[EJ20ターボ] RHカム角センサのO-リング交換・その１/4

エクシーガの走行距離が10万kmを越えた頃、右バンクからオイルの焦げたような臭いを認知。

主因はRHロッカーカバーガスケットからのオイル漏れでしたが、同時にRHカム角センサからのオイル滲みも確認しました。

そこでカム角センサのO-リングをDIYで交換することにしました。関連ブログはこちら → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/45841220/

EJ205型（2.0L EMPI DOHCターボ）エンジンのRHカム角センサのロケーション。

エクシーガのパーツリスト上では、カム角センサは高価なAssy部番（センサ＆O-リング）は出るものの、より安価であろう当該O-リング単品では部番が出てきませんでした。

そのため、自前で適合するO-リングを調達した次第。それが一つ前の画像です。

上記のカム角センサの搭載位置を実際のエンジンで見ると、左図の囲みの部分となります。

なお、事前準備したO-リングのサイズや材質などの詳細については、パーツレビューをご覧ください。→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/11715726/parts.aspx

当該部をさらに拡大（近接）した画像。この画像のさらに黄色で囲んだ部分に、RHカム角センサがあります。

この画像では、センサの樹脂フランジ側面と締結ボルトの頭部だけが、目視確認できる状態です。

さらに拡大。ようやくRHカム角センサ（の車両後方側のみ）が見えてきました。

センサの奥、RHシリンダヘッド天面に、滲んだオイルが溜まっている様子が分かります。このオイル滲みを完治させることが、今回のO-リング交換の目的です。

RHカム角センサは直接的な目視確認が困難な場所に位置しています。

そこで作業の着手前に、念のためミラーツール（→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/11708423/parts.aspx ）を活用してセンサ周辺の状況（オイル滲みの範囲や作業の妨げとなりそうな近接他部品の状態など）を確認しておきます。

ミラーツールの鏡像（鏡に映った反転像）。

オイル滲みはシリンダヘッド天面に広がっていますが、不幸中の幸いで、シリンダヘッドの補剛リブ（※）に囲まれた範囲内（全体的な凹み部分）に留まっており、ヘッドから外部へは垂れ落ちていない模様。→ なので、早めのお手当が必要という認識。

（※）メッシュ的な格子模様のことではなく、周辺に高さのある土手のような形状のビーム。

RHカム角センサとその周辺部品の状況が確認できたら、いよいよ作業開始です。

まずは工具や手が入りやすくする（作業スペースを確保する）ため、画像の手前側で固定されているホースのステーを取り外します。

「その2」に続く。→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/6817208/note.aspx