現在、私は3つのシニアンサンブルから依頼されて指揮・指導・編曲をしています。
その中で、昨年発足したばかりのシニアンサンブルがあるのですが、その団長さんが先月末逝去されました。
今年5月のシニアンサンブル全国大会では、一緒にステージに上がり演奏もしました。
団の発足から情熱をもって進めてこられた行動力のある方でした。その後、今年12月に行う発足記念コンサートの計画を立て、会場も予約し練習を進めていました。一度入院されたのですが、退院されて8月には練習に復帰されました。
9月に入り再入院となり、病室から私に直接電話がありました。
その時、病名と病状をお聞きし・・・・言葉がありませんでした。
でも、もう少し時間があるのもだと思っていたのですが・・・・。
今日は亡くなられてからの最初の練習日でした・・・。
練習会場に入ると・・・

担当されていたクラリネットの席にお花がおかれていました・・・・。
練習前には団員全員で黙祷をしてから練習に入りました。
今日は服装も暗めの服装で参加し、それを見つめながらの指揮でしたので、涙が出たり、悲しさがこみ上げてきたりで、いつものギャグ満載の指導は封印しました。
私はある意味「雇われマエストロ」の立場ではありますが、団長の思いを受け継ぎ、皆さんでいい音楽を演奏出来るように私の挑戦は続きます。
享年78歳・・・・ご冥福をお祈りいたします。
合掌
Posted at 2022/10/11 17:46:35 | |
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