F355Jのブログ一覧

　俳優の三浦春馬くんが自死したという。
　『そうか…』と、思った。

　春馬くんが出演していた、NHKの " 世界はほしいモノにあふれてる ～旅するバイヤー極上リスト～ "という番組を好んでみていたのだが、最近放映された「次はどこ? 三浦春馬の旅SP」の回を見て、『おや？』と思っていた。
　春馬くんに生気が足りない。
　そして、しばらくして自死の報。
　『そうか…』と。

　自死を選んだ者を非難してはならない。
　自死を選んだ者は、その過程において、死しか見えなくなる。
　そして、いつか死へ向かうことを止められなくなる。
　残された者も悲しいが、死んだ者も悲しいはずなのだ。
　自死を選んだ者を非難してはならない。

　残された者には、悲しくともやるべきことがあるはずだろう？

　もう二十年来の知人が、アルファ・ロメオ ジュリエッタ スポルティーバを手に入れた。
　二人だけのイタリアン・カー ミーティングをしようと約束してどれだけの年月が経ったか。
　『多忙を理由にミーティングを行わないでいたら、足早にその機会を失う日が来る。』
　そう懸念して、雨天の週間天気予報を無視し、日取りを決定。
　果たして、本日待ち合わせ場所に立つと…厚い雲が去りつつあり、陽がのぞいた。



　どれだけの量、思いついた話をしただろう。
　クルマの話、仕事の話、思い出話。
　我が、F355にも乗ってもらった。
　やはり楽しい。

　しかし、F92Aエンジンがグズる。
　5,500rpmあたりで、パワー・ロス。
　レヴ・リミッターにあたったかのようにバラつき、アクセル開度は変えぬのに4,500rpmまでドロップ。
　再び回転数は上がるが、5,500rpmで同じくバラつく。

　ミーティングの約束は、果たした。
　笑顔で別れたが、エンジンの件が心に引っかかる。
　まあ、とりあえず主治医に診てもらおう。

　白善燁（ペク・ソンヨプ）氏が、本年（2020年）7月10日に逝去されたとの報に接した。
　朝鮮戦争時代、韓国救国の英雄。
　私が、韓国人の中で最も尊敬する方。
　その昔、何度か御会いする機会を得、御声掛けいただいたことがある。
　この方と話をしていると、『日本人と韓国人は、誤解なくわかり合える時が来る』と、思えたものだ。
　ただ、夢は、未だ夢のままに…

　ここに哀悼の誠を捧げる。