SUBARU SKフォレスター用シートベルトプロテクターの流用装着・前編（実車確認編）

SKフォレスター用のスバル純正オプション：「シートベルトプロテクター」を、VNレヴォーグに流用装着しました。

今回の整備手帳は「前編」として、流用に至るまでの事前確認工程などについて記します。

まずスバル公式WEBサイトの「アクセサリー」ページを見ていると、アウトバックに「シートベルトプロテクター」なるものが設定されていることに気が付きました（画像はアウトバック用）。

今まで「シートベルトプロテクター」の存在を認識していなかったので、どの車種に設定されているのか？ を確認してみました。

結果、2023年09月時点では、アウトバックとフォレスターにしか設定されていないことが分かりました（画像はフォレスター用）。

前述のアウトバック用は、見るからに専用形状となっており、これをレヴォーグに流用するのは難しいと考えました。
SKフォレスター用ならイケるかも？ と直感し、実際にディーラーさんに実車を確認しに行きました。

ディーラーさんのショールームに到着。ちょうどアウトバックはマイナーチェンジ直後だたためか、現車の展示がありました。

早速ドアを開け、助手席側のBピラートリムを現認します。画像はそのときの様子です。

アウトバックの助手席側Bピラートリムの様子。

シートベルトタングとの干渉を避けるための凹みは、上下方向に長く、また前後方向にも幅広な形状となっています。

念のため、運転席側のBピラートリムでも念押し確認。

アウトバックのBピラートリムの「逃げ」形状は、平坦部分の面積が大きいことが特徴です。

この形状向けに設定されているシートベルトプロテクターをVNレヴォーグに流用するには、当初の印象通り困難であると考えました。

運転席を、前方から後方の矢視で眺めたところ。やはりBピラートリムの凹み（逃げ）は、VNレヴォーグのそれとは形状が大きく異なります。

次は、ショールームに置いてあったフォレスターについて現車確認します。

助手席側の「逃げ形状」から確認します。

フォレスターの助手席側Bピラートリムの拡大図。

アウトバックとは似ても似つかない逃げ形状(凹み)でした。同時に、縦方向に長いVNレヴォーグのトリム形状と似ていることを確認しました。

Bピラートリムの「逃げ（凹み）」部分について、さっそく現車で採寸します。

「逃げ（凹み）」形状は3次元的な形状をしているため、採寸時は「どこを起点にするのか…によって、計測結果はバラつく」ことが考えられます。

そのような時は「複数回、計測する（データをｎ増しする）」ことで対応します。

こちらの画像は、SKフォレスターの運転席側ピラートリムになります。

運転席側と助手席側では、お互いに左右対称形状のハズですので、改めての寸法計測は不要でしょうけど、念には念を入れて採寸しておきます。

凹みの幅は、「上端寄り」よりも「下端寄り」の方が少しだけ短くなっています。

折り返し部分の稜線は、ほぼ真っ直ぐの形状です。このへんの特徴が、果たしてVNレヴォーグへの流用の際に、どこまで影響しそうか？を検討します。

こちらが、Bピラーの（シートベルトタングの逃げ部分の）寸法計測結果（※個人によるラフ計測ですので、データには誤差が含まれます）。

このような現車確認工程や計測結果を経て、流用可能だと判断 → SKフォレスター用の純正OP：「シートベルトプロテクター」を購入することにしました。

その足ですぐに、ショールームからサービスフロントへと直行し、部番：「J1217SJ100」を発注しました。2023年09月時点での納期は、約1週間とのこと。入荷を待ちます。

「後編」に続く。
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2023-10-12（Thu.）： 後編をアップロードしました。https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/3465748/7526166/note.aspx