今夜もKalafinaを聞きながら書いてます。
で、ネットをうろうろしていたらある疑問が解けて若干うれしいNZさんです。
会社用のめがね・・・Oaklayなのですが・・・・。
今度掛けるなら坂本教授の掛けているような丸いボストンフレームが良いなあとか思ってまして・・・
どこのフレームを掛けているのか判明したのでちょっとうれしくなってます。
まあ入手出来るかどうかは疑問ですがめがね屋さんの友人にもお願いしてますので。
そのうち考えておきましょうかとw。
この話はまた折を見てと。
で表題の件ですが、
LSDっておもしろいかなあーなんて思ったりしましてw。
LSDといっても リゼルギン酸ジエチルアミド(Lysergsäure Diäthylamid)ではありませんよん。
これは幻覚剤で麦角アルカロイドの一種で日本国内では禁止薬物でございます。
limited slip differential の略でございます。
競技関係者では通称「デフ」と言われているヤツのことです。(当たり前かw)
要するに、コーナリングの際、左右の駆動輪が通る軌跡というのは・・・
内輪は短く、外輪は長くなります。そうなると車輪の回転数は内輪<外輪となります。
その際、両輪が同じ回転数で回ると非常に大回りになりスムーズなコーナリングが出来ません。
内輪と外輪の回転差を得るためにギアボックスが組み込まれているのですが、
「差動装置」と呼ばれるのがデファレンシャルでありまして・・・・
これがあるためにコーナリングがきわめてスムーズになるという事なのです。
でですねー、リミテッドという事は要するに「制限付き差動装置」という事になるのかと。
要するに空転防止装置と考えるのが妥当なのかどうなのかと言うことです。
考え方から言うと、ある程度のトルクが掛かると差動装置をロックしてしまうのが役割です。
そして、軸を無理やり回して空転ぜずトラクションを掛けてやるのが目的なのです。
種類としては、コンベンショナルなところで言うと、
メカニカルLSD、トルセンLSD、シュアトラックLSD、ヘリカルLSD、ビスカスLSDとかありますが・・・
概ね使われているのは、このあたりかと思います。
それぞれ一長一短ありまして、どれがよいとか言うのは言い切れません。
純正で装着されているモノはトルセンLSDとかが多いです。
後付けで付けられるのはメカニカルLSDが多いかと思います。
これはギアボックスの中にある多板クラッチを使いトルクが掛かるとクラッチが作動してロックするモノです。
で、アクセルオンのみで作動するのが1Way エンジンブレーキ時も作動するのが2Wayです。
この中間でエンジンブレーキ時に掛かり方が緩くなるのが1.5Wayということです。
で、イニシャルトルクというのはこのクラッチのスプリングの圧力で・・・・
細かい説明はググるとわかると思いますので割愛しますが・・・・
高いとデフロックがかかりっぱなし状態になると認識してもらえばいいかと思います。
要するにイニシャルトルクが高いデフはかかりっぱなしになり、トラクションが強くかかっているという状態だということです。
ということを予備知識にしていただき次の動画を・・・・
これは、メーカーさんが作ったPVですが・・・・
実走して撮影した車載の画像です。 ちなみにこのコース(中山サーキット)はNZ宅からクルマで10分ですw。
ATSさんのカーボンLSDのテストの映像で、ドライバーは木下みつひろ選手です。
コースを知っているだけに・・・・これは驚きでした。
あの不快なバキバキメキメキという異音もほとんどしないしめちゃ良い感じですねーw。
ワタクシ的にはBRZとかロードスターに入れて走りたいなあなんて思ったりしましてw。
FFでもこの掛かり方なら極端な挙動しないのかとw。
追い込んでぐいぐい曲がっていく感じがしますねー・・・・ イニシャルトルク20kgは極端ですが・・・
ヴィッツ用はイニシャル15kgと言うのがリリースされてます。
実際に強力なイニシャルトルクのLSDを付けたクルマ(FF車)に乗ると・・・・
タイヤ1つ分くらい外を回る感じがし、タイトなところ曲がると吹っ飛びそうな感覚になります。
このせいで峠で事故ったのもいますし、両刃の剣で結構物騒なモノだという認識なのです。
デフを交換すると挙動が全く変わりますので、以前の感覚で乗ると手痛い目にあいます。
なので、よく考えて付けるように人には言うことにしていますし、
プジョー206もメカニカルLSD付けませんでした。
これは走行中にいきなりデフロックがかかるからなのですが・・・・
そうなるとクルマの挙動が極端に変わりますので、先入観で運転すると怖い目にあうわけです。
調子こいて行くと吹っ飛んで対向車線のガードレールに行きます。
もしくは曲がりきれずに突っ込むかと・・・・・orz
でも、この多板クラッチのクラッチ板にカーボンを使ったLSDは良いですねー。
車載画像見るだけでも良さがわかります。
スタビリティの高さがわかりますねー。 この感じ良いです。
んー、私の次期戦闘機をどう料理するかキーになるアイテムで、今後の展開に期待したいですね。
私的にはぜひ欲しいアイテムです。
ということで、次の動画はLSDが効き過ぎたらどうなるかと言うことで・・・・・orz
ご参考までに。
詳細は見ればわかりますけど・・・・・orz
とっても剣呑で怖いです。 過ぎたるは及ばざるがごとしの例です。
コースでこれならば、とても街乗り兼用で乗れる代物ではありません。
明らかにやりすぎですねー。
ということで、目からウロコなモノを見つけたので・・・・
というかこのメーカーさんの製品はチェックしてましたけど、良い感じです。
ちなみにFitのCVT用のカーボンLSDもリリースされてます。
ただ、私的には断っておきたいのが、これも間違った使い方しないで欲しいパーツの一つだと思います。