
ここはどこの景色でしょう。。。
この4月、
ユーザー車検をやってみようかと。
生活圏に陸運局がある恵まれた環境ですし。
とは言えドノーマルでは無いし、今年10歳になる子ですので、
「簡単に節約できたYO!」
的ハウツーサイトのノリで丸写しの知識ではゆきません。
さらに、あっちのSUBARUで診てくれて、こっちのSUBARUでお断りな
グレーなポイントを抱えているのもわかってますので、その手のプロにご相談もします。
ついでにバケットシートのレール付ける際に1か所、ボディのネジ穴なめさせる痛恨のミスをそのままに乗っていたのですが、最近飛んだり跳ねたりしてたらボルトがすっぽ抜けたので補修もお願いし、せっかくなのでサイドブレーキシューを1月頃買っておいたENDLESSのに交換してもらいます。
前回は青森県のSUBARUディーラー様で大物社外パーツ持ち込みと同時に車検をお願いしましたが、今回は
補修とパーツ交換と24か月点検を長野に帰ってきて以来お世話になっている
S商会さまにお願いし、
自分で納税&受検という算段です。
しかし自分のうっかりで、S商会様に診てもらう日を1日間違えてまして、
昨日はクルマを置いて来ただけとなり、今日診てもらうことに。
検査予約にキャンセル料は発生しないようなので、何も問題出なければと今日の1発目に予約してましたが、当然予約日を来週に変更しました。
いつもお忙しいS商会様にうちの子を預けている間は代車アルトです。
「オートマだけど大丈夫???」
って質問にちょっと世間ズレした感じが微笑ましいとか思いましたが・・・
「!?クラッチがア!!硬アアアアアアアア!!!!」
と、速攻で心臓とブレーキマスターシリンダーを破裂さすところでした。AT コワイ。
で、本日、
車検日を延期してヒマヒマ。
代車アルトと桜でも眺めつつちょっとお出かけでもと、日帰り温泉を検索。
富山の悪友との中間地点で安房・乗鞍周辺を検索すると
中の湯温泉が気になり、
ナビで見ると
現在冬季通行止め区間である安房峠内の長野県側。
安房の峠と云えば忘れもしない、
2005年の全日本ラリー選手権ハイランドマスターズ(飛騨高山)がまだ10月にもかかわらず降雪によりSSキャンセルとなる中、
観戦に行っていた私と乗せてった後にMR-S使いとなる悪友は早めに帰路に着くも、
安全快適な安房有料トンネルでは無く誤ってさらに標高の高い安房峠に迷い込んだのでした。
「マジ雪積もってきたし!寒い!とりあえず写真!イエ~イ!」
とか言ってる間にガチで積もり、
刻々と暗くなり、
初めての峠にノーマルタイヤのFF(カローラセレス)で雪のダウンヒル!?
「えっとさ、フロントのトラクション稼ぐためにさ、鉄だからさ、ボンネット乗って」
で、無事に降ると 『冬季閉鎖のゲート閉められてるし!』 上は開いてたYO!
良い思い出です。
2015年もハイランドマスターズを観戦に行く際に登ったので、最近も通ったのですが、なんか施設あったなぁ程度の記憶しかございません。峠に入ると仕方ない。
ナビ上は冬季閉鎖通行止め区間の中だけど、サイト上はやってるっぽい・・・。
私の記憶が確かなら、ゲートに錠は無く見せかけだけ。
これは確信犯的穴場温泉の予感!!
TELすると、冬季閉鎖解除は4月15日だが ”ロープしか掛かってない” ので外して入ってまた閉めといてくださいとのこと。今年はもう道に雪が無いのでノーマルタイヤでも来てもらえると。
思った通り、そんな事情はTELでもしなきゃ一見様は判らないので客は少ないはず。
外来は12時~17時とのことで12時過ぎに着くよう岐阜との県境方面へ出発。
沢渡を抜けると冬は去ったが春は到着してない程度の季節で桜はまだ先。
むしろ露天に雪景色の予感。
平日なのでサクッと安房トンネルの手前、中の湯温泉案内所(ナビにTEL番号で指定するとここに来てしまうとのこと)のある通行止め区間が見えたのでGO!
GO・・・???
安房峠の入り口ってこんな長くて暗いトンネルだったかな???(ロープ無いな)
アルト君フルスロットルで43km/hが精いっぱいの勾配。
後ろからADバンが来たので先に行かすため速度を緩めた分、
悲痛な叫びも空しくその後は40km/hにも届かず。 軽箱だもんね。
ずいぶん長く感じたトンネルを抜けると工事中のトンネルや舗装、そして見慣れない冠雪の山と沢。
もうなんか間違えているのは分かってましたが、
業者のクルマが昼12時に合わせてどんどん降って来るのですが無視される。
『WRブルー羽根付き車高短』ってクルマなら「コラ!」って別の反応だったのでしょうが、
シルバーの古いアルト君は工事現場に馴染み過ぎです。。。

ここはどこなのか確かめるべく先に進むも、お昼食べに行ってしまったので現場に人が居ない。
そのままずんずんと水たまりと硬質ダートを進むと、
やたら絵になる山並みと手つかずの苔生した岩や木々。

トンネルくぐってからケータイのナビがGPS拾わないから確証はないけれど、
ココハ、アカン。。。
一般車両お断りの超有名処
トップシーズンの夏に向けて真新しいトンネルとか工事お疲れ様です!
てっきりココは沢渡のシャトルバス乗り場から直ぐそばにあるんだと思ってました。
近すぎて行かない有名スポットってありますよね?
軽井沢・白馬黒部と並ぶ県外人ホイホイ。
ダメじゃん、早く出よう。
勾配11度と表記された釜トンネルは下りだとあっという間に通過。
通行止めとデカく掲げられたトンネル入り口の脇、中の湯温泉案内所に伺うと、
管理している外湯『卜伝の湯』(日帰り客は別料金)がここにあるけれど、本館はもうわずか先の安房トンネル手前の信号から右折し安房峠のゲートを開けていくと。
⇧ このトンネルは く ぐ っ て は ダ メ で す ⇧
正しくは↓ 安房峠入口

禁止って書いてあるゲートをオープンするのは気分が良いです。
とりあえず風で門が勝手に閉まる前に通過しないと悲劇。
峠は流石にまだ冬季閉鎖期間なので路肩が荒れてます。

6つほどコーナー抜けたら本館が見え、なんとも味わい深いモニュメントがお出迎え。

綺麗な穂高の雪渓と、すぐそばの斜面にも雪が残る露天風呂。
ひまわりの種の殻があったので冬眠明けのリスでも寄せているようです。
駐車場でストックを両手にした登山っぽい人を見かけましたが、日帰り客は自分だけ?。
思った通り1時間以上浸かっていても人の気配も無く貸し切り状態を満喫。
安房峠の道路が見下ろせますがクルマ通らなかったです。
これがほんとの秘湯、正しく穴場でしょう。
「有名な人気の秘湯」って「漆黒の白馬」くらい頭悪いですよね。
秘めるのか秘めないのか・・・秘湯をなんとかの協会さん。
良いところだったので秘めずにそれなりに繁盛してもらいたいと思います。
冬季閉鎖ゲートの向こうの秘湯が堪能できるのは15日までらしいですよ!
存外長湯してしまい外湯洞窟風呂『卜伝の湯』はまたの機会になりました。
因みに、リヤキャリパーのボルトがなめてるとのことで、もう1日RA-Rは入院です。