EDCの今後は…？

(一応調べてから書いてますが、本文の情報に責任は持ちません。参考程度にお読み下さい。)

日本に導入されているルーテシアIV はZEN 0.9MTを除いてEDC、ゲトラグの6DCT250と呼ばれる乾式クラッチのDCTを採用しています。

その名の通り、250Nm程度のトルクを前提としているようですね。
ルーテシアR.S.トロフィーは最大トルク260Nmですが、最大トルクが出る制御は4速以上に限定することでトランスミッションの安全性を確保している様子。
ブーストアップして1速からガンガントルクかけたら…壊れるかも？

それはさておき。

ゲトラグの製品群として、7DCT300と6DCT150という二つの製品が6DCT250の後継として出ました。

6DCT150も、7DCT300も、湿式クラッチを採用しています。
おそらく、乾式クラッチに比べれば湿式クラッチの方が半クラッチ制御が楽なんじゃないかと思います。

そんな7DCT300が、メガーヌIVよりも一足早く、カジャーに搭載されて日本へやって来るようです。
日本に導入されたカジャーのエンジンは1.2 TCe 130でして、ルーテシアIVの1.2ターボより多少高出力版ではありますが、最大トルク205Nmですので6DCT250でもカバー出来そうです。カジャーが7DCT300を採用したということは、これからのルノーEDCは7DCT300が中心になることが想定されますね。

湿式クラッチということは、またトランスミッションオイルも違うんでしょうね…
純正オイルが良いんでしょうね、これも。