
JBLのエージングが進むにつれてイイ感じの音に仕上がりつつある500だけれど、それと同時に最近、どーも3rdとのギャップが気になり始めました。
今まで全然気にならなかった、いやいや、むしろイイとすら思えてたんですよ。純正BOSE。
人間の感覚ってホントいい加減なもんで、それまで不満がなかったハズなのに、気になりだすと濁ったというか、奥行きがない浅い音に聞こえてしまうから困ったもんです。
てなワケで、500の時の材料が余ってることだし、
軽くデッドニングとバッフルボードを入れて試してみんべか?
と、いつものようにシコシコと作業をはじめるコト正味1日。
詳細は整備手帳をご覧いただくとして、作業後の第一印象としては、
ちょっと変わったかな? といった具合。
ロードスターは言わずもがな、オープンカーな上にスポーツカーです。
クローズドボディーのクルマと比べると、
どうしても走行中のロードノイズや周囲の外的要因の音が容赦なく入ってくるので、
ノイズによって音が打ち消し合いやすい環境にあります。
そんなコトもあって、あまり追い込んでも仕方がないから
ソコソコ仕上げとしてるんですが、
それでも濁ったように聞こえていた音が改善されて、
以前にはなかった透明度を感じる音へと変わっていました。
具体的には「声」がよく聞こえるようになったと言いましょうか。
スピーカーの支持剛性が上がったこと、そして
スピーカー裏からの「負」の音をシャットアウトし、
正面からの音をキチンとコントロールしたことで、
混ざり気のない本来のBOSEの音が出るようになったのでしょう。
ボーカルやラジオ、果てはナビの音声ガイダンスなど、
声にまつわる音が聞き取り易くなったのは最大の改善ポイントと言えます。
個人的にはもう少し低音に力強さがあったら文句ナシ! と思うけれど、
ロードスターにそこまで求めるのは酷ってもんです。
少しは長時間音楽を聞いても疲れなくなった(と思われる)だけでもヨシとしましょう。
Posted at 2009/08/30 15:11:42 | |
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3rd Generation Limited | クルマ