この記事は、
ようやく決まりましたについて書いています。
本日は無線LANの設定をいじくっているついでにお蔵入り寸前のダイナブックからお届けします(笑)
というか、ネタ的には笑う所じゃないんで・・・・
えー、この手の記事読んだらコメント付けたくなるんですが・・・・
メカニックの天敵みたいなテクニカルディレクター(のマガイモノ的な)NZさんとしては行方を見守ってました。
症状的にはほぼ把握したのでホンダオートさんにでも聞いてみますかね。
というのも、ワタクシ的にはこの手の整備許せないんで。
まずですね、いろいろと症状書いておられますが・・・・・
ドラシャのブーツ破れたのミッションを下して修理交換した後だったかと思います。
普通考えるとミッションの載せ換えとか大きな修理すると、その周りの部品を交換しますんで・・・・
細かい不具合があっても概ね解消するものなんですが、がたつきが残っている感じです。
んで、ブレーキのキャリパーを押し込んだら音が止まったとか。
ステアリングのセンタがずれていた。
アライメントの片側がトーアウトになっていた。
タイヤを交換しても音が止まらない。
おそらく、ここまで書いてもらうと現車に乗ってみるまでもなく、ミッションの交換時にどんな作業をやったかなと。
ズバッと言えばワタクシが疑うのはミッションにドライブシャフトをはめ込む際にうまいこと入っていないって事ではないかと思うのですが、いかがなものかと。
ラリーやってる人とかはDIYでドラシャ交換したりしますが・・・・・
ディーラーではどうなんでしょうね・・・・・
ワタクシがお世話になっているネッツ総合車両所のメカはマネージャーがかなりしごいてますので・・・・
若手のメカが130系のCVTミッションを下して載せ換えてました。
ドラシャのミッション側にはスプラインが刻んであってその溝を合わせて差し込むようになっていて・・・・
ピンとかで押さえて抜け防止がしてあると記憶していますが。
早く仕上げようと手を抜くとミッション側からのみ取り外し、アクスルにぶらぶらさせている場合があります。
それやると、上手くはまらないのですっていうかそういう場合があるんで、セオリーから言えばですね、
記憶が正しければ、一旦アクスルバラしてドラシャを抜いて取り外し、ミッションを組み付けてからドラシャを組みます。
まあ、交換する場合はアクスルバラしてとっ外さないと交換できませんからw
しかし、ミッション交換する場合根元だけ外すことが多いのではないのかと。
手を抜いているわけではないのだとは思いますが・・・・
結論から言うと、うまいことはまっていないのでドラシャがずれているのではと思います。
もしくは抜け止めがきちんと働いていないんで外側にずれているのではと。
キャリパーは固定されていますから、軸ごとブレればキャリパーに当たります。
軸がずれればトーが狂ってきます、もとよりタイヤが接地してるんで狂っても元には戻らないんで、
アライメント狂いで数値が出ます。
当然トーが狂うとステアリングのセンタが狂ってきます。
タイヤ交換しても音が止まらない・・・・・
タイヤは状況を見ると無罪っぽいですね。
それとシャフトブーツが破けたのが気になりますね。
この時点でドラシャのどこかに何らかの異常があるのではないのかということで気が付くはずですが。
私が見つけたのならおそらくその場で運用を止めてばらさせています。
もちろんやらせるのはIマネージャーかリーダークラスのメカにやらせますが・・・・
軸ごとぶれてシャフトブーツが破けるくらい逝ったのならハブベアやドラシャ本体が無事な訳がないと。
私ならそう言って全部やりかえさせます。
ブレーキローターも曲がっているかもしれません。
当然、その場合はそれなりの異音がするはずなんで、即入場ですね。
結構タイロッドエンドとかステアリングギアボックスとかのあたりから音が出るのですが・・・・
その場合は音の出所が明確にわかるんで。
というか、この手の整備をして結果異音が止まらない場合、再度預かって検証させてほしいというのが普通でタイヤのせいにしてグダグダ言うのは、おそらく整備ミスではないかという事を隠しているっぽいかと。
これ、ホンダならやり替えの部品・工賃おそらく販売店持ちだと思います。
なので、再度ばらしてやりたくないのが本音です、きっと。
営業からはおそらく大目玉喰うし、店長からも怒られるでしょうね。もしも整備ミスだと。
客が怒るより身内が怒る方が嫌なんでしょうね。きっと。
ドライブシャフト周りの話にならないのはおそらくそうではないのかと。
動かなくなって、積車に乗って担ぎ込まれて有料修理になったら嬉々としてばらすんじゃないのかと。
昔(20数年前)と変わってないのならそんな気が強くしますね。
これ以上書くと問題発言になりかねないんであれですが・・・・
販売店と営業マン、メカニックのレベル考えるとそうとしか思えないかと。
ある程度事情が分かるんで・・・・ 関係なくなったら乗る必要ないでしょうということで。
ワタクシがホンダ車に手を出さなくなったのは(絶対)そういう事情もあっての事でございます。
工場の正門で守衛と勝負して日産ディーゼル車で突破した某何とか自動車も買いませんけど(核爆)
今はもう「日産」とか書いてあったら最敬礼でご案内してくれますかね。 そこの工場。
航宙海賊Nathan Zacharyにふさわしい悪行の一つでございます。
おっと、ここでお口ミッフィーちゃんにしますが。
うちのヴィッツも散々な目にあいましたが・・・・・
中でも、ウオポンをマウントしているスタッドボルトの水漏れ(核爆)
ボルトを再利用するためにシール材を塗ったのは良いけど、間違えて耐水・耐熱性0のやつを塗り・・・・
差し込んでウオポンを付けたんで、しばらくしたら水漏れしました。
前オーナーが水道水を入れたような形跡があり、大錆びでオーバーヒートさせた疑惑のあるエンジンでしたんで水の量を点検して発見・・・・・
運用を止めてIマネージャーの所に入場して調べたら・・・・ 整備ミス。
チェーンケースにあるもう一本のスタッドも水漏れ。
結局、その場も新品ボルトに交換して規定のシール材を入れ直し復旧しました。
そして、2回目のエンジン修理の際に、水を抜くんでこの部分も新品に交換してシールを追加し、
水を抜いた状態で2日間乾燥させて完全に定着させるという処置をしています。
まあ、ヘッドばらして交換したんでこういう荒業ができたのですが、水圧を割り増して掛けているんで・・・・
2BAR掛けても漏れません。(TRDのキャップで液圧上げてます)
おそらく、普通の場合ここまでしないと思います。
震災の影響でヘッドハウジングが入荷せず、入場してバラしてからが長かったんでできたかと。
ここまでくれば、採算も何もあったもんじゃない修理です。
でもね、ここまでやるんです。トヨタさんは。
経験上ワタクシがお付き合いしたディーラーではスバルさんもです。
そして、そうなったディーラーとはクルマを手放してもいいお付き合いができています。
もちろん、症状が出なければ文句は言いませんし、きちんと納得したら従います。
クルマを売るのも、修理するのも、そして運用するのも人なのです。
機械は正直です、悲鳴を上げれば間違いなくどこかがおかしいのです。
それに向き合って正常にするのも人の手なのです。
徹底的にやるならやるでお付き合いします、その代りダメ出しもきつくやります。
それがワタクシのスタンスで長年変わらない部分なんですかね。
ダメ出しが相当きついので、ネッツの若手は私のクルマ触るときにはピリピリしてます。
現に点検とかで・・・ 「Back to the Factory!」 何回かあります。
代車のサイドブレーキまで調整させましたんで (核爆)
なので、このトラバ元のCR-Zの対する一連のディーラーの対応は私だったらとうにブチ切れてますね。
もしくは追いつめてメカ質問攻めにしてやりますが・・・・ やり直すまで。
トラバ元のブログ主さんの愛車が早く元気になりますようにという事で・・・・
一曲 プレゼント・・・・
熱帯Jazz楽団&マリーンです。
こんなに楽しく演奏できないかなあとか思ったりします。