hornet：浮遊する青のブログ一覧

札幌から旭川に向かう途中，美瑛に立ち寄った。
北海道での最近のお気に入りスポットだ。
ときおり激しい雨がルーフを叩く音に憂鬱になるが，美瑛に着く頃には陽が差してきた。
やはり日頃の行いが如実に表れるのだ。
美瑛に入る前に昼飯を済ませておきたい。
函館で喰い損なった塩ラーメンが頭から離れない。塩ラーメンが大好きなのだ。
ショボイ醤油の東京ラーメンも，トンコツの博多ラーメンも好きだが，群を抜いて塩が好きだ。
塩ラーメンを喰わしてください。

しかし富良野周辺は既にサッポロラーメンのテリトリーを外れ，旭川ラーメンのテリトリーのようだ。
塩ラーメンは函館だが，なぜかサッポロラーメンと認識されている場合が多い。
私が思うに，サッポロラーメンは味噌だ。

国道237号沿いにフラノーブルというドライブインがある。
以前，ジンギスカンラーメンを食した店だ。
今日もここでジンギスカンラーメンにしようか，と思っていたらナント塩バタコーンがありましたよ！
普通のレンゲの他に，コーン用の穴の開いたレンゲが添えられていたが，それは邪道だろ。
スープは全部飲むのだ。スープがラーメンの命だろ。
医者は健康のためにスープを残せと言うけど，麺は残してもスープは残すか！
（麺も残さないけど）

ここの塩ラーメンは透き通ったスープでは無かった。
思うに，透き通るスープが函館の塩で，透き通っていないのがサッポロの塩なのかな？

フラノーブルではデザートに夕張メロンも喰った。
写真のカットメロンは200円だ。（値上がったｿﾞ！）



美瑛に行く目的はこれだ。

実は函館の五稜郭タワーの中でも，夕張メロンソフトを喰ったのだが，どうも感動が無かった。
期待し過ぎて，現実を見失ったのか？

しかし，美瑛の夕張メロンソフトはやはり違っていた。味が濃い。
これは，本場中の本場である夕張に行くべきだろうか。
ちょっと冷えすぎて，ややシャーベット状になっていたが，それもまた旨い。

大倉山シャンツェへ行ってきた。
朝から雨が降っていたが，着いたら上がっていた。これも日頃の行いの良さを如実に体現している。

しかし凄い角度だ。
ジャンプ台はともかく，着地点の斜度たるや，35度以上ありそうだ。
スキーの経験がある人ならすぐ分かるが，35度ってのはかなりの斜度だ。
そして斜面が終わると平坦な場所があるのだが，これがまた短い。
空を落ちてきて，急な斜面を降りてきたスキーヤーに，これで制動しろというのは酷だ。ジャンプ用のスキーは長く重く，扱うのは大変そうだし。
スキージャンプは，北欧で罪人への罰から始まったことは有名だが，さもありなん。
私は高所恐怖症は全く無く，むしろなんとかと煙の部類なのだが，この斜面を滑り降りろと言われても絶対無理。
高い所に留まるのは得意だが，落ちるなんてきっと精神が崩壊するだろう。

しかし観客席を含めて，全体に意外と狭いと感じた。
TVで観たときは鈴なりの観客が何万人もいるように感じたが。
ジャンプ台の上からは札幌の街並みが一望できるため，会場そのものは小さく感じるのだろうか。