えーとですね。 「スタイリッシュな大罰当たり」なNZさんでございます(中性子爆)
黒ごまを煎って粉にして。。。。 うどんにまぶして(爆)
黒色かやくうどんだとか。 意外に火薬と爆薬の違いって知られてないんですよねー。
燃焼速度の違いで類別されるんですけど・・・・・orz
ということで、余算な話はここまでで・・・
うちのびつさんブレーキをモディファイしてあります。
うちのびつさん、レーシングカー風に言うと・・・・
NUTEC ACRE TRD VITZという感じでしょうか。
とは言っても、ブレーキラインはお友達お誘いくださったPLOTさんのスウェッジラインですし、
キャリパー含めほぼ純正のキャリーオーバーです。
ブレーキフルードはNUTECですけど・・・・
パーツレビューにもありますが、うちのびつさんに付けているのは アクレさんのZZCというヤツです。
このパッド、86でサーキット走って開発したやつで、VITZにはどうかなと思ったのですが・・・
ストリートメインという事でこっちにしました。
リアがドラムなんで、少し強めに効いて欲しいという願いを込めてます(笑)
で、カタログスペック通りの効き加減でちょっとビックリしてます。
初期制動はまったりとですが・・・
絞ると絞るだけ効いてくれますんで、良い感じですしタレも無く、踏み込んでのロックや抜けもないです。
あと、抜いた時のはがれも良い感じですねー。
あと、車検対応うたってありますんで低速域・低温域での効きにばらつきがないのも良いですねー。
アクレの特徴でもあるみたいですけど。
ブレーキを抜いた時、制動力の抜け加減も良いブレーキの要素なんですけど・・・・
ブレーキレスポンスとも若干ニュアンスがちがうんですが・・・
この辺りはホンダオートさんと意見が一致してますねー。
要するにコーナーのど真ん中でブレーキングして、戻した時に制動力がサクッと抜けないと・・・・
クルマがどこに行くかわからないって事なのです。
高速走行中にいきなりがつんとブレーキを掛けたらどうなりますかねー・・・・
140くらいの速度から2発くらいのポンピングで60くらいまで速度落とせますかねー・・・
おそらく夏場だとヴィッツのノーマルブレーキでそれやると一発で焼けます(泣)
パッドにクラック入るかもしれませんねー
NZさんの場合は、ブレーキまずノーマルでは持ちません。
欧州車のブレーキならまだしも、国産車の場合どれも1回は焼いてます。
という事で、以前はAPLockheedさん(現DIXCEL)が師匠のところに出入りしていたので・・・
そこのパッドを使っておりました、その前にはエンドレスとかプロμも試しましたけど・・・
レース用のカーボンメタルのパッドという物の概ねな特徴としましては・・・・
ロック手前までコントロール出来るというのと、ロックまでが長いって言うのが違いです。
その代わり、初期制動でガツンと効かないのと、熱が入らないと所定の制動力が出ないと言うのが特徴です。
この辺りがノーマルとの大きな違いなのでありまして・・・・
車検に持ち込んでブレーキテスタ掛けると、不合格になる場合があるんで車検非対応になっているモノが多いです。
車検の時には冷えた状態で掛ける場合が多いので・・・・
あと、今様のクルマにはEBDという面妖なものが付いておりまして・・・・
車輪の回転数とクルマの傾き等複数の要素を加味して、前後のブレーキ圧を配分するという事なんですよね。
なので、ある意味効き加減がその都度違うって事になるんです。
以前下回り調べた時に、ブレーキホースがかなり劣化していたので・・・・
ステンメッシュに交換する事にしていたのですが、EBDの挙動が想像付かなかったので・・・・
ホースから先に交換して、挙動を確認して摩材を選定すると言うことにしました。
最終的なスペック決定までに時間が掛かったという事の理由なのですが。
付けてしばらくした感想ですけど・・・・
先日、オイル交換の時にスタッドレスタイヤに履き替えましたがその際、摩耗具合を確認しましたが・・・
ほとんど減っておりませんでしたが・・・
ノーマルの焼きが入っていないローターなんで・・・・ 若干喰ってました。
まあ、価値観の問題なんで、ローター喰っても無問題です。 はっきり言って消耗品です。
ヨーロッパ車のブレーキに比べれば微々たるモノでして、たいしたことない話でした。
点検は怠りませんけど。
まあ、焼きの入ったローターならもう少しまじめに慣らさないときれいになじまないんで・・・・
あと、やり損なうと鳴きまくりますんで、大変です。
あと、クルマが汚れるのがいやな人はおすすめしません(爆)
と言うのも、ダストはそれなりにすさまじいです。
まあ、カーボンメタルのスポーツパッド付けてダスト出ないと言うのが怪しいです。
一番の目的である効き加減ですが・・・・
ほぼ、ワタクシの意図通りのモノになったかと思います。
今回、リアは同じアクレ社のライニングを使用しましたが、はがれも良い感じです。
初期制動が甘い分効かせ加減のコントロールが容易になりました。
ブレーキホースとのコーディネートの効果だとは思いますが制動力の立ち上がりも良く、
足を離すとスッと抜けてくれます。
プジョーのブレーキのレベルに近いモノになったかなあとか自賛してます(爆)
欧州車のコンパクトスポーツのブレーキフィールかなあ(中性子爆)
TRDレーシングの足を入れてからのブレーキに対する問題はほぼこれで解決なのかと思います。
濡れたグレーチングごときでABS反応しなくなりましたしねー。
ただし、ブレーキの好みは人それぞれ違うので、要求も人それぞれ違います。
共感出来る部分のみ抽出してご自分のイメージを描いてください。
最後に、ブレーキフルードのお話をと。
今回はホンダオートさんでNUTECのモノを使用して交換いたしました。
正直言ってヴィッツのブレーキシステムには泣かされました。
と言うのも、あまり硬い物を入れると誤作動の恐れがあると言うことを事前にネッツから聞いてます。
かといって、パッド交換すると純正のDOT4でも熱に対して微妙だなと言うことで・・・・
基本的にはディクセルのスーパーDOT4クラスを予定していたのですが・・・・
オイル工房さんやホンダオートさんが走行会とかで使っているNUTECで行けば問題ないと言うことで、
NUTECという事になりました。
使っているのはこれです・・・・
RP-300
ABSのユニットに配慮されているという事ですので・・・・
過去の実績を考えたチョイスではリスクがあったという事ですかねー。
真夏のTOHMで酷暑の岡山国際サーキットでの様子を見てますと・・・・
全く問題ないのはわかっておりましたが、どうなのよって事で。
もう一つRP-320と言うのもあるんですが・・・ オイル工房さんによるとここまでしなくても大丈夫と。
市販車で公道で使うなら親和性とかも考えるとRP-300がベストチョイスですよーと。
レース用のGT-Rとかでサーキット走行やるならば別だけど、軽量車ならば必要十分ですと。
ホンダオートさんがRP-320仕入れろと言っても持ってこないという(爆)
という事でこんな形になりました(あはは)
ワタクシ「信者」ではないのですが・・・・ 制約上リスクを負わない方法を考えると・・・
実際に使っている人捕まえて聞くしかないのです。
という感じでこうなったというのが真相です。 使って自分的にあわないと変えますよー。
現状NUTECに頼っていますが、それはそれで私の選択なんで。
自分が使って評価する基準が「試合に使う物」「試合に使えそうな物」という基準があるんで・・・・
単にそうなってるかなあと思う次第でございます。
なので、「レーシングエンジニアのお遊び的モディファイ」というのはそこからなんですねー。
メカニックの視点でもなく、エースドライバーの視点でもなく、クルマを決めるテクニカルディレクターの視点で俯瞰的にクルマを見てますんで・・・・ また見ようとしてます。
という感じなのでしょうか。
やはりモディファイしてもQDRなんで・・・・
ぶれないようにって事ですねー。