日中暑くなってきましたが
皆様いかがお過ごしでしょうか(´ー`)
昨日はちょうど嫁さんが用事で家に居なかったので、
一人で宮島まで行ってきました(´∀`)
GT-R号で久々のロングドライブにしようかと思いましたが
今回は駐車場に停めとく時間が長い上に
駐車場も狭いところになるかもしれなかったので
PHV号に頑張ってもらいました(`・ω・´)
で、
10時過ぎに出発し、福山SAスマートICからひたすら西進・・・。
途中休憩して、さらに西進・・・。
いやぁ、同じ広島県ですが、
ほぼ東端の福山とほぼ西端の宮島は結構遠いです。
まぁPHV号は追従クルコンが付いているので楽ではありましたが( ´-`)
宮島口に着くと案の定駐車場が満車でしたが
ちょうどいいタイミングでフェリー乗り場近くが空いたので
滑り込みました(・∀・)
そして、フェリーの切符を買っていざ出航!
10分程度の船旅ですが、風が気持ちよかったです(´∀`)
厳島神社~。
フェリーを降りると鹿や神社に目もくれず
旅館「岩惣」を目指します。
そして暫く歩くと・・・
到着(・∀・)
ここが第4期 叡王戦 第4局の会場です。
↑ちなみにこちら側が正面。
100年以上の歴史があるすごい旅館。
さすがタイトル戦の会場・・・。
そうです。
タイトルで気付かれた方も居ると思いますが
昨日宮島の旅館岩惣で行われたのは将棋のタイトル戦である
「叡王戦」の第4局。そして現地大盤解説会です。
今まで行った事がなかったので
今回はその大盤解説会に行ってきました(`・ω・´)
で、
受付は13:30開始で、着いたのは13:00頃。
大盤解説開始は14:00。
まだ時間は有るので観光しても良かったのですが
順番待ちの列が出来ている可能性が高いので
受付を目指して旅館の中へ。
すると、すぐに受付があって、あっさり受け付け完了。
この時間ならいい席が空いてるだろうと大広間に入ると・・・。
ほ ぼ 満 席 。
辛うじて窓際の座布団席が空いていました。
後方の椅子席は多少余裕がありましたが前方の座布団席にしました。が・・・
どうしてこうなった?
時間より早く来たのに・・・。
(後で知りましたが、早々に行列が出来たため開場が早まったようです)
それでも、
立ち見が出る満員御礼の状態で
席が確保できたので良しとしましょう。
その後、お待ちかねの大盤解説会が始まりました(´∀`)
今回の解説は広島出身のお二人で、
山崎八段(右)、糸谷八段(左)。
ちなみに大盤解説会とは、
対局室とは別の大広間で棋士がお客さんに対して
対局の進み具合を解説していくイベントです。
「この一手は、今後こういった攻めをするための手です」みたいな。
日曜のNHKの将棋番組のあれです。
なので、今回タイトルを争うのはこの二人ではありません(;´∀`)
また、
将棋の解説だけでは間が持たないので
フリートークやプレゼント企画、ゲスト解説などがあります。
今回のゲストは
将棋連盟会長佐藤九段(左)、立会人福崎九段(右)。
福崎九段の自由すぎるトークはネット放送で何度も見ましたが
生で見るとなかなか凄かったです(;´Д`)
福崎九段「ボタン押すとねー、香が横に向かって発射するんですよねー(*゚∀゚)」
佐藤会長「・・・いや先生、香車は横には(;゚д゚)」
プレゼント企画としては色紙のプレゼントがありました。
残念ながらゲットできませんでしたが。
そんなこんなで対局と解説も進み、
18:00から18:30の夕食休憩と成りました。
対局者が休憩となるので大盤解説も休憩です。
その隙に神社付近を散策。
↑ちょうど干潮で夕日も見れました(´ー`)
↑もちろん鹿もそこらじゅうに。
で、休憩中に晩御飯を調達しようかと思いましたが
冷静に考えると近くにコンビニなどあるはずも無く・・・。
しかも大誤算なことに土産物屋も18時ごろにはほぼ閉まってましたヽ( ;´Д`)ノ
なので、開いていたお店でもみじ饅頭を買いました。
危うく頓死するところでした。
ちなみに、
この時点で開始4時間たっていますが
対局と解説会まだ終わりません。
以前ブログに書いた
JT杯は
早指棋戦で持ち時間がそれぞれ15分なので1時間程度で終わります。
しかし、今回の対局はそれぞれ3時間です。
対局時間は早くても5時間、もつれれば7時間でしょうか。
それに加えて対局後の挨拶や取材などあります。
なので、帰るのは21時か22時か・・・
最終フェリーが22:14なのでギリギリです(;´Д`)
これほど長いイベントなので姿勢が崩しにくい椅子席ではなく
多少崩せる座布団席にしたのです(;´∀`)
そして18:30から再開です。
3連敗で後が無い高見叡王が反撃し始め
大盤解説会も熱が入ってきます。
この局面は先手が5三桂から5一飛として先手が盛り返してきた局面。
解説陣は先手が良くなりつつあると評価。
また、終盤に入ってくると
駒の取り合いがいっそう激しくなるので
会場のどよめきも大きくなっていきます。
一手一手、戦況が刻々と変わっていきます・・・。
先手がいい、いや後手がいい、いや、やっぱり難しい。
解説の二人も最終盤で熱が入ります。
ですが
遂にそのときが来てしまいます。
「あー、詰んでますね(´・ω・`)」
「こうなっても、あ、馬が居るから、詰んでますね(´・ω・`)」
解説の二人のちょっと低いトーンで高見叡王の玉が詰んだ事が解説されます。
そして、数手後、モニターの向こうの高見叡王が投了。
この瞬間、高見叡王が失冠し、新たに永瀬叡王が誕生しました。
大盤解説会場でも拍手が起こり、
そして今後の流れが運営からアナウンスされ、
そして、しばらくして対局者が登壇されました。
高見叡王(右)と永瀬七段(左)です。
終局して間もないので両者とも言葉少なめでした。
特にストレート4連敗で失冠してしまった叡王は話せる状態では無かったです(´・ω・`)
それでも何とか明るく振舞おうとされてました。
決着局となる可能性もあり覚悟はしてましたが
なかなか重い空気でした。
タイトルの重みは生半可なものではないですね(;´Д`)
しかし、これぞ現地観戦の醍醐味なのでしょう。
しかもタイトル戦の決着局ですからね。
なかなか貴重な体験です。
そして対局者と解説者が退場されて大盤解説会は終了と成りました。
時刻は21時の少し前だったでしょうか。
帰りは正面玄関側から出る事にしましたが
廊下には色々飾ってありました。
↑すごい人が書いたっぽい屏風
↑廊下にはこれまでの宿泊客の写真。
内容は歴代天皇陛下や皇太子様、皇族、大勢の偉人の方々・・・。
いやぁ、すごい旅館ですね(((( ;゚Д゚)))
外に出ると当然真っ暗。
↑旅館正面のもみじや木々がライトアップされていて綺麗でした。
写真では伝わらないですが、すごく綺麗です。
岩惣。タイトル戦の会場になるだけあってすごい旅館ですね。
最後にパネルを撮影。
これにて第4期叡王戦は幕を閉じました。
帰りはちょっとだけ時間に余裕があったので
鳥居のほうを回って帰りました。
いやー、濃い一日でした。
が、
家に帰るまでが観戦です。
そこから夜の高速道路をひたすら走ります。
翌日仕事なので一泊するわけにも行かず・・・。
こういう時は高速だけでも自動運転が欲しい・・・。
Posted at 2019/05/12 21:23:30 | |
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