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Nathan Zacharyのブログ一覧

2020年02月18日 イイね!

JB64型ジムニーさんについて(笑)



ちょっと変わったビッグバンドです(笑)
大野雄二さんがバンマスでルパン3世の劇中曲を演奏してます。
エレピとハモンドオルガン、フルートのメロディ
聞いているとシーンが浮かんできそうですね。

ハモンドオルガンでキレの良いリフを弾こうと思うとピアノよりもかえって難しいかもしれませんねぇ・・・orz

んで、本題かと(笑)

うちの鎮守府のワークホースなJB23Wジムニーさんですけど・・・
設計はめちゃめちゃコンサバティブです。

ただし、普通のコンパクトカーとかの常識は通用しませんです。
モディファイの設計をするときにかなり悩みました。
エンジンとか吸排気系はまだそれなりにパーツを選ぶだけで良いのですが、問題はシャシと足回りです。

まあ、新車を受け取って振り回しましたが、正直なところ乗れたもんじゃないと。
減衰は足らんし、変にロールするしブレーキングでのピッチングは許容範囲を超えてます。頭を振り込んでアクセルを踏むと向きは変わるのですが・・・
何て言いますかストロークが倍くらいある軽トラ?
お釣りはもらうし、かといってタイトコーナーが続くとロールが戻らないうちに次のコーナーなので3つ目くらいでとっ散らかりそうになります(笑)
ぶっちゃけ、ハスラーなんかの方がまだ設計は簡単なんですよね・・・
マジで泣きそうになりました。

とは言え、先行してパーツは発注しており「机上の空論w」よりもいい加減ないつもの「イメージ先行」でプランを組んでましたから(笑)
ぶっちゃけ、組みあがったらどんなものができるかと・・・

まあ、長距離運行をする機会があったのでたっぷり時間かけてシェイクダウンして問題をつぶしていきましたけど、ある意味では足回り&シャシチューンで沼にはまりかけました。。。。

とは言え、現在ではほぼ完成形になったかと思います。
ただ、一番手を焼いたのは、ホイールベースが短いため出るプッシュアンダーステアですねぇ。
ジムニーのステアリングってラックピニオンでないので応答性が悪く、舵の効きがあまり良くありません。
舵を当てて曲がり始めるまでに一呼吸あるって言うかそんな感じかなと。
あと、遊びが多い感じで切り込む角度が若干大きいですね。
特にうちのはヘリカルのLSD が入っている上、蹴り出しが良くなるような仕様にしているんで感覚的に向きを変える寸前で蹴り出すために曲がらないという現象が出ていました。
もちろん、乗り方でアジャストできるのはできるんですけど、FF車のように極端な減速をして大げさな荷重移動で振り込まないとうまく曲がらないんで、面白くなかったんですよね。
もともと、ステアを切り込んで曲がるような乗り方をしない人なので・・・orz

で、これを前提にして新型ジムニーのお話です。

うちのをスズキにクレーム修理で持って行ったとき、新型の試乗車があったので借りだしてちょっと振り回してきました(笑)
乗った第一印象は・・・「こりゃあ、Lapinだわw」
新車で受け取った時のJB23Wジムニーとは全く別物で・・・・
まあ、AT車だったのですけど、いつもの試乗コースで軽く振り回してみた感想です。
FFのコンパクトカーから乗り換えても違和感がないって言うかなんというか。
そのあたりが時代の流れなんでしょうね。

シャシと足回りは従前と基本的には変わりませんが・・・
エンジンが一新されています。それに合わせてATミッションも新しくなってますね。

んで、新型ジムニーにつけるおすすめパーツって何だろうと。
スズキの店長さんにも質問されましたw

まあ、足とか大物は好みがあるのでなんともですけど・・・
大物で言えばヘリカルのLSDをリアに入れるのがお勧めですかね。

そこまで大物ではありませんけどいい仕事するのが、AISINのドアスタビライザーですかね。
これは、かなり鈍感な人でもわかると思います。
ただし、ミッションオイルがノーマルだとシフトレバーの振動がかなり気になるかもです(水爆)
うちのジムニーさんで悪目立ちしていたプッシュアンダーが消えましたw
新型の適応も出てますんで安心して付けられますよ。

あと、メンテナンス関係では、強化ファンベルトもHKSからGates製のものが発売になっています。
やっぱり、コストダウンの権化なスズキなので・・・
ファンベルトのテンショナーをケチっています。
詳細は割愛させていただきますが、ストレッチフィットベルトと言うのを使っているようでw
これ、簡単に言うと、2019年のマツ耐岡山夏ラウンドで黒猫デミオがリタイアした原因でもあります。
理論上張り直しのメンテは省略できますが・・・
限度以上伸びると前触れもなく切れます。
サーキットで使用するという条件ならば本来毎試合交換しても罰は当たらないとは思いますけど、日常使用ではせめて2年に1回は無条件で交換した方が良いかなとか思いますね。
ただ、そもそも常用な回転数が高い軽自動車なので、強化ベルトの恩恵はあるかと思いますし、長持ちするんで元は取れると思いますね。
あと、ベルト自体の質量が軽いのでレスポンスも良くなるかと思いますねw

サッと考えてこんなところでしょうかね(笑) とりまですけど

参考にならんとおもいますけど、落書きということでw





Posted at 2020/02/19 00:24:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | モディファイ | クルマ
2020年01月30日 イイね!

BRZさんの小規模改修(笑)



非常にこのシリーズは良いですねぇ。
結構好きな曲多いです。
このミ・アモーレは中森明菜さんが歌ってますが、もともとはラテンジャズの大家な松岡直也さんの作品です。残念ながらもうお亡くなりになりましたけど。
オルケスタ・デ・ラ・ルスや熱帯ジャズ楽団のメンバーの師匠にあたる方です。

クラシックのピアノも良いですけど、ラテンのピアノがワタクシ的には憧れです。
ピアノがコンガになったりティンパレスになったりメロディだけじゃなくリズム隊と一緒になってガンガン走るのはものすごく気持ちが良いですねぇ。
まあ、弾けないので憧れ何ですけど(涙)
コンガとかカホンでセッションするだけでも気持ちいですよね、ラテンってw

ということで、本題にと(笑)
先日、例の完検関係のリコール整備が終りましてSUBARUからお詫びが届きました。
ってことで、こいつを原資に少し改修をしようということで設計してました。
んで、だいたいの設計がまとまったんでパーツの手配に入りました。
今回の設計のキモはシャシのHiFi化ということで、定番パーツと思いっきり王道を外したパーツで仕上げてみたいと考えております。
一応施工は御用達の某工廠にお願いしますw

んで、これは余談になりますが・・・
ジムニーさんのオイルフィルタの在庫が尽きたのでこれを機に一緒に注文することにしたのですが・・・
見積金額見ると「ん? なんか値上がりしてる」ということで、アイテム屋さんを問い詰めたところ「間に入ってる商社が撤退した(泣)」とのこと。
うちの鎮守府で制式採用しているPIAA製のオイルフィルタですけど。

ちなみに86/BRZ用のオイルエレメントディーラーで買うと1個1600円しますw
まあ、それよりは安いのですが、ちょっとムッとしました(爆)
まあ、どっちにしても1個づつABで買うよりも安いのは間違いないのですが、ジムニーさん用はマグネット入りを使ってるんで、汎用品の約3倍(定価で)するのでどうしてもこうやって買わないといけないんですよね。

このアイテム屋さん、以前は結構木で鼻くくったような感じの事務的対応だったんですけど、いつからかものすごく商売熱心になったようで(笑)
こんなのあるよとか、これどう?って感じでリンク張ってくれるようになりました(笑)
今回もケチ付けたらこれどう?ってのが来てたので・・・
PIAA製と比較してみました。

大きく違うのは86/BRZ用については宿願ともいえるマグネット入りになったことですかねw
さらに、PIAA製が6000キロでの交換が推奨なのが10000キロとのこと。
こちらの要求としては、純正品と比べて
1.低圧損であること(作動時の油圧が安定する)
2.微細な粒子も除去できる(ろ過効率が良い)
3.できればマグネット入り(鉄粉除去)
というのがオイルフィルタに対する要求なんですが・・・

PIAA製だと調達の関係で設定の無い86/BRZ用にはマグネットなしの製品を使わざるを得ませんでした。
この製品ならば要求をすべて満たしていますんで。
現在使用しているオイルの粘度ではそこまで神経質になる必要はないのですが、マグネット入りを一度使うとなかなか戻れないものです。
0W-20のオイルならばオイルに鉄粉が入ると、シリンダ内に入りやすくなるので新車から乗るならオイルフィルタにはマグネット入りがお勧めですね。

ということなので、「艦本式機関潤滑油沪過器」として、採用しようかということにしました(笑)

まあ、とりあえずストック分発注してみましょうかねw 
BRZ用はまだ在庫があるんで急がないので2個だけかなと。

ということでございました。




Posted at 2020/01/30 23:38:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | モディファイ | クルマ
2020年01月05日 イイね!

あけましておめでとうございます。



あけましておめでとうございます。
体調が悪くなったり良くなったりの繰り返しっぽくて、思ったように何事もはかどりませんので、若干ストレス気味でございます。

まあ、元日に何とか初詣には行けたので良しにしますが・・・
毎年恒例の記帳からおみくじで大吉を引いたのは良かったのですが・・・
お守りを返して新しいお札と破魔矢、うちの2台のための交通安全お守りなミニ破魔矢をいただいて車に戻ってお守りを取り付けて体調が微妙なのでさっさと帰ろうと寄り道なしで帰投中、コンビニでコーヒーを買おうと立ち寄ったら・・・
財布が見当たらず(号泣)

んで、もう周りが暗くなってましたが神社の社務所に電話かけて元来た道をUターンして神社に向かい、応対してくださった巫女さんと足取りを探し、見つからないので手続きだなと覚悟して、最後に懐中電灯を借りて車中の大捜索をしました。

なんと、見つかりました(歓喜)

んで、思わず全身の力って抜けるものですね。
思わずのけぞって駐車場に寝転んでしまいました(笑)

しばらく起き上がれないもんですね、そんな場合。

巫女さんがしゃがみこんで「早く起きないとカゼひきますよ!!!」
ってことで何とか起き上がって丁重にお礼を言って帰途につきました。

まあ、元旦早々ハプニングが起こりましたが、何かの戒めとしておきます。

えー、今シーズン(年が明けましたので)の開幕に向けて黒猫デミオ号のバージョンアップのデザインをまとめてます。
昨年の岡山夏ラウンドでリタイヤして以降、ワタクシがサポートに加わってからエースドライバー吉三さんのご尽力があって結果は残せたかなと思います。
また、チームオーナーでドライバーの黒猫チョビスケさんも持ちタイムを伸ばしていて、今後自信がついて試合に臨めるんじゃないのかと思います。

まあ、いつも言うことですが、「慢心絶対ダメ」



どんなことをどうするかなんて、ここで公表はしませんけど(核爆)
まあ、長所を伸ばしてやるってことですかね。

ってことで、レースカーのバージョンアップ設計ばかりやってますとBRZさんに何か加えようといたずら心が出てきまして・・・
数点部品を寄せています。ただ、もう少し考えがまとまらないので追加したいものがあるんですけど、ちょっと躊躇気味かなと(笑)
ことわざに「過ぎたるは猶及ばざるが如し」というのがありますが・・・
元の出来栄えがそこそこいいので素材を損なわずにパフォーマンスアップをと思うと、そのあたりが悩ましいのですよねw
足を一から作るのであれば、STIなんて買いませんしw
方向性はそのままでもう少し何とかならんかなと言う部分を改修しますけど。
どうせ近日中にメンテナンスパーツを少しアイテム屋さんに注文するので、送金手数料考えて買い足ししようかなと思っています。

悩んでいる原因ってのは、明らかでタイヤとホイールを変更したってのがあります。
元のノーマルから言うと路面からのインフォメーションが質量ともに増えていることです。STIバージョンのノーマルホイールも実はエンケイ製なんだと思いますけど、T5にしてからかなり微妙なタッチまで分かる感じです。
とは言えど極端にナーバスにもなってないのがすごいなと思いますけど。
ってことですが、若干手ごたえにあいまいな部分が見えてきたので・・・
もう少し輪郭をはっきり出したいなということですかねw
かと言ってやりすぎると逆にナーバスになってしまうんじゃないのかと。
サスがきっちり仕事してそのインフォメーションを乗り手がさらに感じられるようにってことが今回の改修のコンセプトになります。

86のGR系は17インチを履いていますが、BRZ STISportだけは18インチなんですよね。モデルコンセプトから言うとしっとりとした感じを出そうとしたのかなと思ったくらいですが、まあタイヤ・ホイール軽くすると動きが軽快になるのは間違いないです。
ただ、やりすぎは良くない気がするのでその辺意識して乗って感想をまとめています。
とは言え、このモデルはトータルで言えば水準以上の出来ですし、ブレーキをいじくることを考えればコスパはものすごく良いかと思いますね。
まあ、いつまでにやれという期限はないんで、もう少し悩んでみようと(笑)
そのあたりの感覚と言うのは人それぞれなんで、正解ってのはありません。

そんな感じですかね(笑) まとめきれないのは修行が足らんですね・・・

ではでは、NZでした。

《おまけ》



(これは近日公開のブログのネタですよ。)
知っている人は知っているという(私もつい最近まで知らんかったw)




Posted at 2020/01/06 00:50:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | モディファイ | クルマ
2019年11月02日 イイね!

タイヤの話っぽい(笑)



こんばんはでございます。
H ZETTRIOのFiestaです。
欧州フォードのフォーカスとフィエスタは乗ってみたいクルマでしたが。
正規輸入やめちゃいましたからねー。
んで、先代のNCロードスターってエンジンはフォードのエンジンとかなり互換性があって、コスワースが出しているパーツを組めるってのがありました。
初代フォーカスを昔の友人(女性)が乗ってまして・・・
もちろんSTとかじゃないですけど、岡山空港に行く道路でコリン・マクレーの真似をして振り回したら、助手席で必死で耐えていた友人を思い出します。

ワタクシは嫌いではありませんでしたが(笑)

あと、このVで注目していただきたいのは、ダンサーさんのパフォーマンスです。
変幻自在に色を変え、振り回したら文字や模様が浮き出るバーを操っています。
このバーをグラフィックポイとかヴィジュアルポイと言います。
このポイを使ったパフォーマンスでは第一人者な「ポイラボ」さんが踊ってます。



んで、2曲目 です。
どーして、楽器を演奏しながらカメラ目線なのか・・・
いちいち決めポーズしながら演奏するのかよくわからなかったのですが・・・
演奏もカッコいい音を出すんで。
メンバーが入れ替わってもぶれずに長い間活動してますねー。
あと、様々なミュージシャンとのコラボが多く多彩な演奏をと。
上原ひろみさんとのコラボ曲です。
この曲はおススメです。

んで、BGMを聞きながら本題です(笑)

今のタイヤって昔とは設計思想が変わったのかどうなのかってことかなと。
まあ、これってドライバーさんのスタイルにもよるんですけど。
グリップに対する考え方って言うか転がり方ってことでしょうか。
特に顕著なのがエコタイヤですねぇ。
前車のヴィッツでRE-11AからEnergySaver+に履き替えました。
確かに11Aってタイヤは71から言うと「食わない」ってことなんですけど、
踏んだら踏んだだけトラクションはキッチリと掛かってくれました。
逆にブレーキングでも強力にグリップしてました。
もともとがアンダーパワーでハイグリップを履くとパワーが食われるんで、極端な選択はしないことにしてましたが・・・
エコタイヤと呼ばれるタイヤに履き替えた時の転がり方は衝撃でした(笑)
ところがMichelinのこのタイヤってコンパウンドが溶けるんですよね。
岡山国際サーキットでオフィシャルの体験走行で試してみましたが・・・
アトウッドの登りでトラクションが足らんなと感じたくらいで、裏のストレートとかホームストレートではこっちの方が速度が出てる感じでした。
確かによく転がるんでブレーキングを詰めるのは結構微妙だとは思いましたが、乗り方をアジャストすればRE-11Aと同じように走れるようになりましたw
一般道路での話ですけど。
エコタイヤと呼ばれるタイヤの中ではダントツでお勧めできるかと思います。
ホンダのNONEオーナーズカップって、レギュレーションで使えるタイヤが決まってますけど、(すべてエコタイヤ)このタイヤはブルテンには記載されていません(笑) 他のタイヤじゃ勝てないでしょうね。
まあ、あのレース下手にグリップ上げると横転しますから・・・

よく言われるのが縦方向のグリップと横方向のグリップってことを言いますが、コーナリング時の限界が高いのがグリップだと思っていたりしますが、これだけがグリップというわけではないかと思います。
アクセル入れた時の蹴り出し、ブレーキングの安定性が主に縦グリップ、コーナリング時の安定性が横グリップですかね。
以前はミューの高いコンパウンドをまぶしてタイヤ自体で粘着してましたが、今は動的なシミュレーションでタイヤの接地形等も考慮に入れて、面でグリップを出している感じがします。
もちろん、レーシングスリックタイヤやSタイヤはコンパウンドの違いで特性を変えてますが、汎用のラジアルタイヤの場合いろいろな要素があるということで。

最新の理論では、必要な時に必要なグリップをという考え方になってるのかなと思いますね。 
逆にドライバーは履いたタイヤのクセを早く見抜いてそれにできるだけ合わせてやることが求められるんじゃないのかと思いますね。
これがレース業界で言う「タイヤに対する理解」ってやつかと思います。
まあ、レースではそれ以上のものが求められるんですけど。。。

ドライバーさん個々に走り方も違いますし、好みの問題もありますんで一概には言えませんけど、ワタクシ的にはあまりタイヤに頼った走り方はしなくなったので、結構客観的に見えるんじゃないかと思う今日この頃です(笑)

とは言え、タイヤは路面とのコンタクトを取る重要な部分ですので・・・
信頼できるメーカーのものを使うようにはこだわっています。
外気温が下がってきてますんで、ぜひタイヤの内圧はお出かけ前に点検を!

NZでございましたw

Posted at 2019/11/03 00:02:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | モディファイ | クルマ
2019年10月27日 イイね!

熱対策について(笑)



こんばんはでございます。
普通にいつも聞いている曲を貼ります。
リアルYMO世代なNZさんはこの曲なんぞ見つけたら涙モノでございました。
んで、この曲を聞くとどうしても耳にベースラインが残っちゃうんですよね。

ってことで、本題かなと。

ジムニー編とBRZ編があるんですけど・・・
まあ、一緒くたにまとめてでいいやと(中性子爆)

JB23Wジムニーには名機?K6Aエンジンが載ってます。
んで、コストダウンの王様的なスズキの例にもれず、土壇場でこけてます。
ジムニーとキャリィ・エブリイのFR車はエンジンが縦置きですが、2番シリンダが割れる恐れが指摘されています。
これは、エキマニの2番出口付近に熱だまりができるのが原因だそうで・・・
ってことで、ジムニーにも熱害対策がある程度施してあります。
社外品のエキマニに交換すれば改善するそうなのですが・・・
あんまりなことをすると保証から逸脱する恐れがあるんで、とりあえずエンジンルーム内の通風環境の改善程度にとどめています。
速いクルマは8万キロくらいで2番シリンダのピストンが割れてますんで、おそらくFF車とエキマニを共有しているんでこんなことになるんじゃないのかとの指摘もありますけど、様子見ながらってことですかね。

BRZに至ってはこれは水平対向エンジンの宿命ともいえることで・・・
端的に言うとエンジンルームが3階建てになっているということです。
3階がインマニ、2階がエンジン本体、1階がエキマニと触媒ということです。
話は、倉敷にあるGRガレージに怖いもの見たさで行ってからの話です。
やたらとHKS製のエキマニと触媒ユニットを推奨されまして・・・
結論から言うと言ってることは間違ってないんですけど・・・
3500~4000回転にあるトルクの谷間で加速が悪いってことですかね、
後期型でもやはりありますんでここが気に入らない人多いと思います。

簡単に言うと、熱を一番出す部位が一番下にあるというのが致命的なんですね。
エンジンのオイルパンの下でエキマニがとぐろ巻いてますから(笑)
コンロに鍋(オイルパン)を掛けているようなものです。
ノーマルのエキマニには遮熱板が付いていますけど、社外品には付いてないです。
んで、フロントからの通風はラジエータ通して電動ファンが回る部分くらいしか隙間はありませんし、下面はべったり塞いであります。
まあ、社外品のエキマニを付けたら、オイルパンに遮熱シートを貼り付けて、オプションでエキマニにサーモバンテージを巻くくらいしか対策はないんですね。
逆にサーモバンテージを巻くと熱は漏れませんがその分熱を後に送りますんで排気温センサがエラー出しそうでエンジンチェックが点灯しそうです。
まあ、ああしたらこうなって、こっちがこうなるってのを「トレードオフ」と言いますが、ドミノを倒すように次々とアレコレ起こりそうなので、うちは別の方法でトルクの谷間を克服するべくいたずらをしましたが(笑)

ただ、コンロに天ぷら鍋かけて油を温めているような構造ですから・・・
当然、高負荷のスポーツ走行とかすると相当熱が出ますし、油温が普通の直列エンジンの車両よりもかなり上昇することは間違いないです。
そのせいなのか、ラジエータはかなりの容量のラジエータを搭載してます。
エンジン本体の熱自体も抜けにくい構造になってます。

もちろん、長時間高速道路を走る場合も含めて熱対策の基本はエンジンオイルですが、熱に強いものを採用するべきだとは思います。
通常、水温と油温の関係は水温+30℃が油温の目安で、一般的なオイルの場合120℃超えるとオイルが劣化してしまいオイルとしての機能を失うということが知られています。

まあ、詳しくはキリがないので割愛しますけど。

まあ、そのあたりからいろいろとトータルでどうなるかってことをにらみながら試しています。
まあ、乗っていれば嫌でも現実に向き合うことになりますから・・・
その辺も含めて今までのノウハウと新たにプロのお知恵を拝借しつつやっておりまして・・・
そんなこんなで、やってると結構面白いです。

まあ、86/BRZの熱害がどんなに酷いかってのはいろいろと逸話があるようで、
左リアのドラシャブーツの真下にエキゾーストのメインパイプとサイレンサに入れるイン側のパイプがあるとか(笑)
それで、ブーツ内のグリースが煮えてドラシャが折れた、左しか折れないそうです。(右も無茶すれば折れますが左が折れる頻度は桁が違うそうです)
摩擦を利用して差動を制限するトルセンデフのデフケースが鋳鉄で出来ていて熱が抜けず夏に鈴鹿を1周走ったら違和感があったのでピットインしてみたらデフオイルが沸騰していたとか(笑)

まあ、うちのはサーキットをガチで走ることは想定していないので・・・
対策としてはまあそれなりのことしかしておりません。
ドラシャには遮熱板を付けていて、エンジンオイルはまあそれなりのものをと。
当然ミッションオイル・デフオイルも厳選しております(笑)
とまぁ、こんな感じでゴソゴソやっておりまして。
結構いろいろとデータをいただいてまとめた上でBRZに適用しています。

話は8月までさかのぼりますが、熱対策の話からマツダファンエンデュランスとマツダファンサーキットトライアルに出場している方の車両のアップデートを進めてまして、先日富士スピードウェイまで行って来ました。
ニアリーなレギュレーションな競技なのでネタをばらすとアドバンテージが無くなりますので内容の詳細については、ここから先は関係者以外は非公開です。
大ネタ・小ネタ含めて予定通り投入したアップデートで想定以上の結果が出ていますんでこれはこれでテクニカルディレクターとしての役割は果たせたのかと。
今まで、いろいろと試したりしたことや、専門家の方からもらったデータを基に実車でやった事とかいろいろと検討して「速くて壊れない」試合に勝てるようなクルマを目指してアイディアをためてます(笑)
来月の岡山国際サーキットで行われる最終戦のオペレーションと来シーズンに向けてのプランのことを考えていますけど。

まあ、試合で使うクルマの仕様を考えているとまた違った切り口で考えられますんで、これはこれでいろいろと楽しませていただいております。
クルマに関わることの面白さを再発見したNZでございましたw
ではでは。


Posted at 2019/10/27 23:06:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | モディファイ | クルマ

プロフィール

「オフィシャル活動強化期間中です。
当日はポスト配置で4輪レースの前日は予備車検に入って技術オフィシャルの勉強しています。
あと少しでJAF公認審判員が3種目A1になります。」
何シテル?   10/04 10:18
Nathan Zacharyです。よろしくお願いします。 もう約10年以上このハンネ使ってます。 スタイリッシュな罰当たりです(笑) ハンネの由来...
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