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こんばんはでございます。現在絶賛歯科医院通いなNZさんでございました。
長野に遠征(笑) いつもの河内長野ですけど・・・
グダグダしてたらFJ CRAFTさん行こうと思ったのに行けなかった(笑)
ワタクシ喫煙者でございますが、ここの研修施設の喫煙所は寒くて行き倒れそうなところにありまして・・・orz とてもじゃないですが寒くてたばこが吸えませんでした(笑)
本日のBGMは矢野顕子さんが歌う「海と少年」です。
マメ知識としてですが・・・ この曲オリジナルがあるんですよね。
これがカバーなんですよ。
原曲は・・・ そう 大貫妙子さんです。
ワタクシが高校時代YMOを聞いてあまりにも影響を受けすぎた・・・
ブレイクする前にテクノカットにしてセルフレームのめがね掛けていたのを、悪友たちに大笑いされ、放課後ろくに勉強もせずピアノを練習しに音楽室に籠ってとかw
YMOメンバーが関わった音楽を聴きまくりましたねw
その中に大貫妙子さんも含まれてまして。。。
そのころからファッションも含めて好みが変わってないので・・・
ちなみに今の髪型は坂本教授が50代になったころのボブにしてます。
髪が残ってかなり白くなったので結構それっぽいかなと(笑)
んで、時計も好きですね。
高価なものは買えませんけど、ピンときた子を手に入れてますw
実用品としては、サーキットオフィシャルで使っている電波ソーラーなGSHOCKとクオーツ時計なTIMEX(レトロなミリタリー系でとにかく軽いw)が居ますけど、メインの時計はドイツ製のLacoが2本と英国製のAlkinが2本います。
Lacoはパイロットウオッチとネービーウオッチで、Alkinはパイロットウオッチをモチーフにしてかなり視認性の良い時計です。かなりお買い得だったので2本買いました。とはいえAlkinはあまり見ない特殊な買い方をしましたので・・・
特殊な買い方というのは、クラウドファンディングに協賛してリワードを受け取るという方法です。
私が参加しているKICKSTARTERというクラウドファンディングサイトがあるんですが、目標金額に達したらお金を支払い、リワードを受け取るというサイトです。
やる気のあるクリエーターを応援するということと、個性豊かな製品が手に入るということで面白いんですよね。見てるだけでも。
Alkinは英国人のクリエーターで、コンセプトとデザインが素晴らしいので、値段も安いので文字盤の色違いを2本買いました。
というのも、目標金額に達しないとお金が集まらないと言うオールオアナッシングのファンディングです。
んで、今回サイトを見てたらある時計に出会いました・・・
The Nardi HMS-C20と言うんですけど・・・・
このプロジェクトのクリエーターも英国人です。
で、この時計なんですが、材料が変わってるんですよね。
HY-80という材質なんですけど、あまり聞いたことが無いと思います。
それもそのはずこの時計のケースに使われた材料は。。。
英国海軍のF99 HMS Cornwallというフリゲート艦の装甲板ですけど(笑)
この艦は退役してリサイクルされたんですけどその艦体の一部が時計に生まれ変わるなんで何かとても素敵ですよね。 艦そのものですから。
HY-80とは艦船用の高性能高張力鋼で、原子力潜水艦の躯体にも使用されている鋼材です。
高張力鋼は加工が難しく、これを使いこなして艦船を建造するのはノウハウのある企業しかできません。日本の潜水艦はさらにこれよりも強靭な材料が使われていることが知られていますが、高性能高張力鋼を使いこなすどころか材料さえ作れない国が多いと聞きます。
このクソ硬い鋼材を5軸のマシニングセンタで削りだしてケースを作り、それにスイス製のSelitaのムーブメントを載せてダイバーウオッチを作ろうというのがこのプロジェクトだったということです。
もともと英国海軍の潜水艦の鋼材で作るつもりだったようで・・・
なんで潜水艦の鋼材が使えないかと言うと、英国海軍の潜水艦は原子力潜水艦なので退役するころには放射能を帯びていることが多く腕時計には使えないことがわかって一度断念したようですが、このCornwallが外国でリサイクルされず、英国内で解体されることになったというのでこの鋼材を使うことになったようです。
まあ、ダイバーウオッチなんで潜水艦の鋼材で作ればって発想自体がぶっ飛んでますけど、こういうのワタクシ的には嫌いではないのでw
英海軍の基地があるポーツマス(日本で言えば横須賀かなw デヴォンポートってのが呉になるのかな あとロサイスってのもありますけど)にあるクリエーターさんのデザインですね。
面白すぎますね・・・ ってことで一口乗ったということで(笑)
A Breathtaking aquatic combat watch made from materials of historical significance.
ってのが売り文句なんで。
Admiral もしくは提督と言う別名を持つNZさんとしては見逃すわけにいかないということで。画像で見る限り時計も英国海軍の伝統に則った時計ですし。
日本から何人プレッジしたんだろうかなと思いますけど、たぶん私だけ?
んで、材料になったThe HMS Cornwallですがこの艦なかなかのエピソードの持ち主でカリブ海から地中海、そして中東・アジア方面まで作戦行動しています。
"the Fighting Ice Cream" というあだ名があったようでかなり有名で人気があったフリゲート艦だったようです。
そして、艦に洗礼を行ったのはあのダイアナ妃みたいですね。
まあ、こんなものまず店頭どころか日本でネットでも売りに出ることなんか絶対にないのでw
で、無事に目標額集まったんで製品化ということになりました。
4月に納品ということらしいので気長に待つことにします(笑)
あと、仕込んでいたものが弾着するようなので、BRZさんに付けたいと思います。大したもんじゃないです、チョット雰囲気を変えるためにですけど。
変なスイッチが入らないよう自制したいと思います。
NZさんでございました。 ではでは。
≪補足≫
んで、このThe HMS Cornwall って艦名ですが・・・
由緒ある艦名ですね。 ちなみに先代は第2次大戦中にセイロン島沖で江草隊の急降下爆撃で沈没した重巡洋艦です。(江草隊は艦これ提督さんたちにはおなじみだと思います。)先代は5代目でこの船は6代目になります。
英国海軍は結構地名を艦名にすることが多いので(例外もあり)同型艦が多いクラスは頭文字を揃えて艦名にすることが多いです。
この22型フリゲートは日本の海上自衛隊で言えば汎用護衛艦にあたるクラスで大きさ兵装も同等クラスですが、このバッチ3のコーンウォール級はフォークランド戦争で戦没した艦の代替として建造されたので重武装です。
バッチ1・バッチ2の船は多数が売却されて再就役しています。
英国艦の特徴として航続距離が長く長期間の作戦行動に耐えられるように居住性が良いことが昔からあげられます。
ある意味、防衛費削減のあおりを食って退役が早まったということだとおもいますけど、ブラジル、チリ、ルーマニアで現役ですね。
まあ、こんなところでw