2011年10月12日
ブレーキの話・・・ キャリパー交換と魔改造
こんばんは。
頭が痛いのが治らないので・・・・ 病院に行ってきますた。
原因がわかりませんが・・・・
そんでついでにいつもの注射をプスッと(笑)。
先日よりホンダオートさんの夜会におじゃまして、お話をと。
その中で社長がいじくっているブルーバード510のフロントブレーキに・・・
Wilwoodのキャリパーが付いてまして、興味をそそられました。
これって汎用キャリパーだよねー。 うん、そうだよ。
ただねーどうやってつけるかなんだけど(笑)
このような会話が交わされまして、あれこれと。
で、リサーチしましたら、アメリカのモータースポーツシーンで広く使われているという代物で・・・
もちろんチューニングのアイテムとしてもまた、ハイスペックモデルに使われているという事で、
この業界では大手であります。
高性能キャリパーと言えば日本のメーカーはブレンボを好みます。
私はどちらかと言えばAPRacingの方が好きなのですが・・・
WRCのラリーカーはAPのブレーキシステムを使用したものが多いかと。
ただ、小型車用の4ポッドのキャリパー汎用品の値段を比べると\\\\\\\\\
圧倒的にWilwoodの方が安いのです。
ブレーキキットの値段から言うとブレンボのほぼ半額程度です。
で、興味をそそられたのが・・・ 何人か付けている人がいる様で・・・
車種はいろいろですが、その付け方です。
アルミの汎用品のアングルをぶった切って穴開けてブラケット作って付けてます(笑)。
5mm厚くらいのL型のアングル(これは曲げ加工では無理なので押出材かと)を加工してます。
他のキャリパーは知らんけどここのはこれで持つんですとK社長。
先代のロードスターにつけている人いるけど自分で加工して全く問題ないらしいです(笑)。
ただ、最初に鉄で作ったら、ブレーキングでものすごい音がして怖くなって作り直したそうで(爆)。
共鳴してとんでもない音がしたんじゃないかなー。とのこと。
こんな話を聞いていると・・・ 悩むのがなんかあほらしくなってきました(笑)。
要するに、キットとかなければ作ってしまえと(笑)。
これぞ魔改造以外の何物でもないと(核爆)。
うちのびつさんのブレーキの強化は今後の最重要課題で・・・
現在いろいろと検討しております。
キャリパー交換は未だ妄想の域を出ませんが、マスターシリンダとABSコントローラの問題解決という課題が付いて回りますのでやはりここはノーマルのキャリパーを使用して、前のパッドとライニングをシビアにチョイスして、ブレーキラインの更新という、いつもの手しかないかと。
そして、もう一つワタクシが気が付いたこと(笑)。
見目麗しくドレスアップでキャリパー塗りますよねー。
ブレンボ風にゴールドとかレッドとか・・・・
ご例にもれずうちのびつ号はどノーマルむき出しのキャリパーなのです。
また無精者の為・・・ドレスアップのために塗るなんて全くしておりません。
と言うのもホイール入れるまではお隠れしていたもので・・・
もちろんブレーキキャリパーとかアウタードラムは熱持ちますから変に塗ると焼けてきます。
なのでなので、耐熱塗料を使うのがベストなのですが、キャリパーの熱に耐える特殊塗料が・・・
すると、悪魔が・・・
「確か1000℃以上耐えられる高放熱塗料があったと思うんだけど」
と囁きまして(笑)
化学系の出身で塗料の輸送に携わって何社かの大手に出入りしてまして(笑)。
その当時耐熱塗料はあったのですがまだ、塗料で放熱を促すような代物はまだ開発段階だったような。
耐熱塗料と言うのは、要するに高熱でも色変わらないやつですw。
で、何かの話で聞いたことがあるようなないような、で検索掛けると・・・・・
ありました(笑)。 スペックとデータシート見てたら使えそうなものが(笑)。
ただし、これって塗料で検索掛けても見つからないです。
と言うのもものすごく特殊な用途に使用する物なので・・・
ただ、手軽に使える300mlのエアゾールのみですが(爆)。
でですね。詳しく説明するとものすごーく専門的でとんでもない説明になるので。
要するに非接触の放射温度計で物体の温度を計測する際、熱の放射率と言うのがありまして・・・
これをキャッチして計算で補正して温度を計測しますが・・・・
材質と形状、色によって放射率が変わります。
それを補正してやるために、規定の塗布方法で塗布してやると表面の放射率が0.94になるという代物で、
熱放射の基準値が1で、これより小さい値になると熱の放射が小さくなるという事で・・・・
この塗料を塗布した面は熱の放射率を規定値として確定するため精度の高い測定が可能になるわけです。
また、温度で色が変わって計測しきれない場所でもこの塗料を塗っておけば計測できると。
そして、この塗料の性能は1500℃まで維持されます。
実際は工業用の計測に使われる特殊塗料なのですが・・・・
これってキャリパーやドラムに吹くとキャリパーの放熱促進になる?んじゃないかなと。
まあ、へたに塗ると熱がこもりそうでいやだと思っていたのですが・・・
これだったら内包する熱エネルギーを外に向けて表面の放射率を0.94にするために放熱しますから、
キャリパーなんかうってつけかも。
ノーマルのキャリパーに軽くサンドブラストで表面処理をして塗膜を作ってやるだけで・・・・
キャリパーのチューニングと代えさせていただけないかなと。
あまり高温になるパッドを使うと熱でキャリパー痛めますので、放熱効果が上がるだけでもいいかと。
1500℃ならエキマニやタービンに吹いても効果を発揮しそうな気が。
ただし、現時点で全く効くかどうかの確認は取っておりません。
放熱効果を高める効能は説明書にうたってありますが、
自動車の部品にチューニングアイテムとして使う事は想定されていないので・・・
メーカーさんに問い合わせ等していただきたくないので、どこの何かは伏せておきますが。
まあ、計測器メーカーなのでかかわりが無いってことはないと思いますが、
ある意味畑違いなので軽率な問い合わせは迷惑だと。
この製品ネットの通販でも売ってますので買う事は可能だと思います。
そして、値段は量販店で売ってるマフラー用とかの耐熱塗料の5倍くらいします。
私もK社長の所にサンドブラストとか機材があるので、落ち着いたら試してみてもいいかなと、
思っております。
もし、興味がおありで人柱(言い方が悪いけど)的に試してくださる方がいらっしゃれば・・・
メッセージいただきましたら詳細はこっそりとお教えします。
ものすごくコアな話ですねー(笑)。
夜会のネタはまだまだありますが・・・ またいずれ。
まあ魔改造の域に達しているクルマも見せていただきましたしw。
私なんかまだまだ大人しいです。 ということで。
はい、おあとがよろしいようで本日はこれまで。
ブログ一覧 |
モディファイ | クルマ
Posted at
2011/10/12 00:57:07
タグ
今、あなたにおすすめ