性格が実は性悪だったりします(笑)。 そしてスタイリッシュに罰が当たってますw。
うらめしや~ 表うどんや そばそばや 斜め向かいは焼肉や 3軒隣は牛丼や(笑)
生きているのが冗談かもしれないNZさんだったりしますw。
以前勤めていた会社で・・・・・ ボーナスの話になる季節 茄子のみを持って・・・・・
「うちの支店誰かさんのせいで業績が悪いからボーナシだから 茄子焼いておかずだ(笑)」と
上司のおバカな係長さんに散々嫌味をいってドン引きされましたw。
まあ物流会社なんで・・・・ 出来の悪いドライバーどやし上げるとき(笑)
○○の脳みそ様 って不在票に書いておでこに貼ってあげました。
今はかなりマイルドになりましたが・・・・ 過激ですねーw
ということで、本題です。
クルマのセットアップするとき、何が得意なのって言われることがあります。
エンジン? 足回り? 電装系? ってことになりますが。
ワタクシの得意分野って一体なんでしょうねって話です。
コンセプトがあって、そのコンセプトを数値化してそれに合わせたパーツを組んでいく・・・・
じゃあそれをどう表現したら自分の思いに近づくのかって事になりますが・・・・・
要するにそこがモディファイのキモになります。
とワタクシは思っております。
まあ自分が乗る分、保安基準に適合していて他人に迷惑かけない仕様なら無問題ってことですけど。
得意分野じゃないかって人に言われる足回りのお話です。
えー、ダンパーとバネレートで全てじゃありません。
乗り味って要素はそれだけじゃありません。
もちろんタイヤの銘柄もですし、サイズも密接に関係します。
あと、ワタクシ的にこだわっているのはフロア周りの剛性です。
硬いサスペンションを路面に追従させて動かすためにはフロア周りの剛性をそれ相応に上げないと動きません。
私がダンパーとばねを考えるのはそれからなんですけど。
その際、どんな走り方をするのか、何に使うのかってことになります。
っていうか、今回のヴィッツはCVT車でお買物車ってこと、ステアの切れ角の関係で7Jが入らない、
アンダーパワー、タイヤはエコタイヤ系を使う可能性もありっていう要素を盛り込みました。
ってことは、やはりクルマを路面に押し付ける力(トラクション)を強くするってことが主眼です。
まあ、しばらく手の掛からないクルマばっかり乗ってましたんで現場から離れてました。
ヴィッツの足回り見たとき、リアのリジットサス(トーションビーム)のセットアップについては、
ネッツのマネージャーからかなりの助言をいただきましたが・・・・
元々のコンセプトが、フランス車系の足回りのセットアップかなあなんて思います。
フロントの動きは適度にロールして前が入るように、リアはがっちりしてトラクションを前に押し返す。
乗っていたプジョーがまさにそれなので・・・・
4輪の接地感っていうのがハンパじゃなかったです。
あと、それなりにヨーロッパ車を試乗してみて自分なりのイメージは掴んでましたし、
元々走り方が、転がす感じな走り方をするタイプなのでブイブイ振り回すのは苦手です。
ってことで、自分に合っている足回りと言うものを模索してきましたが・・・・
今回の足回り、TRDを何とか自分なりに好みに合うように消化した感じです。
もちろん、ノウハウと試行錯誤で積み上げたものが入ってます。
好みは人それぞれです。 なので、お勧めするセットアップって特にありませんが、
経験上こうやればこうなるってのはそれなりにわかるかもしれません。
これから、それを少しまとめてみたいと思います。
まあ忘れないようにしたいって事だけですけど。
その中で総論的に言うと・・・・
車高を変えるか変えないかってことがポイントになります。
これはサスペンションの形式でも変わってきますが、アライメントって車高が変わると変わるってことは認識しておいてください。
フロントがストラットの場合、標準的な車高で最適値を出している場合トーは概ねトーアウト側に開きます。
トーが開くという事は直進性が変わってきます。
トーインに振ると直進安定性が良くなり、トーアウトに振ると回頭性が良くなります。
基本的に使用目的によりアライメントを調整してレースカー等はセッティングを行うんですが・・・・
街乗り用の場合、極端にトーアウトに振ると真っ直ぐ走らなくなります。
ハンドリングがナーバズになり、わだちで取られやすくなったりふらつきます。
特に90ヴィッツの場合(レイアウトがほぼ同じ130系も)トーはそれなりにいじくれますが・・・・
キャンバーの調整は効きません(ノーマルの場合)。
アライメントは、タイヤとサスペンションパーツの位置関係が変わると変わるものなので、
トーが開き気味になるとキャンバーをいじくって補正して最適値を出してやるべきものなのです。
レースカーになるとコースと乗り手に合わせてセッティングしてドライバーがストレスなしに走れるよう積極的にハンドリングを決めていきますが、公道を走る車両では非常に剣呑な車に他なりません。
ここで、断っておきますが試合用のパーツを使っても公道を走るという事に関しては安全と言うものを抜きには考えられません。
なので、それはそれで極端なセットアップは公道では無理です。
車高調、ダウンサス、ショートストロークサスいずれの方法で車高を下げても、アライメント調整は理論上の最適値で行うべきだと考えます。
なので、キャンバーの触れないヴィッツの場合落として極端にトーインに振ると今度はどアンダーになりますのでやはりキャンバーの調整ができるようにしておくのが一つの方法ではないかと思います。
4輪でのアライメントですから、もちろん後輪のセットアップも重要ですがFF車の場合特にトーションビーム車の場合後ろはほとんどいじくれないようになっています。
ということで、NZさんの愛車びつさんの秘密の一つを公開すると・・・・・
アライメントで最適値を簡単に出せるようフロントサスに可変キャンバーボルト(マジック・キャンバー)が。
ということです。
これでアライメントきちんと取ってますんで、ニュートラルな位置に無理なく合わせています。
コース走るなら、リアにも入れろって言う声もありますけどw。
これは太さを変えてキャンバーを付けるボルトではなく偏心カムを応用したボルトで・・・
角度を可変することができます。
これは試合で走るクルマのセットアップに使っていたものの応用です。
アライメントは最適値でというのが鉄則かもしれません。
タイヤも痛めません。ブレーキングでも極端に制動距離が延びたりしませんし、足回りも痛めません。
今回ピロとか使ってませんから、調整のネタはトーとこれがキモになります。
ということでありますw。
ただし、不相応に大きなタイヤを履いて車高を落とし・・・・はみ出すからキャンバーをっていう用途に使用する場合は、本来の使用目的から逸脱しているという事を理解していただきたく思います。
好みは人それぞれなので否定も肯定もしませんが私的にはやりたくないしやらないことです。
極端なネガティブキャンバーはタイヤの寿命を縮めるだけなんで、あとバーストのリスクも高いし。
そのあたりは自己責任でということで。
あと、あの膨大な改修作業で気が付いたことですが・・・・
エンジンマウントが過走行でへたってくると・・・ヴィッツさんアライメント狂ってきます。
うちのびつさんエンジンマウント交換してアライメント取り直してますんで・・・・
10万弱走ったクルマの場合、まだ乗るつもりならば車検とかの折を見て交換するのが良いかもしれません。
ということで、長文になりました。 おあとがよろしいようで(笑)。