借りて下さいね』

って言われて、アパート契約して
『あ、やっぱり駐車場無いので自転車かバイクで』
と言われ。

こうなりました。（かつて乗ってたぜルビス）
最初は雨の日、不便だなーと思ってましたが、車通勤をした場合、駐車場を借りると100m位、グレーゾーン駐車でそれ以上の距離を余裕で歩いて出社しなくてはなりません。

仕事部屋のまん前にバイクを駐車出来る幸せを知ってしまい、車通勤はどうでも良くなっていました。そして大型を取り、紆余曲折を経て、
300kgのくそ重いツアラーに乗り換えました。

風は当たらないし、荷物は積める。
余裕のトルクで・・・すり抜けは制限されるが・・・。まあ、お気に入りのバイクです。
この冬、雪が降ったり、バッテリーが弱ったり、シルビアからブースターで始動させたりと手が掛かる様になって来て、乗れない日々が続き、不動になりました。

バッテリー新品にしても、プラグ焼いてガソリン飛ばしても一向に動きません。
そして、冬季チャレンジでずいぶん遠征費を使ってしまい、バイク屋に出すお金の余裕もありません。
『やってやる、やってやるぞ、相手がザクなら人間じゃないんだ！僕だって！』
・・・あれ？

と言う訳でキャブレター清掃を初めてやる事になりました。
でも、輸出専用モデルでした。
え、英語かー。でも案外聞き慣れた言葉が多いし、図解で何とか分かります。
でも、前のV型2気筒のタペット調整で外した時は苦労したしV４ってすごく
取り外しにくそう。そして、不安は的中し、さっぱり外れない。
力掛けすぎるとバイク倒れそう。

キャブの取り外しは色々ネットで調べると・・・『タイヤレバーを使ってこじる』
「えええーまじっすかー。まじでした。ねじ緩めようが、ゴムにやさしい潤滑スプレー使おうがテコの原理が必要です。

まあ、一度脱着して潤滑させるとプラハンで叩くだけでもしっかり入ります。
新品のインシュレーターだったらもっと簡単でしょう。
そして汚いキャブ

漏れたガソリンで外側を洗う。 （火気厳禁）
無くなったら灯油で洗う。（こっちは着火しにくいけど同様）

歯ブラシ使って気になる所は全て磨く。
フロート室？結構綺麗でした。ジェットはメインとスローを外して一応貫通させました。詰まってたかどうかは？です。

それぞれのキャブにエアーとガソリンの配管があるので分解してパーツクリーナーで貫通、ごみの無い事を確認します。
ダイヤフラムの所に意外なもの発見。

お、お前はエアクリーナー！！（の破片）
こんな所に居たのか！道理でインテークパイプの先に居ないと思ったぜ。
ははは、こやつめ。

一通り掃除してバイクに装着。・・・あれ、バッテリー弱って来ても掛からない。
メンテナンスマニュアルの　"Ignition System"の項目もチェックする羽目に。
コイル、パルスジェネレーター、カプラーを抜いて抵抗値をチェックしても正常値です。あれ？

では、キャブ清掃やり直しでしょうか？そうですか。やり直します（泣）
今度はパイロットジェットも外して洗って、2と1/4回転戻して（アメリカ４９州仕様）
多分、これやってなかったからかなあ？

これでようやく掛かりました！！直すのに１ヶ月近く掛かった。
キャブの同調は近所の人が文句言いそうだし、別の所でやろうかな。