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イイね!
2011年05月24日

エンジンについて・・・ 

みなさまこんばんは。

悪乗りして「あやまんJAPAN」の画像を見て大笑いし、パスタ噴きそうになったNZでございます。
(見たい人はあやまんJAPANでググってください。)

土曜日の深夜はケータイ大喜利ですが、いくら投稿しても全く読まれません(._.)。
歌会始の今年のお題は岸だそうです。
和歌を詠んでみようと思いますが、これはまず選ばれることなど未来永劫に無いと思います。

キーボードならさらさらと文章がそれなりに書けますが、毛筆はからっきしダメです。

MAY-Jの曲を耳なおしに聞いて、 昨日の続きという事でこれを貼っておきます。

May J - Garden (CLASSIC HOUSE ANTHEM)

これは、おまけという事で。 これはこれで切れが良くいい感じのMIXです。(^_^)v


で、本題にということで・・・

今回びつのエンジン不調が発端で結構勉強させられましたというか、今のエンジンがどんな感じなのかという事でちょっと思う事を書いてみます。

まずですね、
1.部品の点数を減らそうとしていること。
2.ヘッドの幅を抑えたレイアウトになってきていること。
3.部品の再利用は考えて作っていないということです。

まあ、ツインカムだー と言っても今のトヨタの汎用エンジンでは・・・
2本のカムシャフトをシザーズギアでつないで駆動してます。
これは排ガス対策と燃費対策で吸排気効率を上げるための施策ですが・・・
燃焼室の頂上にプラグを持ってくるペントルーフ型とか、半球型とかの形を維持しつつ、
いかにバルブの挟み角を小さくするかという事を追及しているので・・・
ヘッド自体が3階建て構造になってます。
ということで、カムシャフトの下にボルトが来ているので・・・
温めた状態で増し締めできないという構造になっております。
そのかわりにきちんと圧着させるための方法もとられているようですが・・・

部品的にも、2SZのような安エンジンではラッシュアジャスタさえも使われておらず・・・
ローラーロッカーと一体になったタペットが使われ、それもインナーシムで部品の精度と組み付けで隙間を調整するという形になっています。
回しながらシクネスゲージ突っ込んでシムかまして調整なんてことをやりにくいエンジンですねー。
昔に比べてかなり部品の点数を減らした構造になっているようです。

軽量コンパクトに作れる反面、コストダウンにもつながり・・・省資源にも・・・という事でしょうか。

ここからは(ここまでも)ちょっと専門的な話になるかもですが・・・(あやまんJAPANもかな(笑))

この2SZエンジンでヘッドをここまでばらす(うちのびつ)ことは、ほとんどないそうです。
と言うのも、それなりに良くできて不具合がほとんど出ないという事らしいのですが・・・
概ね不具合で分解するのは腰下(ブロックより下)の場合が多いそうです。
そして、このエンジンは(1NZも)オーバーサイズの設定が無いということです。
ピストンやピスリングに不具合があれば、昔なら、シリンダの内面研磨して寸法を出し、
ライナーを突っ込んでオーバーサイズのピストンとピストンリングを入れて再生していましたが、
今のエンジンはライナーレス構造なので、ピストン回り交換する場合は・・・
シリンダブロックごとごっそり交換になります。
このエンジンの場合5万km過ぎてオイルの消費が多いエンジンがあると、
ピスリングとピストン本体の間にスラッジがたまりピスリングが固着してシリンダを削ってしまうという不具合があるようです。
必然的にオイルの状態が悪くなりますので、メタルとか他の部分にもいい影響は与えないです。
この場合カムチェーンも伸びてきますので、行きつけのネッツでは腰下交換した車両にはカムチェーンも交換しているようです。
結局、不具合が出ると相当な部品を交換して修理するしかないのです。
なので、エンジン本体の保証が5年間ありますが、自腹修理だととんでもない金額になるのが実情です。

今回プラグライナーへのオイル漏れが見つかったので、最終的にヘッドハウジング自体を交換しましたが、
整備書によると、バルブも摺らずに組み付けになっていますから、加工精度に自信があるのもうなずけますが、
火を入れた状態で個体差のばらつきもあるのではないかと想像します。
生産コストを抑えるための涙ぐましい努力は、不調になった時の事をそんなに考慮に入れていないということで、何やら恐ろしくなってきました。

また、このエンジンスペック的には余裕がある感じがしますし、材質的にも問題ないとは思うのですが、
もう触りしろがない位洗練されています。
馬力を上げるには、サブコンで燃調を再セットしてやり、インジェクタ交換で燃料を増量してやるくらいしか、
無理かもしれません。
また、CVT車はミッションとの統合制御になってますので、燃調だけいじくってもどうなる物でもないかと。

反対にスロットル開度をスロコンで調整して、開き方を変えてやると良いのかもしれません。
回転数をキープすると自動進段で徐々にギアが上がってじわじわ加速していきますので、
普通のATの感覚ではちょっと微妙かもしれません。
そのあたりの所を感覚で覚えないと、きびきびと走るというのはちょっと難しいかもしれません。

今後、どうやって行くかという事が頭を悩ませますねー。

ということで、うちのびつみたいにエンジンをバラさなくていいように・・・
びつや類似エンジンの車のユーザーさんにですが・・・

1.オイル管理を少し厳正に・・・ メーカー推奨値では微妙です
2.冷却水の点検をまめに・・・ この車をはじめエア抜きをきちんとしないとOHの危険あります。

これから夏に向かって、この辺りを重点的に点検しておいて損はないと思います。
もちろんバッテリもですが。











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Posted at 2011/05/24 00:17:06

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この記事へのコメント

2011年5月24日 22:08
オイルについては5000キロごとに交換しています。
というかしていました。

最近は月一ペースでサーキット走行を考えてますので、2~3回サーキット走行したら交換を考えています。勿論100%化学合成油です。
1回の走行で約1.2キロのコースを2速、3速のみで40~50周程度です。

メーカー推奨の交換目安はDラーも奨めていませんでした(笑)

コメントへの返答
2011年5月25日 1:16
こんばんは。
オイルの交換周期はネッツのマネージャーも5000kmというのを言っておりました。
ただ、オイル銘柄と使用状況でかなり差はあると思います。
と言うのもエンジンの使い道でオイルのチョイスが変わってくるので、そのあたりも考慮してとなります。
これも、神経質になりすぎることなく冷静に判断して交換すればいいのではないかと思います。
今のところ、エンジンを修理している関係でまだオイルを純正以外使っていませんが、今回あたり付けに純正使って早めにフラッシングして、何か他入れようかと考えてますが、夏なので5W-30でもいいかと思ってます。
ブランドはまだ何にするか決めてないです。

えー、2番と3番だけであのサーキット走っているのですか・・・・
という事は引っ張っても70km/h位かと
常用の回転だと3~4000位ですね。
この状態で頻繁にシフトを繰り返すとミッションのオイルに悪影響与えますし、クラッチがフェードしそうな感じですねー。
ミッションオイルは、私がいつも使っていた物がいいと思います。
あと、ヴィッツはMT・CVT問わずアクセル踏み過ぎると挙動が不安定になりがちです。
もう少し力を抜いて走った方が良い結果になるような気がします。
それと、ワンテンポ早く操作をすることを心掛けたほうがいいかもしれません。
コーナーとコーナーの間の尺が無いので、
いつもシフトしている感覚だと思います。
トップスピードそんなに出るようなコースじゃ無いようなので、そのあたりがカギかもです。
誰かうまそうな人の横に乗せてもらってシフトタイミングを観察すると良いかもです。

オイルも大切ですが、これからの時期は冷却水の点検と管理が大切だと思います。
分解後のエンジンにはWAKOSのクーラントブースター投入の段取りもしました(笑)。
オイルと水はメンテの基本ですねー(^_^)/~。




プロフィール

「オフィシャル活動強化期間中です。
当日はポスト配置で4輪レースの前日は予備車検に入って技術オフィシャルの勉強しています。
あと少しでJAF公認審判員が3種目A1になります。」
何シテル?   10/04 10:18
Nathan Zacharyです。よろしくお願いします。 もう約10年以上このハンネ使ってます。 スタイリッシュな罰当たりです(笑) ハンネの由来...
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