2016年08月17日
今日は出勤日で、お昼の恐妻弁当?をおいしくいただき、一息ついてそろそろお弁当箱を洗おうかとしていたら、外で“ドーン!”という大きな音が、「えっ!何かぶつかった?!」とスタッフと表に飛び出してみると、我々の施設の30mくらい先に軽自動車が左前輪がパンクした状態で止まっています。この道路はセンターラインがある片側一車線の道路、左右には歩道もある道路です。近隣にあまり住宅はなく、近くには我々の施設とお寺さん、それと福祉施設(現在改修中で休館中)で、表に駆け出したのは私とスタッフの2名でした。まず駆け寄っていくと運転席から70歳?くらいのご婦人が降りてきました。「大丈夫ですか?」と声をかけると「大丈夫」との返事があり、「どうしました?」と聞くと、対向車が蛇行していたので避けようとしたら縁石にぶつかってパンクしてしまったとのこと。「本当に大丈夫ですか?どこか痛むところはありますか?」と聞くと大丈夫とのことで、乗車していたのはこのご婦人一人で私が見ても外傷は見られなかったので、とりあえず救急車の要請は大丈夫かと思いました。さて、クルマは一車線を遮る形で道路上にあります。とっさに「お母さん(ご婦人)まずハザートつけて!」と言うと「何ですか?」というので「チカチカつけて!」・・・この道路交通量があまり多くないのが幸いして何とか通りがかる車両はそれぞれ片側通行しながら通過してくれていました。
「ではお母さん、JAF呼ぶかディーラーに連絡しよう!」と言うとJAFは入っていないという。その場でも入れますよと言うが、とりあえずディーラーに連絡することとなりました。今日の関東地方は台風一過で気温も上がっていましたので、我々の施設に招き入れ電話をしてもらいました。ところが、世話になっているディーラーは今日はまだ休みで、オペレーターにつながったようです。お母さん車種を聞かれたようで「車種はオッテー!」(私の心の中・・・・いや、オッティーね)「スペアタイヤはあるよ!」と電話口で言ったので、そうかと思い一通りの電話が終わった後、「お母さん、クルマ危ないから何とか動かすからキー貸してくれる?」と言って“オッテー”に乗り込むとまさかのMT!止まってしまった場所から3mくらい先の路肩に場所がありそこへ何とか移動する。後ろからスペアタイヤと工具を降ろし、ジャッキアップしようとしたが、ジャッキアップポイントも少し歪んでいました。フロントバンパーを見てみると、事故の痕跡があり、縁石に接触と言うよりは左前輪からまともに縁石に突っ込んでいったいったという感じが見て取れました。何とかジャッキも入り左前輪を外してみましたが、鉄ホイールはアウトサイドもインサイドも歪んでいる状況でした。さらに、サスペンションにもえぐられたような新しいキズが数カ所あり、ディスクブレーキの先に着いているネジも歪んでいました。「お母さん、これスペアタイヤに交換できるけど、このキズ見るとそれで乗っていって大丈夫!って私は言えないから、やっぱりロードサービス呼ぼう!」って言いました。もう一人のスタッフがご婦人の任意保険会社に連絡して、保険適用のロードサービスを呼びました。
ほどなくロードサービスが車積載車で到着して、例の左前輪周りを見てもらいましたが、やはり走行は保証できないという見解で、私も走らせなくてよかったと思いました。ロードサービスを待つ間、警察への連絡を勧めましたが、蛇行していたクルマと接触はしていないし車種もナンバーも分からないからと言うので、それでも届けた方がいいですよと更に話したのですが、本人の意向に任せました。
ここまで、約2時間・・・“オッテー”は車積載車に乗り、ご婦人と共に自宅へと向かっていきました。ご婦人は「私一人じゃ何も分からなくてありがとうございました。」と話されていましたが、私たちも目の前で起きた事故をほっとく訳にはいきませんからと話しました。
と、午後事故処理に奔走しました。
とにかく、だれも怪我がなかったと言うのが幸いでした。皆様、本当に走行には十分お気をつけください!
※事故処理の関係上、画像はありません。
Posted at 2016/08/17 19:46:39 | |
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