2020年11月29日
今日まで3日間、アンサンブルコンテストの地区大会の運営でした。
今年度は、コロナの影響で夏の吹奏楽コンクールが中止となり、ようやく開催できたアンサンブルコンテストです。
前ブログの通り、開催できたと言っても無観客での開催です。
おおよその中高では、夏の吹奏楽コンクールは3年生を頂点として、吹奏楽部が総力を結集して挑むコンクールです。
そして、アンサンブルコンテストは3年生が卒部した後、2年生と1年生が頑張るコンテストです。
今日は最終日・・・中学校部門第2日でした。
今日のコンテスト、私の教え子が指導している学校が演奏順1番から3番でしたので、朝早くから会場に来て、受付をしていました。
「今日まで大変だったね、頑張って!」と声をかけたら・・・
聞いてください!と話し始めました。
「今日は演奏順が早かったので、学校に6時半に集合して、出発しようとしたら、何も連絡していないのに3年生が全員集まってきて、1,2年生のメンバーに頑張ってと声をかけて、バスに手を振って見送ってくれたんです!」
・・・・・・それを聞いて、ちょっとウルウルしちゃいました(・_・、)
私もこれまで幾度となく、コンクールやコンテストに参加してきたので、それぞれの学年の思いと言うのはよく分かっています。
コロナの影響で、今年のコンクールに参加できなかった3年生の思いは、どう表現してよいの分かりません。その3年生が、今年度やっと開催できたアンサンブルコンテストに参加する後輩のために、自分たちが参加できなかったにもかかわらず、声をかけ、手を振って見送りなんて・・・・・・。
とても、いい子どもたちです。
(まあ、そこに来た3年生の安全指導まで含めると、ちょっと難しいところもあったかもしれませんが・・・・)
コロナは試練も与えましたが、心を育てることもしてくれたと信じたいです。
そして、そのいい子達を育てた教え子・・・・。
さすが、私の教え子です(*^o^*)・・・なんちゃって(^^ゞ
コロナ禍でのちょっといい話でした。
Posted at 2020/11/29 20:18:11 | |
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