2011年04月26日
Inch-Key.なドライビングテクニック・・・VSびつ
今日会社で被災地ボランティア派遣の事務連絡が・・・
これでやっと大手振って行けるなと。
ただし、来月20日前後に人事の発令があるので、手配が大変です。
ということで、こんばんはでございます。
みん友さん共通の意見は・・・90系びつは「重い・走らない」 という意見が多いので・・・
と言うのも、皆様の車のコンディションの問題もありますが、やはりこれはCVTの癖かなと。
自動ミッションで言う事の欧州車と日本車の大きな違いは、アクセル開閉に対するリアクションの違い・・・
これは普通のATミッションでも言える事であります。
しかし、この90系びつのトランスミッションは・・・・・ 私的に考えるとですね、
「これはこう言うものだと思って乗らないと・・・」という誤解を招きやすい代物かもです。
差しさわりのない速度域でいうと、ワタクシの巡航の場合60km/hで約1200回転です。
この数値はメーター読みなので、それなりの値であるという事でご理解ください。
で、この数値を覚えておいてください。
この車でスピードに乗せるにはどのようにしたら乗るかという事の問題です。
もちろん、年式によってECUのロジックが若干ではありますが変わっています。
あくまでも最初期型のカピパラ顔のヴィッツでの話ですけど。
ただし、代車で様々なバージョンのヴィッツに乗りまして試したところほぼ変わらないので・・・
こんなものではないかと。
まず、過去のAT車の感覚は一切捨てて掛かった方が良いという事です。
この車アクセルを踏み込んでもキックダウンと言う作用は期待できないと思った方が良いかもです。
この車の特徴は無段変速なので、キックダウンで感じるシフトダウンのインフォメーションがありません。
ただ、漠然とエンジンが吹き上がるという感覚だと思います。
で、あんまり加速しない感じがすると思います。
「音ばかりで前に進まない。」と言う感じでしょうか。
10系ヴィッツのATミッションはコンベンショナルなタイプです。
この場合トルクコンバータとロックアップクラッチの切り変えと、4速の固定ギヤ比の切り変えで変速します。
なので、踏んづけるとカタッとシフトダウンしてトルク感を感じて加速しますが、CVTはそうではありません。
ベルト式のCVTなので、プーリーの直径を変えてギヤ比を加速側に振り、ロックアップを解除して、トルクコンバータに接続して回転を上げて行きます。
その際、ただ踏むだけだと、ギア比が低いままで止めおかれて加速しても速度が乗ってこないことになります。
俗にいう「引っ張れない状態」です。
それって、私的に我慢できない状態なのです(笑)。
ということで、いかにヴィッツのECUをだますか(言い方は悪いですが)という事になります。
NZ VS ECUという事になります(笑)。
ということで、前置きが長すぎました(^_^)v。
で、私のアクセルワークの一端をご披露します。
急がば回れという事で、この車の場合アクセルベタ踏みはまず厳禁です。
まず、加速の場合2/3くらい踏み込んで気持ち戻します。
アクセルを戻すと、ECUはシフトアップの信号を出しますから、ギア比は高速側に・・・
という事で、アクセルの動きでギア比がシンクロしますので、戻すとシフトアップを繰り返して加速します。
高速側に入るとトルクがかかった状態で、滑らかに加速していきますので・・・
と言うのも、この2SZエンジンは、回すとノーマルマフラーでも結構やかましいエンジンです。
フリクション低減用の0W-20なんてオイル入ってますし。
この状態の音はとてもきれいな音がします。
2000~4000回転あたりで引っ張ると、そこがスイートスポットみたいでそれなりに加速します。
ということで、この車踏むだけでは速く走れませんよということで・・・
エコランの場合は・・・
私が良くやる手ですが、2000回転くらいまで引っ張ってアクセルを全戻しし、タコメーターの針が1000回転くらいになったらアクセルをまた踏みます。
すると、ミッションはロックアップ掛かった状態で1200回転で最高段あたりでつながります。
そして、そのままやわやわ踏めばその状態がキープできますので・・・・
60km/h 1200回転という状態が作り出せるわけです。
もうちょっと走りたければ、そのままやわやわ踏めばぐっと加速していきます。
燃費もおそらく良くなるはずです。
あと、戦闘モードでコーナーの立ち上がりでシフトダウンしたいとき・・・
オーバースピード気味にコーナーに進入して、わざとらしくブレーキを踏みます(笑)。
すると、びつのECUはシフトダウンの指令をCVTに出しますので、最適値にギヤ比を落としてトルクコンバータに切り替えます。
という事で立ち上がりの加速を生み出すわけです。
立ち上がったら、アクセルを微妙に戻して再加速すればそれなりに走れます(笑)。
イン・インでコーナーに入り、アクセル戻してタックイン出して、ブレーキを踏んでまたアクセル踏んでということの繰り返しになります。
これで、煽ってきたスイスポさんを峠のダウンヒルでぶっちぎったのですが・・・
まあこれはTRDさんの足回りのおかげだともいえますが(^_^;)。
でないと、インインでコーナー突っ込めません。
と言うのも降坂制御でブレーキ踏むとエンジンブレーキ側に制御が動くことを応用してます。
ということで、Dレンジ入れっ放しの横着な運転ですが・・・
パドルシフトあってもおそらく使わないだろうなということで・・・
Sにも滅多に入れません(笑)。
この車を速く走らそうとするならば、アクセルをベタ踏みするだけではダメなのです。
どうも90系ヴィッツは脱力系なので・・・
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ドライビング | クルマ
Posted at
2011/04/26 22:41:31
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